こんなことがありました!

カテゴリ:ミーティング

あいさつ

 毎朝の子どもたちの元気なあいさつはたいへん心地よく、私自身、今日も

一日がんばるぞ、という気持ちにさせられます。新聞に「あいさつ」に関し

て、次のような記事が載っていました。

 〇月〇日、小雨のディズニーランド。雨でスカートが足にまとわり

ついて回転遊具に乗れない女性がいた。夢が叶って神戸からやっと

訪れ、やっと乗れるチャンスなのに…ランドのキャスト(男性社員)

がゲスト(女性)に「お乗りなさい。私のひざを踏み台にして」と一

言。キャストのズボンは汚れた。女性は感動し一通の礼状が届いた。

ディズニーランドの理念は、コミュニケーションと感動を与えるこ

と。ゲスト(来場者)に8,000人の社員が声をかける。「こんにちは」

社員は、さわやかな笑顔とアイ・コンタクト(目線)をお客さんに送

り、心を込めて歓迎する。「いらっしゃいませ」とは言わない。歓迎

のあいさつとして定着した言葉だが、これではお客さんからの返事が

ないからである。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」だとお客

さんから「おはよう!」と明るい返事が必ず返る。ゲストとキャス

トの“対話”が大きな感動を与え、リピート客(入場2度以上)の誘因

になるそうだ。

 たかがあいさつぐらいと思いがちですが、サービスを主とする企業にとっ

ては明暗を分けるくらい大切なことなのです。あいさつとは、漢字で“挨

拶”と書きます。“挨”には“ひらく”という意味があり、“拶”には“せまる”とい

う意味があります。“ひらく”とは“心をひらく”ことであり、“せまる”とは“相手

に近づく”ことであると言われています。さわやかな笑顔とアイ・コンタクトを

送り、心を込めたあいさつを心がけることができるのであれば、それは何事

にもかえがたい素晴らしいことであると思います。

むし歯予防デーに一言!

 6月4日はムシと読むゴロ合わせのためむし歯予防デーとなっています。

 はじめに、関柴小のむし歯の実態ですが、全体の23%にむし歯がありま

した。

 また、むし歯ゼロという優良歯の子どもは、73人いました。

 その秘訣を聞いてみると、

「歯磨きするとき、奥歯は歯の形に合わせて磨く」

「歯と歯ぐきの間も磨く」

「仕上げ磨きをしてもらう」

「夜、おやつを食べない」 だそうです。

 また、むし歯はあったのにすぐに治療して、むし歯がなくなった子どもは 

12人いました。

 むし歯の原因といえば、やはり甘いものを食べるなどの原因があげられる

と思います。それでは、甘いものを控えればよいのか、と思えば、それもどう

でしょうか。それに、食べ盛りの子どもたちですので甘いものに手が出るの

は当たり前のことです。むし歯を治す、というよりもむし歯にならないために

は、どうすればよいか考えなければなりません。

 一番気をつけたいのは「食べたら歯を磨く」という習慣をつけることです。

外から帰ってきたら、手を洗うというように日常の生活からパターンにはめる

ことであると思います。

 東北楽天ゴールデンイーグルスの試合も、先発投手、中継ぎ投手、守護

神、則本投手のリレーが勝ちパターンとなっています。今夜あたりから、「食

べたら歯を磨く、夜寝る前に歯を磨く」をパターンにして、防御率0ならぬ 

むし歯0を目指してみては!

うさぎとかめの2回戦

 昔話に「うさぎとかめ」というのがあるが、うさぎは競争の途中で寝てしま

い、足の遅い亀に負けてしまうのである。これは、かめのように一生懸命が

んばれば成功し、うさぎのように怠けると負けてしまうから遅くとも絶えず努

力することが大切であると教えている。

 そこで、そのうさぎはかめに負けたことが悔しくて、今度はうさぎが、かめに

同じ競争を挑むことからこの話が始まる。かめは、うさぎに勝っているので勝

負を断るわけにはいかない。同じ競争をするがうさぎは寝ないのである。うさ

ぎは決して同じ失敗はしない。すると、当然足の速いうさぎが勝つ。何度同

じことをしてもかめは、うさぎに勝つことはできない。どんなにかめが努力し

ても、うさぎに勝つことができないのである。

 そこで、かめはいろいろ考え、競争するコースを考えてもらうことをうさぎに

頼むのである。うさぎは、何度も勝っているので、かめの申し出を断ることが

できない。かめは、大きな川の向こうの岸までのコースを選ぶのである。か

めは、川底をスイスイと泳いで向こう岸に着く。うさぎがどんなに泳ぎの練習

をしても工夫しても、かめに勝つことはできないのである。

 つまり、自分の最も得意とするもの、能力を発揮できるところで勝負するこ

とが大切であり、それを見つけることが重要であるというのである。

~一部略~  福島民報 印南知弘氏の話より

 この記事を読んだとき、頭の後ろをガーンと金槌で殴られるくらいの衝撃

がありました。まさに、そのとおりで感動的な話であると思います。

 子どもたち、それぞれ運動、勉強で得手不得手があります。大きな声であ

さつができる、これも立派な長所です。苦手なことはがんばる、でも得意

なことは誰にも負けないという何かひとつ輝いている人になってほしいと思

います。

しかるVSほめる

 「しかる」ことも「ほめる」ことも実は、心も体も伸び盛りの子どもにとって

は、とても大切なことだと思います。

 子どもがいけないことをすればしかります。よいことをすれば、当然ほめま

す。これは、保護者にしても、先生にしても同じことです。

 しかし、日常のことなので、「しかり方」「ほめ方」をじっくり 考えることは難し

いのではないでしょうか。

「しかる」といっても、たいへん難しいテクニックだと思います。

 まず、タイミングです。それを逃すと効果どころか、逆効果になってしまうこ

とがあります。

 私は、その場でビシッとしかり、子どもが「自分が悪いことをしたから、しか

られた」と分かった時を逃さずにしかることがよいと思っています。

1 いつまでもクドクドと尾を引かないこと

2 ヒステリックにならないこと

3 前にしかったことまで、持ち出さないこと

4 反論したときは、打ち消さないで子どもの言い分を聴くこと

 子どもの気持ちになって考えて、子どもの目の高さまで下りることができる

ようなしかり方なら、それは素晴らしい、しかり方であると思います。よく「ほ

めて育てる」ということを聞きますが、ほめることを忘れてはいないでしょう

か。子どもは、ほめられれば一生懸命やります。親子で何を今さらと思わ

ず、ほめてみてください。ちょっとのことでも構いません。 こうして考えてみる

と「ほめること」「しかること」どちらも難しく、しかもタイミングが大切ではない

かと思います。

目で聴く

  「聞く:自然と耳に入ること」「聴く:聞こうとして聞く。注意して聞くこと」と

し、子どもたちが真剣に話を聴く態度を育てたいと考えています。

 入学式、始業式に「話は目で聴く」ことを伝えました。 

 子どもたちに期待することは、たくさんあります。その中で、小学生が聴い

て徹底できることは何だろうと考え、今年度は「話は目で聴く」としました。

 「目で聴く」は、小学校時代だけでなく、幼児期、中学校、高校、大人にな

ってからも、とても大切なことです。理由は目で聴くと相手の表情、何を伝え

ようとしているのかがより分かること、また真剣に聞く態度は、相手の信頼を

得ることにもつながります。

 私は、この「目で聴く」ことで、自分自身の向上はもちろん、互いに相手を

認め,勇気づけ、温かい人間関係を築くことができると考えています。 

 関柴小学校がスタートして2週間が過ぎました。子どもたちは「目で聴く」の

約束を守っています。そんな子どもたちに期待しかありません。

 そこで、保護者の皆様にお願いがあります。学校で「目で聴く」をがんばっ

てきた子どもは、家庭でお話しします。その時、保護者のみなさんに、子ど

もたちの話を聴いていただきたいと思います。お忙しいかと思いますが、子

どもたちが、いっぱい勉強してきた証です。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

チーム関柴 プレイボール

 16名の新入生をお迎えし、全児童95名で、令和6年度関柴小学校プレ

イボールです。

 全教職員が子どもたち一人一人のキャッチャーとなって、ボールを受け止

めていきたいと思います。中には、カーブ、シュート、またロサンジェルス・ド

ジャースの大谷翔平選手のように、ものすごいストレート、キレのあるスイー

パーを投げてくる子どもやビッグフライ(ホームラン)をかっ飛ばす子どもも

いると思いますが、しっかりと腰を据え、決して後ろに逃すことがないようが

っちりつかみ、ボールを磨いて子どもに渡し、時にはマウンドに行って励ま

していきたいです。

 これから、いろいろなことがあると思いますが、教職員一同、力を合わせ

て“しまっていこう”と子どもたちに声をかけ、さらに伸びるようサポートして参

りますので、保護者の皆様、地域の皆様のご理解、ご協力、よろしくお願い

いたします。