こんなことがありました! 

出来事

なぜ校庭には水溜まりができて、砂場にはできないの?

 4年生理科は、前回の続きです。今回は、水溜まりができるところと、できないところの砂(土)に着目しました。『なぜ校庭には水溜まりができるのに、砂場にはできないの?』という問いから、砂の粒が違うからではないかという考えが出てきました。そこで、実際に触ったり観察したりしました。すると、校庭の砂は細かいのに対し、砂場の砂は、1粒が少し大きいことに気が付きました。

 このことから、『粒の大きさによって水のしみ込み方には違いがあるのか』という新たな問いが生まれ、実験を通して調べることにしました。すると、砂場の砂は、あっという間に水がしみ込んでしまいました。一方の校庭の砂は、時間が経ってもあまりしみ込まず、水溜まりのように水が残ってしまいました。

 実験から、砂(土)の粒の大きさの違いによって水のしみ込み方が違うということを理解した子どもたち。「畑の土はどうなんだろう」や「砂利や石ならさらに早いのかな」など、新たな物に目を向ける姿が見られました。

雨水の流れ

 4年生の理科の学習では、『雨水のゆくえ』について学習しています。今日は、『地面に降った雨水はどこに流れていくのか』を実験を通して学習しました。子どもたちの予想は、「低いところにたまる」や『高いところから低いところへ流れてく』でした。雨の日の水たまりを想起したときに、「足の跡やブランコの足下などへこんでいるところにたまるから」という理由でした。

 実際に校庭に出て地面の高低差を調べてみると、よく水の溜まるところが低くなっていることが分かりました。今日は晴天だったため、自然の雨で確認することはできませんでしたが、人工雨(ジョーロの水)で高いところから低いところに流れていくのかを確認しました。

6年生 昔語り体験

 20日(月)の3校時目に、6年生は山内アイ子先生にお越しいただき、昔語り体験を行いました。今回は、アイ子先生による「猫魔ヶ岳」等、3つのお話を聞かせていただきました。子ども達は、アイ子先生のお話を間近で聞きながら、間の取り方や強弱の付け方といったコツについて、肌で感じ取ったようです。今後、自分で覚えたい昔語りを選び、各自練習に入る予定です。

ころばしを使って除草活動

 5月18日の田植えから約一ヶ月たった16日(木)に、3~6年生は昔の道具である「ころばし」を使って除草活動を行いました。最初に、農業科支援員の花見様から、除草の意味やころばしの使い方を教えていただきました。ころばしは、手で押そうとするのではなく、腰を入れて押すと進むこと。ころばしの先のフネを少し浮かせるのがコツだそうです。また、最近では、機械化が進みこの「ころばし」という道具が残っていること自体、貴重であることも教えていただきました。その後、実際に田んぼの中に入って除草を行いました。転ぶ子こそいませんでしたが、なかなか押すのが難しく、農業科支援員の方や、上級生が初体験の3年生をはじめ、苦労している子に教えてあげる姿も、見られました。大変暑い中、ご指導・ご協力をいただいた、農業科支援員の皆様をはじめ、PTA栽培委員の方々及び本部役員の皆様、本当にありがとうございました。

3・4年生体育(小中連携授業)

 17日(金)に小中連携授業研究会を行いました。塩川中学校区の先生方が小・中学校隔年で授業を公開し、小中連携を深めるために行うものです。今年度は、体育の授業を堂島小で公開することとなりました。

 そこで、3・4年生のタグラグビーの授業を行いました。タグラグビーとは、タックルの代わりに腰につけたタグを取り合い、安全性を高めたラグビーのことです。今回の授業では、ゲームの中でボールを持ったら前に進むことを意識して活動しました。

 授業では、ボールを持ったら前に走り、フェイントをかけたり、間をすり抜けたりしながらゴールラインに向かう子どもたちの姿がたくさん見られました。ゴールラインを越えたときの「トライ!」や、タグを取ったときの「タグ!」の声が体育館中に響き、元気に楽しくタグラグビーに取り組んでいました。

 参観いただいた先生方からは、「子どもたちが生き生きとしていて素晴らしい」や「全力でトライを目指す姿が非常に良かった」などの感想をいただきました。堂島小学校では、これからも子どもたちが楽しく、そして夢中になるような体育の授業を目指していきたいと思います。

教育講演会

 6月11日(土)の午後には、元小中学校長で弁当の日を提唱されている、竹下和男先生を香川県からお招きしての教育講演会を開催しました。これは、今年度から塩川中学校区で取り組んでいる「塩川中学校区生活マネジメント力育成事業」の一環として行われたものです。「弁当の日で身につく力」を演題に、3~6年生児童と本校保護者、市内の学校関係者等、約90人が講演会に参加しました。

 写真や動画を映しながらの竹下先生のお話はとても分かりやすく、鼻の奥がツーンとなる場面もありました。子ども達にとっては、5才の女の子だったはなちゃんが朝5時に起きてみそ汁を作ることに驚き、大人には人間脳の発達する子育て期間の重要性と必要なことを再認識する、大変有意義な時間になりました。

 堂島小では、2学期11月21日にマイランチデーを予定しています。今回の講演を聞いて、それに向けてのご家庭での取り組みが始まってくれることを期待しています。

 お忙しい中、遠路おいでくださいました竹下先生、貴重なお話をありがとうございました。また、塩川中学校区生活マネジメント力育成事業実行委員会小林委員長様をはじめ、土曜日の午後にもかかわらず講演会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

第2回授業参観・土曜教室開校式 その2

 3・4校時目には、土曜教室開校式と土曜教室「みんなで学ぼう!消火体験活動!」が行われました。

 今年も地域防災の要である地元消防団(喜多方市消防団第三支圏第三分団)の全面的なバックアップと喜多方広域市町村圏組合消防本部の方にもご協力いただき、実際の火を水消火器を使って消す消火体験を行いました。3~5年生が全員、1・2年生は代表者が行いましたが、消火器を持って火に近づき、火の勢いや熱さを感じながらの消火体験は臨場感もあって、とてもいい機会となりました。

 また、6年生は地元消防団が行う放水訓練で、消防団の方と一緒に筒先を持ち、放水されるときの水の圧力を実際に体感することができました。今年も、キビキビとした消防団員の方の動きにあこがれを抱いた子ども達も多くいたようです。

 ご来賓としておいでいただいた喜多方市教育委員会の穴澤課長様も、堂島小でのこのような取り組みに感心されていました。お忙しい中おいでくださいました、穴澤課長様、学校運営協議会の山ノ内会長さん、眞壁副会長さん、本当にありがとうございました。

 

プール開き

 6月14日(火)に体育館でプール開きを行いました。校長先生からは、「命や安全を守るために泳げるようになって欲しいこと」「立てためあてが達成されたときには、さらにレベルアップを図って欲しいこと」が話されました。各学年の代表児童からは、距離や速さ、種目などについて、今年のめあての発表がありました。実際にプールに入って、水泳学習が始まるのは、水温・気温がもっと高くなってからですが、今から子ども達は水泳学習を楽しみにしているようです。

 プール開き終了後に、養護教諭から熱中症についての話がありました。登下校中や体育の時間はマスクを外してもよいこと(話をしない場合)、暑さ対策を優先することについて説明しました。今後、登下校中マスクを外した子ども達が見られるようになりますが、熱中症対策を優先しての対応ですので、ご理解くださいますようお願いします。

第2回授業参観・土曜教室開校式 その1

 6月11日(土)に、第2回目の授業参観と土曜教室開校式が行われました。2時間目に行われた授業参観では、低学年が算数科、中学年は国語科、高学年は家庭科と、学年ごとに内容は異なるものの3教科の授業を参観していただきました。低中学年は、みんなの前で発表したり、文を作って保護者の方に伝えたりする授業、高学年は保護者の方と一緒に活動したり、アドバイスをもらったりの授業で、子ども達の表情も「見てもらえてうれしい」と感じているように見えました。

土曜教室に向けて

 子ども達が帰った放課後の校庭に、消防団のポンプ車が入ってきました。お仕事帰りの地元消防団の皆さんが10名以上、今週末の土曜教室での消火活動に向けて練習のためにいらっしゃいました。念入りに打合せを行い、実際に放水まで行っていました。子ども達の見えないところではありますが、こういった日々の練習を繰り返すことで、いざというときに素早く間違えずに行動できるのでしょうね。児童の皆さん、お父さん達も見えないところで努力を続けているのですよ。

 第三分団の皆さん、ありがとうございます。そして、土曜日お世話になります。