お知らせ

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令和5年度第1回Q-U研修会

 会津大学文化研究センター教授 苅間澤 勇人 様を講師に招いて、令和5年度第1回Q-U研修会を開催しました。市内小・中学校から24名の教員が参加し、Q-Uの結果を活用したよりよい集団づくりについて、知識や理解を深めました。講師の苅間澤教授には、Q-Uの結果から学級の傾向を捉えるために必要な見方や考え方、及びより望ましい学級集団に近づけるための手立て等を具体的に指導していただきました。参加した教員からは、「昨年度のQ-Uテストの結果とじっくりと向き合ってみたい。」「自分の学級経営を見つめ直すよい機会になった。」「Q-Uの結果を学級はもちろん、自分の成長にもつなげていきたい。」等の感想が寄せられました。第2回目のQ-U研修会は、5月16日(火)に開催する予定です。

喜多方市立小・中学校における働き方改革取組方針

1 目 的

  本市の課題の一つである学力の向上のためには、児童・生徒たちが安心して学べる環境づくりや児童・生徒とじっくりと向き合う時間の確保が必要である。このため、「喜多方市立小・中学校における働き方改革取組方針」を策定し、教職員の意識改革と業務改善を推進し、教育活動の一層の充実を図るものである。 

2 学校における具体的な取組(一部省略)

(1) 勤務時間管理の徹底

      本市の勤務時間に関する取組を十分に理解し、勤務時間管理の徹底と勤務時間・健康管理を十分意識する。 

(2) 適正な勤務時間の設定 

  児童・生徒の登下校時刻、部活動、職員会議等については、教職員の勤務時間を考慮した時間設定を行うことが重要である。また、中学校においては、時間外勤務時間が月当たり80時間を超える割合が高いことから、部活動等に係る負担軽減のための取組を徹底したい。 

(3) 労働衛生管理の徹底

  労働安全衛生管理体制の未整備は法令違反であり、衛生管理体制の整備を行う責務があることを自覚し、衛生推進者の選任、学校における面接指導体制の整備、ストレスチェックの実施によりメンタル不調の未然防止に努める。 

(4)  その他の取組

 ① 学校行事等の準備・運営の見直し

      これまで学校の伝統として続いている運動会、学習発表会等の学校行事の実施については、過密なスケジュール  や 過度な練習が児童・生徒や教職員の負担となっていたことから、改めてその学校行事のねらいを検討し、その趣旨に沿った内容を必要な時数を教育計画に位置付けるなどの学校行事等の運営の見直し行う。

② 作品・作文等の出展等の精選

   作品・作文等の出展等については、教職員、児童・生徒の過度な負担とならないよう教科のねらいに即した内容のものかどうかなどの学校としての参加基準を設ける。

 ③ ICT機器の活用による効率的な業務推進

  教師用タブレットにインストールされたデジタル教科書を使用したり、教室に配置された電子黒板に動画、音声、挿絵、ワークシート等を提示したりするなど、教材のデジタル化を推進することにより、従来行ってきた授業の教材作成等に係る準備時間の短縮を図る。また、児童・生徒がタブレットを使用して、算数・数学等のドリル学習を実施できることから、問題作成や採点の業務削減につなげ、教師の負担の軽減を推進する。

④ 地域との連携による業務の軽減

 学校が保護者や地域住民等との連携を深め、児童・生徒のよりよい成長と地域の発展につながる体制を構築することにより、教職員の負担軽減につなげるとともに、地域への貢献を果たす。

令和4年度 小学校農業科作文コンクール表彰式

 

 2月16日(木)喜多方市役所にて、令和4年度小学校農業科作文コンクールの表彰式を行いました。表彰式は新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となりました。

 今年度のコンクールには、1,381名から応募があり大賞5名、優秀賞10名、農業科賞30名が選ばれました。

 表彰式では大賞と優秀賞の子どもたちが大場教育長から賞状と盾を授与され、大賞を受賞した子どもたちが作文の朗読を行いました。朗読が始まると農業を体験して考えたことや感じたことをハキハキと元気よく読み上げ、それぞれの良さが伝わってくる素敵な発表でした。

 来年度の表彰式でも、子どもたちの元気な発表が聞けることを楽しみにしています。

 

 

 

 

令和4年度第2回学力向上研修会

 令和4年度第2回学力向上研修会を開催しました。市内小・中学校において、学力向上や研修を担当する24名の教員が参加しました。

 グループ協議Ⅰでは、学校規模に応じたグループを編成し、今年度の総合学力調査から見えてきた各学校の成果や課題を共有し、意見を交換しました。

 講師である株式会社ベネッセコーポレーションの 伊藤 藤純 様には、結果の分析から見えてきた本市の傾向について、詳しく説明をしていただきました。参加者は、自校の調査結果と照らし合わせながら伊藤様の説明を聞くことにより、結果資料の見方や使い方など、分析の幅を広げることができました。

 グループ協議Ⅱでは、講師の説明や自校の調査結果を踏まえて、2月、3月に取り組む対策や授業改善について共有するとともに、最後の5分間は参加者一人一人が自己と向き合い、自校の学力向上対策の再構築を図りました。

令和4年度第4回学校教育指導委員会

 今年度最後となる学校教育指導委員会は、第三中学校の第1学年2組と図書室を会場にして、提案授業の参観と研究協議会を行いました。

 授業は、「上履きを販売する店では、店長がどのサイズを何足仕入れておけばよいか、悩んでいる」という場面設定で始まりました。過去3年分の販売実績を相対度数で表したデータやそれらを合計したデータをもとに、生徒がグループになって24.0㎝のサイズの上履きは、何足仕入れておけばよいかを考えました。

 「余れば損をするし、足りなければ困る・・・。」計算で求めた45.144という数値をグループに分かれて生徒が協同的に分析しました。生徒からは、「45足」「46足」「少し多めに仕入れておく」などの考えが出されました。授業の後半では、「共有の課題」での学びを生かして、レベルの高い「ジャンプの課題」にも取り組みました。

 研究協議会では、学校教育指導委員が4人のグループになり、ブレーンストーミングとKJ法によるグループ協議を通して、提案授業の振り返りを行いました。「誰が誰と学び合っていたか」「あの場面でこんなことを試してみたい」など、今後の授業づくりに役立つような意見を委員全員で共有することができました。

令和4年度コミュニティ・スクール成果報告会

1 目 的  令和4年度の成果と課題を把握し、来年度のCSの運営に向けての見通しを持つ。

2 主 催  喜多方市教育委員会

3 期 日  令和5年1月31日(火) 15:00~16:45

4 会 場  喜多方市役所 大会議室

5 対 象  市内小・中学校長または教頭

演題「地域とともに進める学校づくり~熟議を生かして~

講師 会津教育事務所 主任社会教育主事 菅 井  公 氏

令和4年度第2回喜多方市・西会津町学校事務の共同連携実践研究推進協議会

1 日  時  令和5年1月20日(金)15:00~16:45

2 場  所  喜多方市役所 大会議室

3 内  容 

  ⑴ 協議

   ① 令和4年度「学校事務の共同・連携」の成果と課題について

   ② 令和5年度「学校事務の共同・連携」の方向性について

  ⑵ グループごとの発表・質疑応答    

    ① 塩川中・喜多方一中学校地区実践グループ

 ② 喜多方二中・喜多方三中学校区実践グループ

 ③ 山都中・会北中・高郷中学校区・西会津中学校区実践グループ

  ⑶ その他

 

令和4年度 農業科研究会・小学校農業科支援員交流会

 11月10日(木)喜多方市役所で、農業科研究会と小学校農業科支援員交流会が開催されました。農業科研究会では関東学院大学の佐藤幸也教授ほか4名のアドバイザーにご参加いただき、各校のアンケート結果をもとに今後の農業科についての意見が交わされました。

 また小学校農業科支援員交流会では、校長、教諭、農業科支援員、千葉大学の学生を含め約40名の方にご参加いただきました。今年度の農業科実践発表では、本市学校教育課中野指導主事から9月28日に加納小学校で行われた農林水産副大臣の農業科視察についての発表があり、その後の情報交換では、6つのグループに分かれて意見交換を行い、農業科を通した小学校と地域社会の交流の大切さやこれから取り入れたい活動などの意見が挙がるなど、充実した交流会になりました。

 

                     農業科研究会の様子                                            

 


 

                     支援員交流会の様子

 

令和4年度第2回喜多方市幼児教育・小学校教育担当者連携研修会

 11月15日(火)に第2回目となる喜多方市幼児教育・小学校教育担当者連携研修会を開催しました。市内の公立こども園から10名、私立幼稚園等から5名、小学校から17名が参加しました。

 研修前半は、本市の特別支援教育アドバイザーである佐藤玲子先生の講義を通して、特別支援教育の視点から、望ましい幼小連携の在り方について考え、理解を深めました。

 研修後半は、卒園児の進学先を考慮したグループを編成し、幼児教育と小学校教育が子ども一人一人に「できること」を自覚させる場となることを目指して、意見を交換しました。

 参加者からは、「具体的なエピソードからの支援の仕方が勉強になりました。」「早い段階から支援をすることや、その子にあった対応をすることでよりよい方向へいけるのだなと思いました。」「学校が楽しくて大好きになる子どもたちにしていきたいと思いました。」「小学校の先生方と情報交換をして具体的にお話しすることができて、大変有意義な時間となりました。」などの感想が寄せられました。

令和4年度 小学校農業科 稲刈り 熱塩小学校・塩川小学校

 9月27日(火)熱塩小学校、10月6日(木)塩川小学校で稲刈りが行なわれました。

 熱塩小学校では全学年で稲刈りに取り組み、カマを使って刈り取るところから、刈り取った稲を干すところまで学年毎に役割を決めて作業しました。

 塩川小学校では、5年生が稲刈りに取り組み、子どもたちの刈った稲を農業科支援員さんがコンバインで脱穀を行いました。また、当日は参加できない児童のために先生がオンラインで稲刈りの様子を中継していました。

 両校ともに、子どもたち、農業科支援員さん、ボランティアの方々、先生方が協力し合い一生懸命に取り組んでいる姿が見られました。

 たくさんの方にご協力いただいたことに感謝をして、楽しい収穫祭にしてくださいね。

 

 

 

令和4年度コミュニティ・スクール研修会

1 目的  学校が地域と一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校づくり」の方策について、「熟議」 の演習を通して、市内小中学校における円滑かつ効果的な取組の充実に資するとともに「熟議」を学校経営に生かす研修の機会とする。

2 期日  令和4年10月4日(火) 14:00~16:00

3 会場  喜多方プラザ小ホール

4 対象  小・中学校長または教頭

5    講師   安 齋 宏 之  氏(ふくしま学校と地域の未来研究所 代表)

6 演題  「地域とともに進める学校づくり~熟議を生かす~」

7 「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」における熟議を通して、各校で取り組む内容を洗い出し、精選した上で、学校評価につながる「より具体的な内容」を話し合うことができました。今後、各学校ので実施される学校運営協議会において、方向性を示す研修会となりました。

 

 

 

 

令和4年度第3回学校教育指導委員会

 令和4年度第3回学校教育指導委員会を開催しました。研修会では、「授業を創る」をテーマとして、学校教育指導委員が意見を交換しました。市内の小学校で実践された授業(授業改善訪問)について、教材観や実践の意図を共有した上で、「問い」を引き出す場面と「ジャンプの課題」を提示した場面をDVDで視聴しました。

 DVD視聴後には、授業を実際に参観した担当指導主事が、教師はどのような手法で「問い」を引き出していたのか、また、教師はどのように授業を展開し、どのような「ジャンプの課題」を設定していたのかについて、具体的に解説しました。

 後半の部では、1月に予定している学校教育指導委員会での提案授業に向け、学校教育指導委員が4人のグループになり、ブレーンストーミングによる意見交換を通して、アイデアを出し合いました。学校教育指導委員会では、委員自らが「協同的な学び」を通して、「変化」と「挑戦」を合言葉にしながら、授業改善に取り組んでいます

令和4年度 小学校農業科 熱塩小学校 種まき

 9月1日(木)熱塩小学校でカブと大根の種まきが行われました。熱塩小学校では、熱塩の野菜である「宇津野(うつの)カブ」という品種を毎年育てています。今年の種も昨年のカブから採れたものを使用しました。3・4年生の子どもたちは、担任の先生に種まきの仕方を教えてもらいながら楽しく取り組んでいました。

 畑では、他にもサツマイモや小豆、熱塩野菜の「カンドウカボチャ」を育てています。毎年収穫した野菜は、子どもたちが調理をして農業科支援員さんや近所の方にも食べていただくそうです。教頭先生からは、熱塩野菜の特徴や収穫祭について教えていただき、熱塩小学校の農業科について詳しく知ることができました。

 この日まいた種は、約90日後に収穫の時期を迎えます。収穫祭ではおいしくいただけるように育つといいですね。

 

 

令和4年度第1回幼児教育・小学校教育担当者連携研修会

 令和4年度第1回幼児教育・小学校教育担当者連携研修会を開催しました。市内の公立こども園から8名、私立幼稚園等から7名、小学校から16名が参加しました。

 講義では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が到達目標ではなく方向目標であることや、個別に取り出して指導されるものではないことを確認しながら、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」についての理解を深めました。

 幼小連携の参考となる取組の一つに幼児教育担当者と小学校教育担当者による「合同研修会」があります。「合同研修会」では、写真を見ながら参加者が意見を交換し、幼児の中に芽生えた「思い」や育ちつつある「姿」に迫ります。研修会では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりにしながら、真剣に意見を交換する先生方の姿が見られました。

 参加者からは、「小学校以外の先生方と話し合う機会は多くないので、よい研修となりました。」「幼稚園の先生方の話を聞いて、子ども一人一人の思いや願いを最大限に叶えてあげられるように、日々様々な工夫や準備をしていることが分かりました。」「合同研修会では、先生方の考えや思いがたくさん出てきてよい刺激となりました。このような交流も架け橋期をつなぐ者として必要な研修だったと思いました。」などの感想が寄せられました。

令和4年度 小学校農業科 加納小学校 田植え

 6月2日(木)加納小学校で田植えが行われました。当日は農業科支援員の方、保護者の方もご参加いただき賑やかな田植えとなりました。子ども達は泥まみれになりながら一生懸命田植えをしました。田植え終了後に伊達校長先生と吉田教頭先生から感想を伺いました。

校長先生:みんなで行う田植えは楽しいですよね。子ども達の楽しんでいる姿を見て私たちも楽しい田植えになりま

     した。

教頭先生:こうして種まきから田植え、稲刈りを体験できることは子ども達にとって良い経験になります。

先生方は素敵な笑顔で話されていました。

 稲刈りでも参加した皆さんの生き生きとした姿が見られることを楽しみにしています。

 

 

 

令和4年度 小学校農業科 上三宮小学校 田植え

 5月30日(月)強い日差しが照りつける中、上三宮小学校で田植えが行われました。当日は多くの農業科支援員の方にご参加いただきました。前半は高学年の子ども達が支援員の方と一緒に条板で線を引きました。支援員の方に誘導してもらいながら一時間程度で綺麗な線を引きました。後半は、全校生15人と支援員の方、先生方で綺麗に引いた線に沿って田植えを行いました。広い田んぼの中で積極的に活動している姿が印象的でした。

 田植え終了後、子ども達はキラキラした笑顔で「疲れたけれど、楽しかったです。」と元気に話していました。一生懸命に植えた苗が美味しいお米に育つといいですね。

 

 

 

 

 

 

令和4年度 小学校農業科 高郷小学校 田植え

 5月24日(火)高郷小学校で田植えが行われました。当日は天気が良く暑い中でしたが、子どもたちは元気いっぱいに取り組みました。

 初めに農業科支援員の武藤さんから、植える苗の特徴や植え方を丁寧に教えていただきました。5年生は初めて田植えを体験する児童もおり、真剣に苗を植えていました。6年生は昨年度に引き続き2回目の田植えということもあり、慣れた手つきで綺麗に行っていました。

 5年生からは、「難しかった。」や「楽しかった。」といった感想が多くあがりました。6年生からは、「お家で手伝っています。」や「昨年も植えたから簡単でした。」と田植えに慣れた様子でした。

これから苗が育っていく過程が楽しみですね。

 

支援員の武藤さんから田植えの仕方を教わる様子 楽しそうに活動する6年生互いに教え合いながら田植えをする5年生丁寧に田植えをする6年生

令和4年度第2回Q-U研修会

 第1回目に引き続き、会津大学文化研究センター教授 苅間澤 勇人 様を講師に招いて、令和4年度第2回Q-U研修会を開催しました。市内小・中学校から24名の教員が参加し、Q-Uの結果を活用した「K-13法」という学級経営に関する事例検討会の手法を学びました。

 「K-13法」は、ブレーンストーミングやランキング法、インシデントプロセス法、KJ法などで構成された13のステップに従って事例検討会を進めていくところから名付けられています。講師の苅間澤教授によれば、「学級担任(事例提供者)が苦痛を感じることなく、元気になる事例検討会を行うことができる」とのこと。参加した教員からは、「結果の分析方法を知ることができ、とても勉強になった。」「Q-Uのプロット表とインシデントを組み合わせて分析する手法を体験させていただいたことは、とても有意義だった。」などの感想が寄せられました。

東京大学名誉教授の佐藤学先生による教育講演会

 令和4年5月11日(水)に上三宮小学校を会場として、東京大学名誉教授の佐藤学先生による教育講演会を開催しました。4月から小規模特認校スタートした上三宮小学校。この日は、すべての学級の授業を参観していただきました。授業後には、佐藤学先生から直接御指導をいただくとともに、佐藤学先生と3名の授業者(佐藤順子先生、佐藤亜紀先生、阿部廉子先生)が意見を交換しながら、複式指導における新たな視点や可能性を共有することができました。

 教育講演会は、新型コロナウイルス感染予防対策のため参加者を限定して開催し、市内の小・中学校及び教育委員会から、50名の教員が参加しました。新型コロナウイルスの感染拡大により、第4次産業革命が加速度的に進行する中、世界経済フォーラム2020年報告によると、4年後の2025年には世界の労働の52%が機械化され、新たな労働の大半は、現在より知的に高度な仕事になると予測されているとのこと。佐藤学先生の言葉「予測困難な社会を生き抜く子どもたちには、より探究的で協同的な学びが求められている。」「子どもたちに何より必要なことは、協同的探究によって質の高い学びを創出するイノベーション(革新)である。」は、膨大なデータに裏付けられた説得力と力強さが溢れていました。

第1回学力向上研修会

 令和4年度第1回学力向上研修会を開催しました。市内小・中学校から22名の教員が参加しました。

 先日の第1回学校教育指導委員会と同様に、令和4年2月1日(火)に上三宮小学校で開催したオンラインによる講演会のDVDを視聴し、グループ協議を行いました。

 東京大学名誉教授の佐藤学先生は、講演を通して、授業や授業研究会が変われば子どもが変わることを強く訴えています。日本の教員に必要なことは、これまでの子ども観や指導観、教師観を含めた自分自身の実践を「変える勇気」なのかもしれません。

 本市の小・中学校に通う児童生徒の学力向上のために、本市の教員が「変化(change)」と「挑戦(challenge)」を合言葉に、学びの専門家として成長する姿を期待しています。

 参加した教員からは、「現職教育の授業研究…まさに伝統的な研修の形で行っているので、それを変えられるのか?と少し疑問。しかし、変える勇気が必要。」などの感想が寄せられました。