こんなことがありました!

コミュタンふくしま(4年生)

 4年生は猪苗代町にある野口英世記念館と三春町にある環境創造センター(コミュタン福島)へ見学学習に行ってきました。

 野口英世記念館では、野口英世の生家の様子(再現)や研究の際に使っていた道具(実物)を見学することを通して、野口英世の生涯や功績について学ぶことができました。世界で活躍した野口英世の偉大さを感じることができました。

 環境創造センターでは、福島県の環境を取り巻く状況について様々な視点から学習しました。

 その中では、体験活動を通して、自然環境を守っていきながら豊かな生活を送る、持続可能な社会の実現のために取り組めること考えました。そして、東日本大震災が福島県の環境に与えた影響についても深く学習しました。

 放射線量は人々の努力により、この10年間で減少してきたことや放射線はどんな場所にでもある身近なものでもあることを学びました。一方で、必要以上の放射線から身を守るための方法についても実験を通して学習しました。

 見学学習の最後には、身近なものの放射線量を測定する実験を行いました。除染作業の際に使用される本格的な機械を使っての実験でした。子どもたちは話をよく聞き、素早く行動していたため、施設の職員の方からも「スムーズに実験を進めることができてすばらしいです。」と言われました。

 子どもたちは見学学習を通して、バスの運転手さんや各施設の職員の方、他校の先生方などに自分からあいさつをしたり、周りを見て状況に合わせた行動をしたりする姿も多く見られました。日頃の習慣が生きた瞬間だと感じました。

また、今回の見学学習を通して見てきたもの、学んできたことを家庭でも共有してほしいと思います。