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本をありがとう

 姥堂地区出身の安藤和夫さんという方がいらっしゃいます。毎年新入生に「心に太陽を持て」という本を一人一人に贈っていただいています。安藤さんは、東京の大学を卒業後鉄工部品会社の第一線で活躍してこられました。若い頃、都会暮らしになじめず、くじけそうになった時に、励まされたのが中学生の授業で読んだこの本だったということです。定年を機に故郷の子どもたちのためにと始められた本の寄贈が今年で10年を迎えました。本当にありがたいことです。
 この本を読んだ生徒の感想を紹介します。

 「僕はこの本「心に太陽を持て」でいろいろ学びました。「くちびるに歌をのせて」は霧の中で衝突した二そうの船の物語ですが、遭難した人のあきらめない熱い気持ちがよく感じられました。僕はこの本の意味をよく理解できました。このような貴重な本をいただいて嬉しいです。」

 「私はキティの前向きな明るい気持ちに心打たれました。『自分が貧しいからといって何もできない』ではなく『自分が貧しいからこそ努力する』という気持ちが伝わってきました。キティが、みんなが嫌がっていることでも進んでやっている姿に感動しました。『人生がんばっていれば、何事も本気になれる。』私はこの物語にそう教えてもらったような気がしました。初めて読んだ物語だったけど、今後もいっぱい読んでいきたいと思いました。」