こんなことがありました!

道徳の授業より(第4学年)

 道徳の授業の紹介 3回目は第4学年の皆川先生です。

○ 主題名・教材名

  みんなのためのきまり「雨のバス停留所で」

○ 授業に込める願い

・ 授業のねらい

 きまりやルールは、みんなが気持ちよく生活するためにあることを理解し、進んできまりを守ろうとする態度を養う。

・ 授業で望む子どもの姿

 よし子の行動の誤りに気づき、班の友だちと活発に意見を交流できる児童。

○ 手立てと授業の様子

  【手立て①:ワークシートに自分の考えをまとめさせ、班の3人で回し読みをして様々な意見に気づかせる】

         →ワークシートにまとめることで、自分の考えがはっきりとし、その後の班での回し読みの際に考えの相違点

    に気づきやすくなった。 

   →友だちのワークシートを手にとって直接読むことにより、理解が深まった。それが、友だちとの相違点を意識

   した活発な発言につながった。

 

 【手立て②:問い返しの発問をし、多角的に考えさせる】 

 →児童が発言した後に、「本当に・・・?」「・・・はどうなの?」といった児童の心情を揺さぶる発言により、

  心の深い弱さや迷いに気づかされ、それが一方的ではなく、様々な面から物事を考えるきっかけとなった。

<子どもの感想・振り返り>

○ 学校でも小さな決まりでもしっかりと守るような人になりたい。

○ 正しいことを自分で考えて、自分から行動することが大切だと感じた。

○ 相手の迷惑かどうかを考えることが、ルールを守った正しい行動につながると思う。