こんなことがありました!

9月12日(水) 芸術鑑賞教室 能「雷電」

9月12日(水)、加納小と合同の芸術鑑賞教室で、能「雷電」を鑑賞しました。

「雷電」は、鬼となった菅原道真が、自分を苦しめた貴族に復讐しようとするお話です。

演じてくださったのは、はるばる兵庫県西宮市から来られた瓦照苑の方々で、瓦照苑は、日本古来の伝統芸能である能を守り伝えるため、演能や講演会、能楽教室などの活動を行っている団体です。

特に、代表の上田拓司さんは、自らが重要無形文化財綜合指定保持者であり、能の世界では「シテ方(主人公)」として大変活躍されている方です。

上田さんが演じた、鬼となった道真の迫力は、子どもたちをはじめ、見ている観客を魅了し、誰もが「雷電」の世界に引き込まれてしまうほどのものでした。

本物の芸術の素晴らしさを味わうことができました。そのため、校長は能が始まった後の子どもたちの写真を撮ることも忘れ、おまけに、お礼の言葉も全部吹っ飛んでしまいました。

今年一番の感動でした。

おそらく一人一人の感じ方は違いますが、子どもたちの心に一生残る感動が得られたことと思います。

瓦照苑の皆さん、本当にありがとうございました。