喜一中DAYS

鉛筆 震災関連講話 あれから7年!

 本校では、震災に関連した講話を行っています。今回の講話では、幾つかの資料を準備して生徒たちに話しました。2011当時、在学生は小学校低学年や幼稚園児だったようです。報道においても、この時期に震災関連の情報が取り沙汰されていることから、見聞きすることが多くあると思います。生徒がどの程度、実感として7年前のことが思い出されるかは分かりません。しかし、実際起こった東日本大震災(津波も含む)・東京電力福島第一原発事故を風化させないためにも、中学校で出来得ることを、生徒たちに伝えていくことが大切なことです。

「学校は復興のシンボル、地域の活力源となるべく郷土の誇りをもち、ふるさとでの学校再開を目指す!」ことを私たち教員は心に留めて置くことが大事です。本校では、被災地への「千羽鶴プロジェクト」を実施しており、今年度は、昨年4月に開校した南相馬市立小高中学校へアプローチし交流を深めています。小高中学校生徒会の皆さんからは、笑顔あふれるメッセージが届きました。

 放射線教育全体計画では、「正しい知識をもとに 正しく怖がる」こと、防災訓練・避難訓練では「実際に避難する状況に追い遣られたとき、何かが起こったとき、どうするか?」結論、諸訓練できないことは、本番でも出来ない。如何に訓練が大切であるかを指導しています。その他、「津波てんでんこ」「放射線量の正しい理解」など、機会あるごとに、授業や集会などで生徒たちに伝えています。

 「自己判断・決定する」根拠。それは、知識と経験です。正しく判断して行動する。自分の命は自分で守る。今後において、何時、何処で、自然災害が発生し、その場に遭遇するか分かりません。その時、「キミならどうする?」(494)