喜一中DAYS

本 読み聞かせ! 先ずは1学年から(564) 

 「ホームランを打ったことのない君へ」(長谷川集平著) まだホームランを打ったことのな いルイが、ヒーローを夢見て大振りしたバットが打ったのは、ボテ ボテのセカンドゴロ。 野球少年ならば誰もが経験するシチュエーションですが、夢を現実にするためには、まずは ヒットを打つこと。 ヒットを打つためには日々の努力だと熱く語る仙吉には とても大切なことを教わる。 でも、仙吉もホームランを打ったことがなく、しかも交通 事故で苦労したことを知ると、「夢はあきらめないこと大事だと(夢は見るものでなく、叶うもの)」も重ねて教えらた。 野球のみならずスポーツをする中学生には、ストレートに伝わる絵本だと思います。本田学校司書さんの読み聞かせる技術は、生徒たちに集中力と絵本の楽しさを注入します。(564)