2年生、職業講話を聞くPart2

 11/17(火)に2年生を対象に「職業講話」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で職場体験が実施できなかったため、 例年1回だった職業講話をもう一度開催することとしました。

 2回目の今回は、講師に「 ブローチェグループホールディングス取締役兼サロン事業部長」「 AIZUビューティーカレッジ教員」の平山 誠也様をお招きし、「仕事と夢について」 というテーマでお話をいただきました。 平山さんは会津若松市のご出身で、現在33歳ですが、 若松商業高校在学中に美容室「ヘア・ブローチェ」 でアルバイトするようになったことがきっかけで、 美容の世界に進まれたそうです。今回も、 本校職員と旧知の仲だったことから講師を依頼したところ、 快く引き受けてくださり、今回の授業が実現しました。

 ・平山さんは、「せっかく美容師の国家資格を取得しても、 就職して3年後には75% が離職してしまっている現状を何とかしたいと思い、現在、 会津若松市内の美容学校で教員も勤めるようになった。」 とお話しになり、「 目の前の人に喜んでいただくことこそが喜びであり、『仕事』 ではなく『志事(こころざすこと、思いをもってやること)』 だと考えている。仕事は作業ではない。 働く目的によって取り組み方が変わってくる。 どのような人を雇いたいか、どのような人に仕事を頼みたいか、 という視点で考えてみると、 働くということへのイメージがわきやすい。」 と経験から学ばれたことを教えてくださいました。最後に、「 素直な人、感謝できる人が伸びる。『ありがとう』 という言葉をぜひ大切にしてほしい。」 と生徒たちにメッセージを送りました。  

 

 ・講演後は、生徒たちからの質問に答えてくださいました。「 お客様からの要望で一番驚いたものは?」「 髪を切っていて失敗したときはどうする?」「 お休みは何日くらい?」「自分の髪はだれに切ってもらっている? 」「お客様との会話で気をつけていることは?」「 どのような人が美容師に向いているか?」「 どのようなコロナ対策をしている?」「ズバリ年収は?」など、 きわどい質問もありましたが、さわやかに答えてくださいました。 生徒代表が、感想と御礼の言葉を述べて閉会しました。