喜多方市小学校農業科

作物の収穫と成長

 今日は雨でしたが,ナスが大きくなりすぎるといけないので朝学校の畑に出かけて行きました。途中でイネの様子を見てきました。イネの花が咲き終わり,おしべがたくさん残っていました。イネの花は2時間程度しか咲いていないと言われており,私もまだ2回しか見たことがありません。子どもたちもそれぞれ家の近くの田んぼで見ることができたでしょうか。金曜日は比較的天気が良かったので,その時咲いたのかもしれません。



 トマトは先日の台風の被害を受け,元気がありません。あれほどたくさん実をつけていたのに,あまり実をつけなくなりました。このまま,弱っていくような気がします。





 ナスは依然元気です。おいしそうな実をたくさんつけています。



 ゴーヤも大きくなってきていますが,収穫時期がわかりません。支援員さんに見ていただき,食べごろを教えていただくつもりです。ゴーヤは支柱を設置するのが遅かったため,地面をはったままになってしまいました。(失敗作です。)



 スイカは現在30個ぐらいなっています。ひげが枯れたら食べごろだということですが,一つ一つ確認しましたがまだのような感じです。これも支援員さんに見ていただかなければなりません。
 また,たくさんなっているので,熱塩小学校や加納小学校で行っている「笑顔の赤飯配り」のスイカバージョンで「慶徳小学校 笑顔のスイカ配り」を考えています。(良い考えだと思うので,先生方や民生委員の方に相談してみるつもりです。)



 まだまだ小さい長ネギです。これで大丈夫なのでしょうか。



 台風で茎が曲がってしまったピーマンですが,一生懸命に実をつけています。その健気さに感動します。



 トウモロコシも大きく膨らんできています。2学期早々には子どもたちに食べさせることができると思います。



 おばけカボチャは一個だけ実をつけました。現在50㎝ぐらいの大きさです。



 今朝収穫したトマトとナスはこのぐらいです。トマトは完熟させる。ナスは小さいうちに収穫することを心がけています。



 喜多方市小学校農業科では,夏野菜の栽培を奨励していません。その最大の理由は収穫が間に合わないということでした。
 しかし,慶徳小学校では,トマト12株,ナス5株,カボチャ10株,ゴーヤ4株,スイカ5株,長ネギ少し,ピーマン5株,トウモロコシ1畝,マメ3畝,ジャガイモ1.3畝,サツマイモ2畝を植え付けしています。たくさんの作物を育て,しっかりとした土づくりをしたいというねらいに沿った取り組みをしています。
 トマトやナスは順番を決めて,自宅で野菜を育てていない先生方に持ち帰ってもらっています。現在,作物をだめにしてしまったということはありません。適宜畑に行き,作物の成長を見ながら収穫すれば,夏野菜もしっかりと育てられるということをこの夏検証することができました。