学校概要
校章の意図
校章図案 高橋 幸治
町から望む飯豊山、普段は少しだけうつむき加減の町の花ヒメサユリをモチーフに豊かな自然環境と子ど もたちの希望ある未来を想像しながらデザインしました。
雄大にそびえる飯豊連峰と未来を見つめ上を向いたヒメサユリ、子どもたちが仲良く元気よく目標に向かって花開く、この校章にはそんな思いが込められています。
ヒメサユリの花びらは、子どもたち一人一人。花に寄り添う緑の葉は、地域の大人や先生方。飯豊山は子どもたちのこれからの希望や目標を表しています。そして、力強く魅力ある小学校になるように真ん中に「小」の字を配置しました。
私もこの地域に育ち、学んだ学校の新しいスタートに関わることができたことに、心より感謝いたします。
校歌 歌詞創作意図
作詞 竹野 花蔵
小学生の誰もが親しみやすく歌えるようにと文語は使わず、口語定型詩、七語調で作詞しました。表現を広げるため、5・6行目はあえて崩してあります。
教訓的な文言は少なくしました。歌う子ども達の内面から湧きあがる表現にしたいと考えたからです。
熱塩加納の自然は、四季折々に美しい。そこに心を和ませる温泉が沸き出で、人心は穏やかで優しい。瓜生岩子が慈愛に満ちて育ったのも頷ける気がします!
このような故郷の美しさ・特質に愛着と誇りをもって成長するようにと子どもたちの心に訴える内容にしています。
豊かな故郷の中で、学友と一緒に元気に遊び・育っていく。楽しい学びを積み重ね、明るい未来を切り開いていく。自分の考えをもって毎日を大切に生き、夢に向かって進んでいく。
このような子どもたちの理想的な姿と思いを描き、貴重な小学校生活を充実して過ごしてほしい。とする願いを切に籠めて作った校歌です。
作曲にあたって
作曲 小島 早苗
校歌の作曲は初めてのことでしたので、歌詞を300回音読することで精誠を捧げてから取り掛かることにしました。
心を落ち着かせながら音読する中で、歌詞を通して1番の歌詞では、日中線駅舎での花びらが舞う様子、母の観音講で連れてきてもらった温泉など小さい頃の思い出がよみがえりました。2番では、開北中学校の生徒と歌ったひめさゆり祭りや幼い頃、従妹とオトギリソウを採りにのぼったことなどがよみがえりました。3番では、三ノ倉のひまわりを生徒に例えて創った「ひまわりに寄せて」をフェスティバルで発表したことなどがよみがえりました。
子どもたちには、地域の大きな宝物を誇れる人に成長してほしいと願いを込めて作曲しました。私の生い立ちと深く関わる地域の小学校の校歌の作曲の機会を与えていただきましたことに心から感謝いたします。
熱塩加納小校歌 熱塩加納小校歌.m4a