ふるさと慶徳の風景

ふるさと慶徳の風景

慶徳稲荷神社御田植祭

 半夏生のこの日,地区の大切な行事である慶徳稲荷神社御田植祭が行われました。今年は,教職員総出で記録用の写真を撮り,どのようなことが行われているかを紹介することにしました。膨大な写真の中から,祭りの様子と共に子どもたちの真剣さが伝わる写真(今回はアップの写真が多く出てきます。)を選び掲載しました。
 73名の子どもたちと地域のみなさんや保護者のみなさんがいかにこの伝統行事を守るため一生懸命に取り組んでいるか,ご理解いただければ幸いです。


 裃を身に付け正装します。これは稲荷神社のある豊岡地区の子どもの役割です。




 白狐の言い伝えにしたがって,男の子が白い衣装を着て狐のお面をもちます。






 6年生にとっては最後の晴れ舞台です。ALTのジェイスン先生も応援に来てくれました。

 いよいよ神前での早乙女踊りの奉納です。これは4・5年生の女の子が担当します。











 鈴振りは4年生の女の子2名が担当していましたが,1名急に体調が悪くなったため6年生の女の子が代わりに担当してくれました。


 笛は6年生の男の子3名で担当しました。しっかりとした演奏ができました。

 いよいよお神輿のが稲荷神社のあると豊岡地区を回れます。気温は30℃でしたが,それにも負けず行列をつくって練り歩きました。







 3人の巫女役も豊岡地区の女の子が担当します。












 付き添いの保護者の方を含めこんなにたくさんの人が参加しています。

 午後4時,いよいよ神田でのお田植えが始まります。ここは,今年から喜多方市小学校農業科の圃場として使わせていただいているところです。すでに植えられている苗は,5月20日子どもたちがすべて手植えしたものです。






 田んぼの上の畔のところでは,4・5年生の女の子が早乙女踊りを奉納します。













 無事お田植えが終了しました。


 お田植えの大役を無事終えて保護者の方と記念写真です。
 慶徳小学校の子どもたちは代々この伝統を受け継ぎ,後輩にしっかりと伝えています。

春爛漫

 4月21日(火),朝小雨がぱらついていた天候も,お昼過ぎには回復し,花が咲き乱れ光が明るく輝く「春爛漫」という言葉にぴったりな天候になりました。
 きれいに咲きそろったチュウリップ,満開の桜,つぼみがようやく開いた椿,コブシとしだれ桜,そんな中子どもたちは元気に生活しています。







クロッカス

 3月30日(月),学校だより「大銀杏」を各地区の区長さんに届けに行くと,新宮の区長さん宅の近くで,クロッカスを見つけました。暖かい春の陽気に誘われて,可愛い花を咲かせたようです。
 つい3週間前,大雪に見舞われていた慶徳にもようやく春がやってきました。





 思わず車に戻り,カメラを持ち出してシャッターを切りました。
 いよいよ明日からは新学期。子どもたちに満足してもらえる学校にしたいと思います。

除雪のプロ


 昨夜からの暴風雪のために除雪が追いつかず,今シーズン初めて校地内が除雪されていませんでした。まったく前が見えない状態での除雪には危険が伴い,除雪に出動できなかったのだと思います。
 お昼前,除雪をしてくださっている佐藤さんが颯爽とブルで登場し,あっという間に除雪をしてしまいました。さすが除雪のプロ,アスファルトが見えるぐらいに除雪をしていただいています。これは簡単なようで大変難しく,除雪をする方の腕が分かります。当然佐藤さんの腕は超一流です。
 ありがとうございました。







 あっという間にこんなにきれいになってしまいます。

雪国

 先週の初めまで,積った雪が沈み始め,3月を思わせるように風景でした。このまま終わるはずがないという予想通り先週末からの大雪で,いつもの雪国の景色にもどりました。



 門柱の雪帽子はぐっと大きくなり先週初めの2倍ぐらいになりました。



 こんな素敵な風景が見られます。



 もうすぐ鉄棒が隠れそうな積雪でした。



 どんなに大雪になっても子どもたちが元気に動き回っている様子が分かります。



 除雪した雪は4m近くにもなります。



 しかし,どんなに大雪になっても除雪は素晴らしく,少し太陽がでるとアスファルトが出てきます。校地内をきれいに除雪してくださいる佐藤さんありがとうございます。

 

 職員室わきの池もどこか有名な庭園のようです。
 冬の会津には「雪国の美」が満載です。
 ぜひ、喜多方に来てくなんしょなし。

銀世界

 1月辺りは「雪」「雪」「雪」です。
 今日は天気が良かったので,電柱や枝にたくさんの雀が止まっていました。太陽にでも当たっているのでしょうか。



 校庭もすっかり雪に隠れてしまっています。



 門柱も似合いの雪の帽子でおしゃれをしています。



 学校前の道路も雪のためこんなに狭くなっています。通行する際にはご注意ください。



雪化粧

 先週から全国的に雪の日が続いていますが,ここ慶徳でも連日雪が降り続いています。
 今日の午後,今頃の季節には珍しい青空が見えたので写真に収めました。
 会津の冬は「曇天」と決まっているのに,どうしてしまったのでしょう。
 降ったばかりの純白の「雪」と晴れ渡った空の「青」がとてもきれいです。







 慶徳の子どもはこのような素晴らしい(厳しい)自然の中で,元気に生活しています。

長床幻想 大銀杏ライトアップ












長床の大銀杏がライトアップされました。
イチョウの葉が、ライトの色により黄色に輝いたり、黄緑色に輝いたりと周りの暗闇とのコントラストで幻想的な雰囲気を醸し出していました。
落ち葉も同様に地面一面をおおい、天と地から黄金の光を発しているようでした。

多くの見学の方が来ていましたが、その雰囲気に圧倒され、静かに大銀杏の光の幻想を楽しんでいるようでした。

朝霧

 一日の寒暖の差の大きい会津では,晩秋の今頃になると毎日のように霧が発生します。
 そのため,気温も低く今朝も1℃ぐらいでした。







 幻想的な風景です。

初雪

 11月14日(金),初雪が降りました。初雪にも関わらず辺り一面真っ白になるぐらいの雪です。空も会津の冬を象徴するような曇天です。校舎の3階から会津盆地を見ると,盆地の中央付近はまったく白くなっていません。慶徳小学校のある会津盆地西縁部を中心に雪が降ったようです。



 午前8時40分過ぎなのに今日は雪雲のため真っ暗です。



 空が明るくなっているのが会津若松方面です。



 学校のある慶徳町豊岡地区はこんなに真っ白になってしまいました。

飯豊山初冠雪

 10月29日(水)午前7時,朝もやに霞む真っ白な飯豊山を見ることができました。
 前日までの残雪の飯豊山とはまったく異なる姿でした。あいにく手元にデジカメしかなく,初冠雪の素晴らしい飯豊山の眺望を伝えることができないのが残念です。
 これから会津人の心の支えとも言える「凛とした純白の飯豊」が姿を見せるようになります。
 是非それも機会を逃さずみなさんにお伝えしたいと思います。

秋本番

 10月2日(木)
 素晴らしい秋の空です。校庭の木々の中にも色づきはじめたものがあります。





 学校のすぐわきのお宅の柿の木もこんなに実をつけています。



 かなり稲刈りも進んでいます。これは舞台田での様子です。



 次の写真は高木の様子です。



 堀出の田んぼの中のお社です。たわわに実った稲穂とお社,思わず手を合わせてしまう風景です。この風景を慶徳を離れているみなさんにお見せしたいと思って,シャッターを切りました。また,子どもたちにもこんな風景のある慶徳のよさを伝えていきたいと思います。

秋を見つけた

 季節は間もなく10月です。
 さわやかな秋晴れという言葉がぴったりの一日でした。
 慶徳でもいろいろな秋を見つけることができました。





初秋の慶徳

 日中はまたまだ暑いものの,朝夕はめっきり涼しくなりました。
 それに伴って,慶徳の風景もだいぶ変わってきました。
 今回は,慶徳小学校の屋上からの風景を紹介します。



 慶徳小学校の屋上から猫魔山や雄国山方面を眺めた風景です。
 残念ながら,何時も猫魔山越しに見える磐梯山の山頂は,雲に覆われて見えません。
 空の青さが秋を告げています。



 会津若松市,背炙山方面の風景です。間もなく黄金色のじゅうたんが広がる風景が見られます。



 慶徳小学校のある豊岡地区の風景です。磐越西線が不通になった災害現場はこの奥にあります。



 手前が豊岡地区の屋並みです。その奥は舞台田,新町の集落です。ずっと奥の三角形の山は大仏山です。(きっとそうだろうと思います。)

 とてもよい景色です。子どもたちもこの景色を見ながら元気に登校しています。

長床と新宮集落

 慶徳小学校の学区には,国指定の重要文化財「新宮熊野神社長床」があります。
 夏の日の午後,長床には観光客は一人もおらず,セミの元気な鳴き声だけが聞こえていました。





 長床への参道は,杉の木陰が続き涼しさが感じられました。









 長床入口の交差点から,東西南北を撮影しました。のどかな風景です。
 「ほっとする」これが慶徳の最大の魅力です。

眺望


 5月の連休明けから田起こしが始まり,田んぼに水をはり,代かきを終えたふるさとの風景です。凛とした飯豊山の姿fは会津人の生き方を教えてくれるようです。(5月13日撮影)


 田植え直後の様子です。一面鏡のようです。(6月13日撮影)


 6月下旬,田植えから2週間後の風景です。一面緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しい風景です。農業が喜多方の基幹産業であることを実感させてくれます。(6月26日撮影)


 半夏生の日,慶徳稲荷神社お田植え神事後,学校へ戻る際に見かけた風景です。真っ白な雲と猫魔山麓の絶妙なコントラスト,ハウスとネギやトウモロコシ等の野菜,心癒される風景です。(7月2日撮影)

慶徳小学校の校舎









 6月下旬,還暦を少し過ぎた卒業生のみなさんの同級会が会津であり,その帰り道是非慶徳小学校を見せて欲しい旨の依頼を受けました。当日校舎内を案内するとともに,屋上からの風景を見ていただきました。とても喜んでいただき,お帰りの際には,たくさんの感謝の言葉をいただきました。そして,ここ慶徳はたくさんの卒業生のみなさんの思い出の地でもあることを改めが感じさせられました。
 そのようなことから,折にふれてふるさと慶徳の風景を紹介することにしました。