こんなことがありました!

教師が育つ、子どもが育つ ~塩川小公開授業研究会~

本日、第3回目となる塩川小公開授業研究会が開催されました。
会津域内の学校からたくさんの先生方に参加いただき、忌憚のないご意見をいただきました。また、新潟大付属小教頭の平山先生からも、示唆に富むご指導をいただきました。
授業を公開することは、たいへんな労力が必要です。しかし、本校の先生方は、「やってよかった。」と達成感を味わい、価値ある研修の場としていました。
この研究会を通して高めた指導力や子ども愛を、308名の子ども達に還元し、「自分を誇れる塩川小児童。地域に誇れる塩川小学校」を具現してまいります。
  
  
  
  
  
【参観された先生方の感想】
〇友達への説明の仕方も、自分の考えを一方通行で話すのではなく、わかった?」と確かめながら話す姿、うなずきながら「なるほど。わかる。」と反応しながら聞く姿がすばらしかった。子どもみんなが、「よりよく学ぼう」という想いを持っているからこそ、学級全体が学びに向かう雰囲気になっているのだなと感じた。
1年生なのに、子どもが、先生や友達の話をよく聞き、自分の考えを話そうとする学習規律が身に付いていると感じられる授業だった。対話的な学びを追求していくことで、深い学びにつながっていく基盤づくりになるという大切さを学んだ。
〇4年生も、自分の考えを、ペアで根拠をはっきりさせながら話すことができていた。先生のコーディネートもたいへんよく、百の位の数の取り扱い方、四捨五入の意味理解を十分深めることができていた。
〇5年生では、個々の学習、グループ学習がしっかりできていた。「わからない。」と言える学級の雰囲気がとてもよく、認め合いができていてすばらしい。難しい問題にあれだけ取組み、図や式が出ていて、学力の高さを感じた。連携のよくとれたTTだった。
〇特別支援学級の子ども達の対話を大切にした素晴らしい授業だった。子ども達が「算数が楽しい。」という気持ちが感じられる授業だった。一人一人の性格や実態をよく理解し、いろいろな場面で生かし活躍させることが大切だと感じた。
〇どの授業も、視点をきちんと授業の中に位置づけて授業実践されていた。活用力を育てるために、対話的な学びと振り返りに重点を置いて研究を進めていることは、たいへん参考になった。特に、振り返りの時間の確保を心がけ、「まとめ」「適用問題」「ペア学習」「振り返り・感想発表」などをしっかり行い。子どもの充実感や満足感なども育てていた。
〇身に付けたい力を明確にして共通実践され、その成果が子どもの姿となって表われており、すばらしい研究公開でした。塩川小の研究は、レベルが高いなと感心しました。