こんなことがありました!

「ちょっといい話」№3(2019年度)

 6月にしては肌寒い校庭で、黙々と草をむしる子どもたち。お昼休みが終わり、縦割り班での清掃の時間です。終了の時間になると6年生の班長(Rさん)が当たり前のように、みんながむしった草をバケツに集めてくれています。「Rさんは班長だから、バケツは誰かに頼んでみんなを並ばせてあげた方がいいよ。」そんな声をかけると、5年生のWくんがバケツを持ってくれました。「だれか、草ぬき機を集めて、洗ってくれないかな?」そんな声には、6年生のTくんが、「僕が洗います!」の声相手の立場を考えて、行動に移す高学年の子どもたちの姿がそこにはありました。校庭には、室内の放送があまり聞こえません。校舎内担当の清掃班が、ぞくぞくと教室に戻る中、一人一人が清掃の反省を発表し、「ごくろうさまでした。」のあいさつをしっかりして、教室に戻っていきました。すてきな清掃班を見て、心がほっこりと温かくなりました。「ごくろうさまでした!」