こんなことがありました

4年生 「学年便り」より

全集中 全力でがんばった2学期

 宿泊学習、鑑賞教室(演劇)、森林環境学習、駒小まつり、駒小体育祭、栽培活動、収穫祭、ふくしま防災講座、学力検査、狐堰・駒形堰の見学、スマホ・ケータイ安全教室など、たくさんの行事や学習に取り組みました。いつも全力でがんばっていた4年生です。3学期も、この調子でがんばってほしいと思います。

 さらに成長するために

 現在の子どもたちが大人になる頃には、AI(人工知能)やロボットに仕事を奪われてしまうかもしれない時代がやってきます。

 教科書や新聞、マニュアルや契約書などに書かれた文章の意味や意図を、迅速かつ正確に読み取ることが出来ることが、人間に出来る仕事の一つになってきます。それなのに、「言葉は自然に身に付く」わけではありません。以下は、リーディングスキルについて提言している新井紀子さんの文章からです。

~「印籠」という言葉を、なぜ大人たちが知っているかというと、子どものころ、テレビで「水戸黄門」を見たことがあるからです。昔はお侍さんがいて、場合によっては切腹しなくてはいけなくて、お白州というところがあって、そこで裁判していたらしいと、幼稚園児でも知っていました。今、お笑い番組しか見ないで育った子どもは、大昔に侍がいたこと、70年以上前に戦争があったことを知りようがありません。どんな番組を見るかが、子どもの語彙に影響を与えることを知ったほうがいいでしょう。それから、母親が夫と話すときの言葉、子どもと話すとき、近所の人、夫側の祖母と話すときの言葉は全部違いますから、様々な会話の場面を子どもに見せてあげてほしいと思います。また、子どもたちには生活体験が不足しています。電磁調理器で、たき火もしたことがなく火を見たことがない子どもがいるのに、教科書は火を使った経験をしている前提で書かれています。学校以外の時間に、生活体験を充実させることができるよう協力が必要です。~新井紀子さんの文章より抜粋~

 冬休み中のにテレビや言葉、生活体験など、参考になればと思いご紹介します。