こんなことがありました!

東日本大震災に関する全校道徳を行いました

2月2日(木)

2校時目に、全校道徳を行いました。今日の教材は、ふくしま道徳教育資料集の中から、「手渡されたパン」という話を選びました。東日本大震災で被災した生徒が、慣れない避難生活にむしゃくしゃして、食事も食べずに家族にいら立ちをぶつけるのですが、知らないおばあさんにパンをもらい、優しくされることで、食事をしたり家族と生活できることのありがたさに気づくというお話です。

今日の授業は、担任外の教師6名で行いました。ICT担当教師がタブレットの操作、理科の教師が放射性物質についての説明、国語の教師が教材の朗読など、それぞれの担当を決めて授業を進めました。

  

  

また、東日本大震災で被災し、避難生活を送った教頭先生の話を、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。教材や教頭先生の話を通して、生徒たちは、被災した人たちの気持ちを真剣に考えていました。

  

  

  

 今年の3月11日で、あの震災から12年になりますが、避難生活を送っている人はまだまだたくさんいます。震災を他人事とは思わず、福島県に住む者として、これからも被災した人たちの気持ちに寄り添っていってほしいと願っています。