こんなことがありました!

全校道徳 東日本大震災に関する授業

2月15日(木)

今日の2校時目に全校道徳を行いました。今日の全校道徳は、東日本大震災に関する授業で、ふくしま道徳教育資料集の「それでも僕は桃を買う」という資料や、福島県教育委員会が作成したふくしま復興のあゆみという資料から、原発の事故による風評被害について考えました。また、最近話題になっている、ALPS処理水についても考えました。授業は、管理職も含めた、担任外の教員6名で行いました。生徒たちは、1年生から3年生までの縦割りのグループになり、意見を出し合いました。どのグループも、3年生がリードして話し合いを進めることができました。

生徒たちからは、「正しい知識をもっていないのに差別するのはだめなこと。復興のために自分も正しい知識を得て、安全性を伝えていきたいです。」「やっぱり、放射性物質の問題は、福島県の大きな課題だと思いました。『批判されて悲しいな』で終わらず、もっと理解したいと思いました。」「これからも、福島県のものを積極的に買っていきたいと思った。そして、いろいろな人に福島ことをよく理解してもらうために呼びかけたりするのは大事だと思った。差別や偏見が多いのは、よくわかっていないから。まずは、自分から正しい知識を身に付けるのが大切だと思った。」などという意見が出されました。

    

    

  

                

東日本大震災から、もう少しで13年になります。しかし、福島県では、まだ様々なところに風評被害があり、苦しんでいる方がいらっしゃいます。同じ福島県民として、福島県で起こっていることを正しく理解し、被災者や風評被害に遭われている方に寄り添う気持ちをもってほしいと思います。