こんなことがありました!

日本の伝統文化について考えました

6月12日(月)

1校時目に2年生、2校時目に1年生の道徳の授業があり、教頭先生が授業をしました。2年生は「包む」という教材で、日本人が物を贈るときの心について考えました。授業中には、実際に自分の筆箱をハンカチで包み、相手に渡す体験もしました。授業を通して、「日本人として、つつしみの心を大切にしたいと思った」「包むことで、自分の気持ちが相手に伝わることが分かった」という感想がありました。1年生は、「奈良筆に生きる」という教材で、筆づくりの伝統文化を守り続ける主人公の生き方から、なぜ伝統文化を受け継いでいかなければいけないのかについて考えました。とても難しいテーマでしたが、生徒たちは意見を交換しながら真剣に考えていました。最後に、「伝統を受け継いでいくために、中学生の自分にできることは何だろう?」という問いに、「その伝統を知って、知らない人に伝えていきたい」「伝統的なものを大切に使い続けていきたい」という意見を書いている生徒がいました。今日のテーマを自分の生き方に生かそうという気持ちが表れた意見でした。1年生は、30日に学習旅行で会津若松市に行きます。伝統ある会津の歴史に触れ、伝統文化についてさらに知識を深めていってほしいと思います。