こんなことがありました!

善意の塔 光る

 昨日は、本校正面玄関前にあった石灯籠が修復されました。
 もともとは「五重の塔」でした。しかし、度重なる風雨や除雪など
で最上段の火袋が紛失
していました。さらに破損箇所がたくさんあ
りました。
 
 本校は、今年度、創立50周年を迎える節目の時

 何とかしたいと、誰もが思っていたとき。地域で石材店を営んでい
らっしゃる神田 勇次さんが修復したいと申し出てくださいました


 灯籠の石材は、高郷の産業を支えてきた「荻野石」(緑色凝灰岩)。
現在は、採掘されていないため貴重なものです。そんな石を少しず
つ丁寧に削り、火袋だけでなく全体をきれいに完成してくださいました。


 今回、神田さんは、奥様といっしょに来校、塔を修復しながら、
お子さんが高郷中学校の生徒であった頃のお話や、お子さん
が卒業する際には、校庭脇にある卒業記念品の校歌石碑制作
を依頼され、設置までしたことお話を聞かせてくださいました。

 「学校は、地域の大切な場所」であることをまた実感しました。
我々は、生徒が郷土に誇りを持ち、将来どこに住もうと、郷土に
貢献できるよう教育活動をすすめていきたいと思います。 

 神田さんご夫妻の善意に感謝申し上げます。