こんなことがありました!

「4つのスイッチ」~情報モラルについて学習しました!

 5・6年生が、情報モラルについて学習しました。地域の方(和田 典久 様)を講師にお招きし、正しい情報の見極め方やSNSの使い手として大切なことについて学習しました。授業のはじめに、実際のトラブル(新型コロナウイルスに感染した方が誹謗中傷にあい、亡くなってしまった、という嘘の情報がSNS上で広がった)についての報道を視聴しました。実際は病気から回復し、元気で生活しているのに、デマが半年以上も収まらず、本人や家族が追い詰められていったそうです。なぜ、そんなデマが流れたのか、そこには、意外な原因が隠れていました。嘘の情報をSNS上に流してしまった人の話では、自分に流れてきた情報を本当だと信じてしまい、感染した人を守り、悲しいことを繰り返さないために投稿したと話していました。しかし、正義のための投稿が、相手を苦しめることになってしまいます。このトラブルの問題点や自分だったらどうするかについて子どもたちは、「情報が正しいか正しくないか確かめることが大事」、「SNS上でも相手を思いやる気持ちが大事」などいろいろな考えを積極的に発表していました。授業の後半では、情報を見極める4つのスイッチについて学習しました。「まだわからないよね」「事実かな、印象かな」「他の見方もないかな」「何が隠れているかな」といった4つのスイッチを働かせて、正しい情報を見極めていくことが大事だと学びました。