新着情報
関柴小News
みこし型から野球型へ
2024年10月18日 09時00分10月も中旬、いよいよ秋祭りの季節、祭りばやしの笛や太鼓の音など日本の文化を 感じる今日この頃です。
さて、プロ野球パ・リーグは、開幕からロケットスタート、2位日本ハムファイターズとは、13.5ゲーム差の圧倒的な勝ち方で、実績よりも好調な選手を起用した小久保監督の采配がひかり、有原投手を軸に、モイネロ投手、大津投手の先発転向がはまり、投手陣が安定し、強力打線とがっちりかみ合ったソフトバンクホークスがぶっちぎりの優勝!!
一方、セ・リーグでは、近年まれに見る大混戦、どこの球団もクライマックスシリーズをねらえる位置で、順位が二転三転しました。その中、阿部監督の下、ベテラン菅野投手の復活、若手の浅野選手など活躍などベテランと新人の力が融合し、最後の最後で、投打のバランスのとれた読売ジャイアンツが、4年ぶりにチャンピオンフラッグを手にしました。
自分は、楽天ゴールデンイーグルスの大ファンで、喜多方市出身の伊藤茉央投手の活躍を祈りながら応援しましたが、あと一歩のところでした。きっと来年こそは、やってくれると信じています。
秋祭りの名物に「みこし」があります。一見、「みんな、仲よく、おみこしワッショイワッショイ」と楽しそうです。しかし、考えてみると、みんなが同じ役割を同じように分担させられ、身長の高いものだけがみこしを担ぎ、低いものはただぶら下がっているだけのようにも思います。
一方、野球は、その点が明らかに違います。つまり投手は投手として、捕手には捕手としての役割があります。また、1番バッターは1番として、4番バッターは4番としての役割があります。その役割が一人一人違う9人が集まって野球チームを組み、プレーをするということです。
このことは、子どもたちを生かすという点で重要なことです。野球型のように一人一人に自分の責任を持たせることで子どもは大活躍すると考えます。
それから、野球型のよさをもうひとつ。野球の試合中には三振したり、エラーしたりすることもあるでしょう。そんな時、「ドンマイ、ドンマイ」「打たせろ、飛んできた球は全部取るから」など励ましの言葉をかけることでチームの結束が強くなるところが素晴らしいと思います。