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関柴小News
むし歯を放っておくと!
2025年6月4日 10時00分「考える~スクラム・ジャンプ~」の「健康について考える」の共通実践である「むし歯」についてです。
むし歯がある子ども 25.2%(R7.6.4現在) 24/95人
(R6年度全国平均16.5%)
1 激しい痛みが出る
むし歯は初期段階では、ほとんど痛みはありませんが、次第に冷たいものや熱いものがしみてきます。(C2程度)しかし、そのうち噛むだけで痛んだり、何もしなくても痛んだりし始めます。その痛みも激しさを増し、いずれは夜も眠れないほどになってきます。(C3からC4)
2 神経が死ぬと歯の寿命が縮まる
むし歯が歯の神経に達してしまうとその機能を失い、神経は死んでしまいます。それと同時に、その歯の栄養を送っていた血管の機能も働かなくなります。そのため、神経が死んでしまうと痛み自体はなくなりますが、その歯の寿命は一気に縮まります。
3 歯の形が変わることで噛み合わせにも変化が起こる
むし歯によって歯が欠け、大きさが変わってしまうと隣接する歯や噛み合わせる歯の位置やバランスが崩れ、歯並びや噛み合わせも変化します。これによって、歯並びが悪くなったり、噛みにくくなったり、顎の関節にも異常をきたす場合もあります。
4 歯はあらゆる場所に繋がっている
歯は血管を通して体の様々な器官とつながっています。むし歯菌が根の奥の方まで感染すれば、その血管の流れに沿って、その付近の骨や鼻の方に広がっていきます。例えば、上の歯の場合、その近くにある副鼻腔に感染し、副鼻腔炎を引き起こします。下の歯であればむし歯菌は顎の骨まで達し、骨髄炎を起こします。
5 たかがむし歯と侮ってはダメ
このようにむし歯を放っておくと、お口のトラブルだけにとどまらず、体のあらゆる場所に害を及ぼす可能性があります。また、むし歯は早い段階であれば痛みも伴うこともなく、治癒もスムーズに進めることができます。むし歯は放置しても何のメリットもありません。
資料一部略 影向美樹 氏(歯科医師)より
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