学校の様子

了解 地域文化伝承「縄ない学習」を行いました

 本校では,34年前から「ふるさと学習」として有機農法による学校田学習が全校生で行われてきました。今年度は過去最高の280kgの収穫量がありました。これは,米や畑作物の栽培を通して「食」に感謝する心と「いのち」の尊さを学ぶ学習です。「縄ない学習」は今年度からスタートした取り組みで、今までの学校田の学習に加えて,小・中で連携して脱穀の際に出る藁(わら)を使い,地域文化伝承として,熱塩加納地区では出来る人が少数となった「縄ない」にチャレンジして伝承していくとともに,郷土愛を育んでいこうとする取り組みです。

 今日は講師として、まごころ野菜の会初代会長 岩下清様、まごころ野菜の会現会長 山口潔様、JA全農グループ広報企画部 山﨑敏彦様、地元専業農家 大竹久雄様 をお迎えして行われました。生徒たちは、田んぼが多くの生き物たちの「生命存続の場」として大切な役割を担っていることを学んだあと、体育館で「縄ない」について学習しました。実演を見たあと「縄ない」に取り組みましたが、思いのほか生徒たちが縄をなうことができる様子を見てみんな驚いていました。とても初めてとは思えませんね!1時間ほどで縄跳びが出来るほどの長さまで縄をなった生徒が何人もいました。最後は遙秀くんが代表で立派にお礼のあいさつ述べました。来年以降、継続して取り組んでいくことで「わらじ」なども作れるようになるといいですね。