子どもの可能性を見出す!
2025年10月21日 10時38分慶徳小学校には、野口英世像があります。「普通は、二宮金次郎じゃない?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。なぜ、野口英世像があるのか。それは、次の機会にお話するとして、今回は野口英世の母「シカ」さんのお話です。シカさんは、息子である英世が医者に行ったとき、「お医者さん、この薬はどこに効くのですか。」と質問する姿を見て、英世の医学における才能を見出したという逸話があります。子どものわずかに輝く才能や興味を見出し、その可能性を応援したのです。では、下の絵を見てください。皆さんは何に見えますか。おそらく、「アヒル」「カモ」またはウサギに見える人もいるかもしれまん。実は大切なのは、どちらに見えるかではなくて、アヒルやカモに見えている間はウサギが、ウサギに見えている間は、アヒルやカモが消えているということです。このことは、次のようにも考えられます。「相手の嫌なところや欠点を見ている間は、その人のよさや可能性が見えなくなっている。」と。この絵を見て、子どもたちの可能性やよさをしっかり見極めて、よき伴奏者として歩いていかなければと、あらためて思いました。