こんなことがありました!

東大日本大震災から10年

3月11日(木)、澄み渡る青空が見えます。

その青空に弔意の半旗を掲げました。

そうです、あの東日本大震災の日から10年たった3.11を迎えました。

今日は、全校朝の会を開き、震災講話を行いました。

校長より、福島県教育委員会の震災に学ぶ資料より、その日に起こってしまった痛ましい事例を話しました。

続いて、教頭先生より、その当時勤務していた小学校での震災の日についてお話ししていただきました。

小学校全校児童で、地域の公民館に避難したこと、確実に保護者の方々へ子どもたちを引き渡したことなど、大変な一日だったそうです。

そして、養護教諭の先生から、その当時勤務していた中学校の話をしていただきました。

中学校は、卒業式が終了して生徒はいなかったこと。廊下の揺れがひどく、廊下がゆがんで見えたこと。

後日、浜通りからの転校生が、実際に津波に飲まれて奇跡的に助かったこと。そして、その子のまわりのたくさんの方々が亡くなってしまったこと。

実際に震災を経験をしていない、または、覚えていない子どもたち。

みんなの役割は、震災をしっかり「知ること」。

震災をこれからも「伝える」こと。

震災にあったときどうすればいいか家族で「話し合う」こと。

それがすべて、「命を守る」ことになることを話しました。

みんなの命、みんなの家族の命、これから100年後のみんなの子孫の命を守るために、3・11を学習し続けなければなりません。

みんなとともに笑顔いっぱい、3・11の震災に学び、たくさんの命をしっかり守りましょう。

東日本大震災や様々な天災で犠牲になられたたくさんの方々に謹んで哀悼の意を表します。