学校日記

本 いつもぶうたれた・・・

10月25日(木)、学校司書の本田先生が5・6年生に読み聞かせをしてくださいました。

「絵をじっくり見てください。」

そうおっしゃってから、絵本を読み始めました。

いつもぶうたれたネコ」という絵本です。

不運なことばかりが続いて、いつもぶうたれているネコがいました。そんなある日、ゴミすてばで一ぴきのネズミを助けることになります。ネズミはぶうたれネコをこわがりもせず、二人の間には友情が芽生えていきます。

さて、読み終わった後、本田先生が教えてくださいました。

「この絵本の絵を描いた エム ナマエさんは、実は全盲なんです。」

病気のために、失明してしまったのだそうです。

子どもたちに大きな衝撃が走りました。

「ナマエさんは、目が見えなくても、イラストレーターとして活躍します。アメリカでも個展を開き大成功しました。」

ほのぼのとしたお話とともに、生きることについて考える機会ともなったひとときでした。