学校日記

東日本大震災校長講話

9日(金)に、東日本大震災校長講話を行いました。7年前の3/11 14:46 大きな地震によって大津波が発生し多くの命が犠牲になったこと、また、この津波によって原発事故が発生し、未だに自分のふるさとや家に帰ることが出来ない多くの人がいることを確認しました。

 会津地方のようにそれほど大きな被害を受けなかった地域では、すでに7年前の出来事と忘れかけてきている人も少なくはありません。しかし、災害はいつ発生するのかわかりません。どんなときにでもきちんとした対応が出来るようにすること・これから大人になる児童の皆さんは自分・家族・友達・故郷を大切にし、これからどんな福島県・熊倉地区にしていきたいかを考えていってほしいことを話しました。つらい大震災でしたが、この災害を経験することによって新たに得た良い面を大切にし、プラス思考をもつことを忘れずにいってほしいです。

 3/11の14:46。児童達はそれぞれの家で、この震災で犠牲になった多くの方々が安らかに眠ることができるように黙祷をします。

この、講話の後の感想発表で、6年生の児童が、これからの自分の命も福島県も、自分たちが守っていくものなので、震災の事は忘れずにずっと語り継いでいくこと・そして福島の農産物が安心で安全だということを、自分たちが積極的に広めていきたいという感想を述べました。