学校日記

本 磐梯山に登りたい!

1月14日(木)、学校司書の先生が、5・6年生に読み聞かせをしてくださいました。

 

あかべこのおはなし」(文/和田 義臣、絵/ 若山 憲)という絵本です。

 

会津若松の民芸品店で生まれたあかべこは、紅葉の美しい磐梯山を見つめるうち、どうしてもそこに行きたくなります。

やがてあかべこは、自分の足で歩きはじめて磐梯山の頂上を目差しますが…。

「あかべこ人形」の由来は、807 年(大同2 年)柳津町の円蔵寺に虚空蔵堂を建立する際、上流の村から大量の材木が寄進されましたが水量が豊富な只見川から材木を運ぶのに村の人々が難儀していると、どこからか牛の群れが現れ、材木の運搬を手伝ってくれました。

その中でも、最後まで働いたのが赤色の牛だったそうです。

そのことから、丈夫で元気な子どもに育つように、と願いが込められ「赤べこ人形」が作られたそうです。

そんな伝承物語に登場する「あかべこ」が磐梯山へ登りたいと冒険する物語が「あかべこのおはなし」です。

今日は、市図書館からもう一人、別の学校司書さんもおいでになり、一緒に読み聞かせをしてくださいました。