学校日記

歯の健康教室〈3・4・6年生〉

  6/23〈金〉に、歯科衛生士の村岡ケイ子先生をお招きして、3・4・6年生の歯の健康教室を行いました。今回は,噛むことを中心とした内容で進めていきました。
 2校時目  3年生
 噛むことの大切さをちょっと実験を入れながら学習しました。
 いつものように歯の染め出しをして、汚れているところを確認しきれいにブラッシングしていきます。きれいになった歯で、黒いクッキー〈オレオ〉を一枚ずつ食べました。おいしいお菓子で、あっという間に食べてしまいました。でも、その後で口の中を見てみると・・・・・
   
  大変!!口の中は、クッキーが黒くこびりついていました。これを取り除く食品がスルメです。スルメのような固いものを何度も噛むことによって唾液が出て口の中を綺麗に掃除できます。みんなの口の中のスルメが無くなる頃には、黒い汚れはきれいになくなっていました。
 スルメ以外でも、固くて食物繊維がたっぷりの野菜やリンゴ等も効果があります。食べ物を選ぶということは虫歯の予防にもつながります。

 3校時目  4年生
 バランスの良い食事と間食の取り方を学習しました。
 歯の役目は、食べ物をかみ砕くだけではなく、
 ① 言葉をはっきりと話す。
 ② ぎゅっと噛むことにより力を発揮する。
 ③ 顔の形を整える。
 歯が無くなってしまったら大変!日頃から赤・黄・緑のバランスのとれた食品を良く噛むことが大切です。
   
  ジュースはちょっと気をつけなければならないものです!
 なぜなら、液体のために一瞬で口の中に広がり歯の間に甘い砂糖が侵入します。夏休みはジュースをだらだらと飲まないようにしましょう。

  4校時目  6年生
 磨き残しをなくそう!という学習でした。思春期に入った6年生は、口の中に変化が現れ、ホルモン分泌の変化で歯肉炎にかかりやすくなってしまいます。磨き残しがあると、歯垢がたまり歯周病にもなってしまいます。
 『食べたら磨く』ことを忘れずに、糸ようじやポイント用歯ブラシ等をうまく使った完璧な歯磨きをして、いつまでも健康な歯を維持していってほしいと思います。
 
   
 村岡ケイ子先生。ご指導ありがとうございました。