仙台管区気象台が今日29日に、東北南部が梅雨明けしたとみられる発表したそうです。今年の梅雨入りは15日(水)でしたから、たった2週間の梅雨で、統計を取り始めてから最も短い梅雨になったそうです。去年よりも17日間、平年より25日も早い梅雨明けは、水不足にならないものかと、ちょっと心配になりますね。学校の水田を見に行ってみると、一株一株がすくすくと成長し、16日に除草活動をしたときよりも隙間がなくなっていました。これから夏の強い日差しを浴びながら、もっとたくましく成長していくことでしょう。


昨日の大雨から一転、青空が広がる中、1・2年生の水泳学習を始めました。担任が思っていたよりも、水を怖がったり、顔に水がかかるのを嫌がったりする子も少なく、ニコニコしながら今シーズン初めてのプールでの学習を楽しんでいました。この後、続々と他の学年も水泳学習をスタートさせます。子どもたちは、自分が設定した目標に向かって、積極的に練習をして欲しいと思います。




4年生理科は、前回の続きです。今回は、水溜まりができるところと、できないところの砂(土)に着目しました。『なぜ校庭には水溜まりができるのに、砂場にはできないの?』という問いから、砂の粒が違うからではないかという考えが出てきました。そこで、実際に触ったり観察したりしました。すると、校庭の砂は細かいのに対し、砂場の砂は、1粒が少し大きいことに気が付きました。
このことから、『粒の大きさによって水のしみ込み方には違いがあるのか』という新たな問いが生まれ、実験を通して調べることにしました。すると、砂場の砂は、あっという間に水がしみ込んでしまいました。一方の校庭の砂は、時間が経ってもあまりしみ込まず、水溜まりのように水が残ってしまいました。
実験から、砂(土)の粒の大きさの違いによって水のしみ込み方が違うということを理解した子どもたち。「畑の土はどうなんだろう」や「砂利や石ならさらに早いのかな」など、新たな物に目を向ける姿が見られました。


4年生の理科の学習では、『雨水のゆくえ』について学習しています。今日は、『地面に降った雨水はどこに流れていくのか』を実験を通して学習しました。子どもたちの予想は、「低いところにたまる」や『高いところから低いところへ流れてく』でした。雨の日の水たまりを想起したときに、「足の跡やブランコの足下などへこんでいるところにたまるから」という理由でした。
実際に校庭に出て地面の高低差を調べてみると、よく水の溜まるところが低くなっていることが分かりました。今日は晴天だったため、自然の雨で確認することはできませんでしたが、人工雨(ジョーロの水)で高いところから低いところに流れていくのかを確認しました。




20日(月)の3校時目に、6年生は山内アイ子先生にお越しいただき、昔語り体験を行いました。今回は、アイ子先生による「猫魔ヶ岳」等、3つのお話を聞かせていただきました。子ども達は、アイ子先生のお話を間近で聞きながら、間の取り方や強弱の付け方といったコツについて、肌で感じ取ったようです。今後、自分で覚えたい昔語りを選び、各自練習に入る予定です。



17日(金)に小中連携授業研究会を行いました。塩川中学校区の先生方が小・中学校隔年で授業を公開し、小中連携を深めるために行うものです。今年度は、体育の授業を堂島小で公開することとなりました。
そこで、3・4年生のタグラグビーの授業を行いました。タグラグビーとは、タックルの代わりに腰につけたタグを取り合い、安全性を高めたラグビーのことです。今回の授業では、ゲームの中でボールを持ったら前に進むことを意識して活動しました。
授業では、ボールを持ったら前に走り、フェイントをかけたり、間をすり抜けたりしながらゴールラインに向かう子どもたちの姿がたくさん見られました。ゴールラインを越えたときの「トライ!」や、タグを取ったときの「タグ!」の声が体育館中に響き、元気に楽しくタグラグビーに取り組んでいました。
参観いただいた先生方からは、「子どもたちが生き生きとしていて素晴らしい」や「全力でトライを目指す姿が非常に良かった」などの感想をいただきました。堂島小学校では、これからも子どもたちが楽しく、そして夢中になるような体育の授業を目指していきたいと思います。



6月11日(土)の午後には、元小中学校長で弁当の日を提唱されている、竹下和男先生を香川県からお招きしての教育講演会を開催しました。これは、今年度から塩川中学校区で取り組んでいる「塩川中学校区生活マネジメント力育成事業」の一環として行われたものです。「弁当の日で身につく力」を演題に、3~6年生児童と本校保護者、市内の学校関係者等、約90人が講演会に参加しました。



写真や動画を映しながらの竹下先生のお話はとても分かりやすく、鼻の奥がツーンとなる場面もありました。子ども達にとっては、5才の女の子だったはなちゃんが朝5時に起きてみそ汁を作ることに驚き、大人には人間脳の発達する子育て期間の重要性と必要なことを再認識する、大変有意義な時間になりました。





堂島小では、2学期11月21日にマイランチデーを予定しています。今回の講演を聞いて、それに向けてのご家庭での取り組みが始まってくれることを期待しています。
お忙しい中、遠路おいでくださいました竹下先生、貴重なお話をありがとうございました。また、塩川中学校区生活マネジメント力育成事業実行委員会小林委員長様をはじめ、土曜日の午後にもかかわらず講演会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。