喜多方市小学校農業科

喜多方市小学校農業科

カボチャ~大豊作~

 9月24日(木)の午後,3年生がカボチャを収穫しました。広い範囲に茎が伸びカボチャの収穫よりもその後の畑の整理の方が大変だったようです。収穫したカボチャは,また全校生で試食すると共に,慶徳ディサービスセンターとしののめ荘に届けて食べていただくことになっています。

 





 ジャガイモの時には,いろいろな料理に変身して全校生でおいしく試食しましたが,ジャガイモはどんな料理に変身するか楽しみにしています。

最後のイネの観察

 9月24日(金),最後のイネの観察をしました。
 イネは順調に育っています。
 10月9日(金),に稲刈りをし,今年はけさ掛けで天日干しをし,20日頃足踏み脱穀機で脱穀する予定です。





悲しき 農業科

 今年は,酷暑のため作物の成長が思うようにいかず,残念な思いをしています。
 スイカ23個,小玉,あまり甘くない → がっかり



 トウモロコシは実の入っていないものが多く見られます。それでも,子どもたちは甘いと言ってくれますが,お世辞に聞こえて仕方ありません。



 2回目に直播したトウモロコシは,今のところ順調です。これに期待をしています。



 トマト → 大失敗



 ナスさん,あなただけが頼りです。ありがとう。
 子どもたちではなく,毎日先生たちの家の食卓に並んでいます。



 まだまだナスは元気で,収穫を続けられます。



 予定していた「しののめ荘」と「慶徳ディーサービスセンター」へスイカを届ける際には,味に自信がないので,5個ずつ届けることにしました。(5個のうち1個ぐらいはおいしいものがあるだろうという切なる願いを込めて。)

 水不足のために作物の出来がよくないことは予想ていましたが,これほどだとは思いませんでした。子どもたちが育てている「サツマイモ」「エダマメ」「カボチャ」がおいしく育ってくれることを願っています。

イネの観察

 8月28日(金),イネの観察を行いました。まず,山健さんからいろいろなイネの穂の付き方の違いを教えていただきました。



 次に実際に穂の成長の様子を観察しました。茎がしっかりと成長し,穂もたくさんのモミが付いています。



 観察後,山健さんの畑で採れたスイカをごちそうになりました。
 ありがとうございました。

イネの観察

 7月14日(火),3回目のイネの観察を行いました。講師はいつものように農業科支援員の山健さんです。
 




 今年から田んぼの草取りもする計画をたて,草取りの道具の「ころばし」も準備しましたが,日程の調整がつかず,またその間苗が大きくなりすぎたため,道具の使い方だけ教えていただきました。



イネの観察

 6月8日(月)1校時,5月20日田植えをしたイネの観察を行いました。4月23日に種もみまきをしてから47日目です。
 これからイネの成長を観察するために,自分の苗を決め,その横に棒を立て,成長の様子を記録することにしました。イネの苗は約23cmに成長していました。
 



なぜ藁を敷くのか?

 昨日,農業科支援員さんに圃場の整備をしていただいたので,今日は1・2年生が昼休みの時間に,サツマイモの苗を植えた畝の間に藁を敷きました。1・2年生ということもあり,藁の厚さはまちまちで,けっして見栄えは良くありませんが,経験させることにしました。大きくまとまった藁を4人がかりで運びましたが,途中でつかんでいた藁が抜けたり上手に藁の塊をつかめなかったりして,大騒ぎでした。
 15分かかって何とか藁を敷き終えたました。その後,2年生に「なぜ藁を敷くの?」と聞くと,速攻で「草が生えないようにするため」「畑が雑草だらけにならないように」という答えが帰ってきました。
 さすが農業科(1・2年生は生活科ですが)を学ぶ子どもたち。常識のレベルがとても高く,関心されられました。



農業科を支える

 6月4日(木)の朝,学校裏の圃場を見ると,支援員さんが畑仕事をしています。そのうち,「校長先生,肥料をください。」という声が聞こえてきました。
 肥料をまかないで畝立てをしマルチをかけたため,今朝はそのマルチを外し,肥料をやるために集まったということです。自分たちで連絡を取り合い今朝に決めたということでした。やるからには,子どもたちにしっかりと作物を育てさせたい,おいしい作物を収穫させたい,そんな思いが伝わってきます。感謝の一言に尽きます。
 また,スイカの苗もいただき,今日植えていただきました。天気のいい日に,子どもたちと一緒に藁を敷きたいと思います。



サツマイモの苗植え

 5月28日(木)の1校時,支援員さんや子どもたちのおじいさんやおばあさんに手伝っていただいて,サツマイモの苗を植えました。植え方を教わったり手直しをしていただいたりして,100本の苗を無事植えることができました。
 植え付けが終わった後,2年生を中心にじょうろで水やりもしました。







圃場(畑)の整備完了

 5月25日(月),ようやく学校北側の圃場の整備が終わり,いつでも種まきや苗の植え付けができるようになりました。
 1・2年生がサツマイモの苗の植付けをする圃場の西側は水はけが悪く,最後まで畝立てができませんでしたが,ぐにゃぐにゃになっていた土も乾き,5月28日(木)の植付けにぎりぎり間に合いました。支援員さんの話によると,サツマイモは同じ場所で育てれば育てただけ甘いサツマイモが育つそうです。



 ついでに,サマースクールで食べる夏野菜カレー用のトマトとナスの苗の植え付けも行いました。昨年10月31日(金)に植えた夏野菜カレー用のタマネギはまったく育たず,使えるかどうか分かりません。今年は,どこでもタマネギのできがよくなかったと支援員さんが話していました。(何とかたべられるぐらいに成長したら写真を掲載します。)

田植え

 5月20日(水),3・4校時に田植えを行いました。
 今年から,慶徳稲荷神社のお田植え神事が行われる田んぼを使わせていただくことになりました。(お田植え祭りで苗を植える箇所は残してあります)。今年は田植え指導ために,8人の方に指導していただきました。





 実際に苗を植える際に細かいところまで指導をいただいたため,浮苗も見られず,上手に苗を植えることができました。





 今年も,田植えが無事終わったお祝いのさなぶりの準備をしていただき,おいしい赤飯と喜多方徳さんのアスパラをごちそうになりました。


 
 最後に全員で記念写真をとりました。



 今年は,ころばしを使った草取りや稲刈りの際の棒がけによる天日干し,足踏み脱穀機を使った脱穀など,支援員のみなさんがいろいろ考えてくださっています。
 秋には,収穫したお米で楽しい収穫感謝祭ができることを楽しみにしています。



 5月21日(木),田んぼに水をはると,苗の列がきれいにそろっていることがよく分かりました。 

苗の観察

 5月12日(火),山健さんのところへ苗の観察に出かけました。4月23日(木)にまいた種モミが,プール育苗という方法で育てられ,約15cmに成長していました。また,育苗ハウスには,芝生のようにきれいに生えそろったイネの苗が並んでいました。







 観察が終わってからサプライズがあり,しみもちとアスパラの煮物をごちそうになりました。
おいしくいただきました。

圃場の様子

 3月10日(火)~11(水)に降った春先の大雪のため学校裏の畑は未だに土が乾かず,4月中旬にも関わらず,あちこちに水たまりが見られる状態です。



 5月の連休中,近所の方がトラクターで畑を耕してくださいましたが,土が塊となり石のようになってしまっています。



 マメトラで土を耕してもまだまだ畝立てができるような状態ではありません。そのような中,昨年秋野菜(ハクサイ・ダイコン・カブ)を育てたところだけは,外のところとは違って土の塊があまり見られませんでした。





  良い土にするためには,作物を育て続けることが大切だと言われていますが,こんなにも違うものかと驚いてしまいました。

最後の収穫物

 11月21日(金),ハクサイとダイコンの収穫をしました。
 ハクサイは青虫にも負けず大きくなってくれました。11月11日(火)の収穫感謝祭で,その甘みはすでに実証済みです。
 大病総太りという白いダイコンと,紅甘味という赤いダイコンはどんな味かまだ分かりません。それに種をまいた時期が遅かったため,太いダイコンまでには育ちませんでした。先生方に持ち帰ってもらって,味見をしてもらう予定です。
 計画にはなかった秋野菜も育てて,今年度の農業科の作物の栽培も終了です。しばらくお休みです。





 ハクサイもすべて収穫しました。



 ダイコンはこれ以上成長しないと思います。

玉ねぎの定植

 10月31日(金),朝8時から玉ねぎの苗の植え付けをしました。
 8時15分から朝の会があったり,明日が学習発表会だったり,明日から天気が悪くなる等の理由から,朝の短い時間で無理をして作業をしました。
 気温が低く土が湿っていたため,本当に手が冷たくなりました。
 今までで一番大変な作業でした。





 写真からも土が湿っているのがよく分かると思います。

ハクサイとダイコンのその後

 10月上旬,虫食い状態だったハクサイも気温が下がり,虫が活動できなくなったためか,葉が虫食いでなくなりました。それに比べて,ダイコンの成長は今一歩というところです。
 野菜を育てるということはやはり難しいということを実感しました。





 エダマメを収穫したら,畑も随分と寂しくなりました。
 11月上旬に玉ねぎを植え付け,11月中旬にハクサイとダイコン,カブを収穫したらしばらく畑での活動は休みです。

稲刈り~脱穀~モミすり

 10月8日(木),延期していた稲刈りを行いました。晴天に恵まれ,また田んぼにひび割れができるぐらい土の乾いた絶好の稲刈り日和でした。







 稲刈りに続き脱穀も行いました。



 落ち穂拾いもしっかりと行い,むだにならないように注意しました。



 田植えの時と同じように,農業科支援員さんが赤飯とキュウリの漬物,お茶を用意してくださいました。よろず屋さんからせんべいの差し入れもありました。



 予定よりも早く終わったので,山健さんのところでモミすりを見学しました。くず米と普通の玄米の違いも教えていただきました。



(仮称)農業科お助け隊~間引き~

 10月8日(水),昼休みにカブの間引きをしました。ダイコンの間引きは,午前中1・2年生のサツマイモ掘りの手伝いにお出でになった農業科支援員の方がしてくださったそうです。
 カブはまだだったのでお助け隊の6名で行いました。
 同じところから苗が出ているようで,一つを抜くと他の苗も抜けそうな感じがしました。込み合っていた苗もすっきりしました。これだ大きなカブが採れそうです。



作物の今

 10月2日(木),ハクサイが無残にも「ムシクイ」という言葉がぴったりの状態になってしまいました。のんびりとしていられない状態です。



 ダイコンは順調に成長を続けています。



 カンドウカボチャも15個以上あります。さて,どのように調理したらよいのでしょうか。良いアイデアがあれば,学校宛にメールでお知らせください。よろしくお願いします。

ダイコン,ハクサイ,ナスの今

 9月25日(木)の雨で,9月19日(金)に種をまいたダイコンが一斉に芽を出しました。ずっと芽が出てこないため,心配していましたが,丈夫そうな芽がたくさん出てきました。これで一安心です。



 9月12日(金)に植え付けをしたハクサイもこんなに成長しました。虫にたくさん食べられて,まだら模様になっているハクサイもたくさんあります。農業科支援員の岩崎さんに来年はネットで覆うとよいという助言をいただきました。



 ナスは相変わらず元気です。気温のせいなのか,あるいは日照時間のせいなのか,夏の時期と比べると成長の度合いがかなり遅くなっています。小さいうちに収穫しないである程度大きくなって収穫するようにしています。
 収穫したナスは先生方に持ち帰ってもらい,むだにならないようにしています。

(仮称)農業科お助け隊~堆肥枠組み立て~

 
 
 圃場脇には,使わなかった藁や雑草,スイカの皮等が山積みにされています。予想以上に量が多くなったため,堆肥枠を購入することにしました。(農業科導入時購入したものが劣化し,使用できなくなったため)
 



 9月22日(金),お助け隊の6名が,堆肥枠の組み立てに取り組みました。今日は行事が立て込んでいるため,朝の10分と2時間目の休み時間15分,合わせて25分しか活動時間がありません。そのような短い時間でしたが,堆肥枠の組み立てを終えることができました。





 この堆肥枠を使ってよい堆肥をつくりたいと思います。

農業科お助け隊(仮称)

 圃場の土をよい土にするためには,春,夏,秋のそれぞれの季節に作物を育てなければなりません。それをどのようにするかいろいろ考えた末に,授業とは別に畑仕事を手伝ってくれる子どもたちを募り「(仮称)農業科お助け隊」を組織することにしたました。
 先週の金曜日(9/12)雨のため活動延期,今週の火曜日(9/16)また雨のため活動延期,そして今日(9/18)三度目の正直で,ようやく活動をスタートさせることができました。
 隊員6名,隊長は未定。顧問校長先生。総勢7名です。(これからだんだんと4年生の隊員も募集したいと思っています。)
 今日は,お昼休みにダイコンとカブの種まきをしました。約60日で収穫です。どのような圃場の風景になるか楽しみにしています。



 支柱に5cmずつ印がつけてあります。それを使って15cm間隔で種を3粒ずつ播きました。最初は間違って5cm間隔で種を播いてしまいました。







 農業科お助け隊の6人の隊員です。昼休みや放課後,遊びたいのを我慢して活動を優先させるという約束で,お助け隊に入りました。これから頑張ってくれることを楽しみにしています。

秋野菜植え付け

 9月12日(金),ハクサイの苗の植え付けを行いました。今回は時間的な余裕がなかったため,支援員の猪俣さんから苗をいただきました。お昼休み時間に,ハクサイの植え付けと,ダイコンとカブの種まきを予定していましたが,激しい雨が降って来たため,植え付けや種まきの方法だけを聞いて,子どもたちの作業は中止しました。
 苗はそのままにしておけないので,大人が植え付けを行いました。今回も施肥やマルチかけなど,猪俣さんと高畑さんの二人の支援員さんにしていただきました。



イネの観察

 9月2日(火)1校時,5・年生がいつものように山健さんの指導を受けながらイネの観察を行いました。
 ① イネがどのぐらい伸びたか?
 ② 分げつがどのぐらい進んだか?(株の数)
 ③ 一株にどれぐらい穂がついているか?
 ④ 一株にどれぐらいモミがついているか?
の4つのことについて調べました。


イネの伸びを調べています。


 分げつの様子を調べるために株のところを詳しく観察しています。




 穂の数を調べています。




 モミの数を調べています。


 害虫が食べたイネ,病気になったイネについて山健さんに教えていただいています。


 子どもの今日の学習ノートです。しっかりと記録しています。 

スイカ大豊作

 8月27日(水),朝スイカを6個収穫しました。たくさんできすぎていて困っている状態です。(贅沢な悩みです。)月曜日収穫したスイカは,収穫時期が遅れ,少し熟れ気味でした。直径30㎝以上の大玉のスイカがいたるところにあります。
 日頃いろいろとお世話になっている慶徳幼稚園,喜多方学校給食共同調理場,慶徳デーサービスセンター,しののめ荘の4箇所に届ける予定です。
 本日までのスイカの収穫数:10個です。

作物の収穫と成長

 今日は雨でしたが,ナスが大きくなりすぎるといけないので朝学校の畑に出かけて行きました。途中でイネの様子を見てきました。イネの花が咲き終わり,おしべがたくさん残っていました。イネの花は2時間程度しか咲いていないと言われており,私もまだ2回しか見たことがありません。子どもたちもそれぞれ家の近くの田んぼで見ることができたでしょうか。金曜日は比較的天気が良かったので,その時咲いたのかもしれません。



 トマトは先日の台風の被害を受け,元気がありません。あれほどたくさん実をつけていたのに,あまり実をつけなくなりました。このまま,弱っていくような気がします。





 ナスは依然元気です。おいしそうな実をたくさんつけています。



 ゴーヤも大きくなってきていますが,収穫時期がわかりません。支援員さんに見ていただき,食べごろを教えていただくつもりです。ゴーヤは支柱を設置するのが遅かったため,地面をはったままになってしまいました。(失敗作です。)



 スイカは現在30個ぐらいなっています。ひげが枯れたら食べごろだということですが,一つ一つ確認しましたがまだのような感じです。これも支援員さんに見ていただかなければなりません。
 また,たくさんなっているので,熱塩小学校や加納小学校で行っている「笑顔の赤飯配り」のスイカバージョンで「慶徳小学校 笑顔のスイカ配り」を考えています。(良い考えだと思うので,先生方や民生委員の方に相談してみるつもりです。)



 まだまだ小さい長ネギです。これで大丈夫なのでしょうか。



 台風で茎が曲がってしまったピーマンですが,一生懸命に実をつけています。その健気さに感動します。



 トウモロコシも大きく膨らんできています。2学期早々には子どもたちに食べさせることができると思います。



 おばけカボチャは一個だけ実をつけました。現在50㎝ぐらいの大きさです。



 今朝収穫したトマトとナスはこのぐらいです。トマトは完熟させる。ナスは小さいうちに収穫することを心がけています。



 喜多方市小学校農業科では,夏野菜の栽培を奨励していません。その最大の理由は収穫が間に合わないということでした。
 しかし,慶徳小学校では,トマト12株,ナス5株,カボチャ10株,ゴーヤ4株,スイカ5株,長ネギ少し,ピーマン5株,トウモロコシ1畝,マメ3畝,ジャガイモ1.3畝,サツマイモ2畝を植え付けしています。たくさんの作物を育て,しっかりとした土づくりをしたいというねらいに沿った取り組みをしています。
 トマトやナスは順番を決めて,自宅で野菜を育てていない先生方に持ち帰ってもらっています。現在,作物をだめにしてしまったということはありません。適宜畑に行き,作物の成長を見ながら収穫すれば,夏野菜もしっかりと育てられるということをこの夏検証することができました。

圃場の管理その6(復活)

 8月14日(木),まだ圃場の土に湿気が残っているものの,愛車「アグリ号」の助けをかりて,雑草とりと耕運を行いました。長雨のため,土が粘土状になり,なかなか細かく砕くことができない状態でしたが,時間をかけて少しずつ作業を進め,ようやく夏休み前の状態に戻すことができました。
 間もなく夏休みが終わり,子どもたちの農業科の学習が再開されます。それに向けて,何とか圃場を学習できる状態に戻すことができてほっとしています。
 今回は,特別に「アグリ号」を出演させることにしました。ふるさと納税のお金で教育委員会が購入し,慶徳小学校で保管しているものです。雑草退治には何時も活躍しています。








 マメトラ「アグリ号」のおかげで除草作業もスムーズに行うことができます。

圃場の管理その5

 台風11号の強風のため,トマトとトウモロコシに大きな被害が出でて唖然としました。幸い,スイカには,ほとんど被害が見られず,ほっとしています。雑草のことに気をとられ,まったく台風に対する対策をとらなかったのが原因です。
 特に,トマトについては,実をつけられるだけつけさせていたため,その重みに耐えられなくなり,倒れたものがほとんどでした。(26.8.12の圃場の様子)


 
 写真のような状態だったので,支柱を立てて何とか倒れないように補強しました。


 トマトは見るも無残な状態です。支柱が支柱の役目を果たさなくなっています。麻縄で茎をしっかりと縛らないとすぐに下がってしまう状態でした。(縛ることは茎を痛めることになりますが,どうしようもありませんでした。)


 
 
 これだけのものを処分しなければなりませんでした。

 

 マメは何ともないように見えますが実は茎が曲がっています。


 スイカはまったく被害を受けず,大きくなり続けています。

圃場の管理その4

 台風影響で雨が続いたことが災いし,一挙に雑草が伸びて一面雑草だらけの畑になってしまいました。(26.8.8の圃場の様子)










 さっそく,草刈りをしたり,雑草取りをしたりしたのですが,悲劇はそれだけではありませんでした。

圃場の管理その3

 仕事の関係と気温の高さのため,除草作業が行えないでいます。スイカは大きく育ってきていますが,その奥に見えている雑草の背丈は黄色信号です。(26.7.27の圃場の様子)




圃場の管理その2

 最後の植え付け作物のマメの定植のために,畝を立て,マルチをかけ,ついでに圃場の雑草をとり,圃場の整備を行いました。スイカとカボチャの畝のところには支援員の五十嵐さんのところからわらをいただき敷きました。(26.7.17の圃場の様子)















 様々な作物の花が咲き,トマトはもう赤くなり始めています。
 圃場の管理の状態も良好です。

圃場の管理その1

 農業科における圃場の管理で最も大切なことは,「畑を畑らしくしておく」ことだと思っています。そのためには,雑草を生やさないということが大切なのですが,それがなかなか難しいのです。そのことを少し紹介したいと思います。(26.7.2の圃場の様子)

















 トマトの畝とカボチャの畝の間に若干雑草が生えているものの,まずまずの管理状態です。
サツマイモジャガイモ,トウモロコシ,マメ,スイカ,トマト,カボチャ,ナスが順調に育っています。

小学校農業科年間指導計画(慶徳小学校版)

26農業科年間指導計画(3年).pdf
26農業科年間指導計画(4年).pdf
26農業科年間指導計画(5・6年).pdf

 4年生は農業科副読本を使用し,事前にしっかりと知識を得て,栽培に取り組んでいます。ちなみに,豆類で大切な「根粒菌」という言葉もしっかりと学習しています。

 5・6年生のイネの栽培は,作業自体は少ないものの,小学校農業科のねらいに沿った学習を進めています。また,総合的な学習としての視点からも,レベルの高い学習に取り組んでいます。

農業科にかける思い

 平成18年喜多方市教育委員会に在職中,偶然から喜多方市小学校農業科の立ち上げを担当し,以来平成238月石川町立母畑小学校へ異動するまで,現在喜多方市総務課に在籍する渡部通氏と共に喜多方市小学校農業科を推進してきました。
 平成264月,再び喜多方市に戻り現場の校長としてようやく農業科の実践に取り組むことになりました。特に現在の勤務校である慶徳小学校には,教育委員会在職中特段の思いがり,そのことを学校だより「大銀杏」7月号に掲載しましたので紹介したいと思います。。

 以下の文章は,平成211月から2月にかけて,週刊農林からの依頼を受けて3回にわたって寄稿した喜多方市小学校農業科に関する原稿の一部です。

 昨年の12月,平成21年度新規実施校で事前説明会を行なった際,ある支援員の方から次のような話がありました。こ
れまで,都会の子どもたちを農業体験として受け入れてきたが,本当の農業はこんなものではないという思いがあった。喜多方市小学校農業科が実施され,今説明を受けたような一連の農作業が行われるようになると聞いて本当に嬉しかった。自分の暮らす地域の学校でもいつ始まるのかと心待ちにしていた。そして,ようやく来年から農業科が始まることになり,農業科支援員になって欲しいという学校からの依頼があった。その話があった時,私は二つ返事でひきうけることにした。ようやく私の夢が叶った。
 
この話を聞いた時胸が熱くなり,小学校農業科を実施して本当に良かったと感じました。それと同時に,このような地域の方の思いが必ずや子どもたちに伝わり,10年後20年後子 どもたちが農業のよき理解者支援者となってくれることを期待しています。

 この話は,実は慶徳小学校での話を文章にしたものです。このような地域皆様の思いに学校は応えているのか。これが着任してまず私が思ったことです。当面の私の目標は,学校裏の圃場を農業にふさわしい畑にそして土にすることです。これが,喜多方市小学校農業科に大きな期待を寄せてくださっていた地域の皆様に対する私の回答です。