お知らせ

令和4年度第4回学校教育指導委員会

 今年度最後となる学校教育指導委員会は、第三中学校の第1学年2組と図書室を会場にして、提案授業の参観と研究協議会を行いました。

 授業は、「上履きを販売する店では、店長がどのサイズを何足仕入れておけばよいか、悩んでいる」という場面設定で始まりました。過去3年分の販売実績を相対度数で表したデータやそれらを合計したデータをもとに、生徒がグループになって24.0㎝のサイズの上履きは、何足仕入れておけばよいかを考えました。

 「余れば損をするし、足りなければ困る・・・。」計算で求めた45.144という数値をグループに分かれて生徒が協同的に分析しました。生徒からは、「45足」「46足」「少し多めに仕入れておく」などの考えが出されました。授業の後半では、「共有の課題」での学びを生かして、レベルの高い「ジャンプの課題」にも取り組みました。

 研究協議会では、学校教育指導委員が4人のグループになり、ブレーンストーミングとKJ法によるグループ協議を通して、提案授業の振り返りを行いました。「誰が誰と学び合っていたか」「あの場面でこんなことを試してみたい」など、今後の授業づくりに役立つような意見を委員全員で共有することができました。