お知らせ

ノート・レポート 物語文教材での主体的・対話的で深い学びの授業づくりへ

 6月19日(月)、第2回国語指導力育成講座を開催しました。第1回講座に続き、福島大学人間発達文化学類・佐藤佐敏教授を講師にお招きし、市内の小・中学校から32名の先生方が参加しました。
 佐藤先生は、小・中学校の教科書にある「だいじょうぶ だいじょうぶ」「風切るつばさ」「ごんぎつね」「故郷」を例に、「書き出し」を味わう読み、「沈黙(無言)」の意味を考える、「サブ・テクスト」(言外)の意味を考える、視点人物を考えるなどの読み取りの仕方を紹介されました。また、参加者どうしで話し合うことで、様々な見方・とらえ方に気付くことができました。
 参加の先生方からは、「目からうろこ」「学び合いを充実させ、『正解』ではなく『最適解』『納得解』を見付けたい」「子供たちにもこの感動を味わわせたい」「実生活に活かせる授業にしたい」などの感想が寄せられました。
 次回は、11月に授業研究会を実施し、佐藤先生に指導・助言をしていただく予定です。