令和5年度第1回幼児教育・小学校教育担当者連携研修会
8月2日(水)、令和5年度第1回幼児教育・小学校教育担当者連携研修会を開催しました。市内の公立こども園から10名、私立幼稚園等から6名、小学校から17名が参加しました。
講義では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が到達目標ではなく方向目標であることや、個別に取り出して指導されるものではないことを確認しながら、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」についての理解を深めました。
幼小連携の参考となる取組の一つに幼児教育担当者と小学校教育担当者による「合同研修会」があります。「合同研修会」では、幼児の活動の様子をビデオ視聴し、参加者が意見を交換しました。その後の協議では、幼児の中に芽生えた「思い」や育ちつつある「姿」について話し合い、多様な視点から意見を交換することができました。
研修会では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりにしながら、真剣に意見を交換する先生方の姿が見られました。「小学校以外の先生方と話し合う機会は多くないので、よい研修となった」「架け橋プログラムの策定にあたっては、園と小が協働して行いたい」「合同研修会では、先生方の考えや思いがたくさん出てきてよい刺激となった。このような交流も架け橋期をつなぐ者として必要な研修だった」などの感想が寄せられました。