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給食・食事 熱塩加納町が誇る本日のまごころ給食

本日の給食を紹介します。

<メニュー>【日本列島味めぐり献立:熊本県】麦ごはん、白身魚のチーズ焼き、ごま和え、つぼん汁、みかんゼリー、牛乳

<熱塩加納産の毎朝お届け「まごころ野菜」>

今日の給食は「つぼん汁」です。

(※以下、農林水産省のウェブサイト「うちの郷土料理」より引用、下線部の強調は本校による加工)

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tsubon_jiru_kumamoto.html

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「つぼん汁」は、鶏肉、かまぼこのほか、里芋、ごぼう、人参、大根など根菜の野菜を小さめに切り、いりこ出汁で煮て醤油味で仕上げた具だくさんの汁もので、野菜の旨味が溶けだした優しい味わいだ。もともとは人吉球磨地域で、秋祭りに供される会席膳の一つで、現在は正月や祭りなどでもつくられている。特に祝い事には欠かせない料理であり、そのとき具材は7種類か9種類など奇数でそろえるという。
名前の由来は、会席膳では浅いお椀と深いお椀を使うが、蓋付きの深い椀に汁を盛り付けていたことから、「壺の汁」と呼ばれ、それが変化して「つぼん汁」という名が付いた。各地域や家庭でそれぞれ出汁や材料、切り方などに違いがある。例えば人吉地区(おくんちさん)では焼き豆腐、球磨郡あさぎり町(八幡さん)では厚揚げ、多良木町(えびすさん)では油揚げを入れる。出汁もいりこのほか、干ししいたけ、地鶏、焼きエビなどさまざまに受け継がれている。

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祝い事に欠かせない汁もの料理という点では、会津の「こづゆ」と似ていますが、味付けや具はずいぶん異なっていました。日本の広さと、文化の多様さを感じる給食でした。