こんなことがありました! 

2021年9月の記事一覧

2年 算数科授業研究

 5時間目,福島大学附属小学校教諭の三星祐輔先生を講師にお招きし,2年生の算数科「新しい計算を考えよう『かけ算(1)』」の授業研究を行いました。「かけ算の答えは,たし算の式で求めることができる」ことを理解し,計算できることを目標にした授業でしたが,子ども達は単に数えるのではなく,図や言葉、式といったこれまで学んできた方法で,それぞれ自力解決を図っていました。また,友だちに自分の考え方を伝えたり,友だちの考え方を聞いたりしながら交流する姿も見られました。

 事後研究会では,本時の授業の成果と課題について話し合った後,三星先生から模擬授業形式の指導も頂きました。資料からだけではなく,実際に子どもの立場として私たち教師が授業を受けたことで,どのように子ども達に問いかけたり,子どものつぶやきを拾ったりするのかについて,体感することができ大変有意義な時間となりました。先生に教えて頂いたことを,明日からの授業実践に生かして参りたいと思います。

6年生 社会科授業研究

 3時間目,6年生の社会科の授業研究を行いました。「元との戦い」の場面の授業で,「蒙古襲来絵詞」や地図,教科書の本文中から情報を読み取り,ご恩と奉公の関係を踏まえて御家人の気持ちを考えることをねらった授業でした。子ども達は,これまでの指導されたことを生かし,資料から顔や衣服,使用している武器が違うことや戦い方が違うこと等まで,しっかりと読み取ることができていました。また,一所懸命に戦ったが,恩賞をもらえなかったことに対して,既習のご恩と奉公の関係を踏まえて自分なりの考えをまとめることができていました。絵や年表,地図,グラフ等,多くの資料から情報を取り出し,関係付けながら歴史的事象の解釈が必要とされる社会科ですが,子ども達は情報をしっかりと読み解けるようなり,楽しく授業を受けているようです。

 

3,4年生 大豆の収穫は大変!

 今日は、3・4年生で大豆の収穫をしました。7月には緑色の小さな枝豆でしたが、約2ヶ月で大きく生長・乾燥し、たくさんの大豆に変身していました。

 今日一番大変だったことは、引き抜いた枝をさらに乾燥させるために干す作業です。仁先生が用意してくれた手作り物干しに、一生懸命枝をくくりつけました。途中、干した枝が全て落っこちるという大ハプニングもありましたが、みんなで協力して全ての枝を干すことができました。

 子どもたちからは、「大豆って大変・・・」という声とともに、「まだ料理には使えないの?」「いつになったら豆を取り出せるの?」などの疑問がでてきました。このあとの活動を通して、大豆の疑問を解決して欲しいと思います。

来年が楽しみ 就学時健康診断を実施

 全校生が下校した午後,来年度本校へ入学予定の12名を対象に,就学時健康診断が行われました。また,新入学児童保護者を対象とした家庭教育講座も,堂島地区公民館のご協力を得て同時開催されました。講師は,喜多方市家庭教育支援チーム”もも”代表の幸田久美子さんで,「子どもの未来を意識し,賢く,楽しく子育てを!」という演題で,子どもと家族のコミュニケーション,睡眠時間,遊び等について大切なポイントを教えていただきました。子ども達は,普段と違った環境に戸惑いながらも,真剣に説明の話を聞き,内科・歯科検診や,視力・聴力,知能検査を立派な態度で受けることができていました。来年のご入学を心よりお待ちしております。

 

6年生 FM喜多方の取材

 大忙しの6年生。稲刈りを終え給食後には,FM喜多方の「スクール最前線」の取材を受けました。パーソナリティの山家さんから,学校生活で思い出に残っていること,担任の先生のこと,将来の夢などについて質問され,子ども達はしっかりと考え答えていました。FMラジオ(78.2MHz)で下記の日時でOAとなります。皆さん,お聞き逃しのないように。

放送日時 10月2日(日)16:30~   10月7日(木)10:30~

秋晴れのもとの稲刈り

 今日はさわやかな秋晴れのもと,全校生で稲刈りを実施しました。最初に,農業科支援員の花見さんから鎌を使った手刈り時の注意点について説明していただきました。その後,頭を垂れている稲穂がいっぱいの田んぼに入って早速手刈り作業開始です。6年生はこれまでの経験を生かし,1,2年生に優しく刈り方を教えていました。3年生以上の学年になると家でのお手伝いの経験もあるせいか,刈るスピードが上がりみるみるうちに稲穂の束が積み上がっていきました。

  

 来週には,脱穀活動をする予定です。事前にコンバインで周りを収穫してくださった山田様,農業科支援員の皆様,PTAの皆様,大変お世話になりました。

6年生 喜多方っ子「夢」実現事業

 24日(金)に喜多方っ子「夢」実現事業がオンラインにて開催されました。福島テレビアナウンサーの菅家ひかるさんを講師として,夢を叶えるまでの取り組みについてご講演いただきました。その中でも「誰かに憧れ才能を羨み,自分と他人を比べることもあると思う。けれど本当の才能は努力を続けられることだと思う。」という言葉が,子どもたちに1番響いていました。これまで,水泳や陸上の記録会で目標に向かって努力し,目標を達成したときのこととリンクしたのかもしれません。

 13名の子どもたちは,夢が決まっている子やこれから探し始める子,複数の選択があって悩んでいる子など,現段階では様々です。未来に向かって夢をもち,前に進んでいく子どもたちには「夢の実現」=「努力の継続」ということを忘れずにいてほしいと思います。

5年生 森林環境学習の事前学習

 5年生では,例年総合的な学習の時間で森林環境学習に取り組んでいます。今年も,もりの案内人の会の五十嵐唯雄さんを講師にお招きし,森林の働きや,そこに暮らす生き物などについて,丁寧に分かりやすく説明していただきました。来週は中山森林公園に実際に行って,今日学習したことを生かしながらフィールドワークを行ってくる予定です。

5,6年 先輩から学ぼう

 21日(火)の4校時,5,6年生はお弁当作りでお世話になっている山田貴司さん(塩川屋)の妹さんで,東京で「笑むすび合同会社」というおむすびやさんを経営されている山田みきさんをお招きして,おむすびについてのお話をして頂きました。(山田貴司さんもみきさんも堂島小学校の卒業生で,子ども達の大先輩にあたります。)

 ケータリングやワークショップなどを中心におむすび業を展開されているそうです。子ども達は,今まで見たことも食べたこともないようなカラフルなおむすびの写真を見て「うわーっ、かわいい」「おいしそう」と素直な声をあげていました。「おむすびは,作る人が気持ちを込めて作るもの。そして,それを食べる人は元気になり笑顔になる。心をつなぐもの。」など,現在お弁当づくりに取り組んでいる5,6年生にとって,とても勉強になるお話を聞くことができました。  

 後輩のために時間を割いて下さった山田みきさん,貴重なお話をありがとうございました。

4年生 国語科授業研究

 5時間目,4年生の国語科の研究授業を行いました。6月に行った5年生の研究授業に引き続き,福島大学学校臨床支援センター特任教授の佐藤和彦先生を講師にお招きし,全教員で参観しました。「資料提示の工夫や話し合い活動を通して,和紙のよさを広めたいとしている筆者の思いについて考えを深めること」を目標にした授業でしたが,子どもたちは和紙のよさである「やぶれにくさ」と「長もちする」ことについて教科書をもとに気付いていました。実際に和紙を破ったり,長持ちしていることが分かる資料写真を見たりしたことで,より実感を伴った学びとすることができていました。

 

 事後研究会では,本時の授業の成果と課題について2グループに分かれて話し合いました。その後,佐藤先生から参観した授業の感想も交えながら,「説明的文章における読解力をどう鍛えるか」についてご指導頂きました。佐藤先生の分かりやすく,熱意が伝わってくるお話に引き込まれ,あっという間に時間が過ぎてしまいました。先生に教えて頂いたことを今後の授業実践に生かして参りたいと思います。

 来週30日には,2年生で算数科の授業研究を行います。先生方も子ども達に負けないよう日々バージョンアップを繰り返しています。