喜一中DAYS

出来事

第1学年 郷土を学ぶ食育授業

 今週は1年生を対象に郷土食の調理実習を行いました。12月5日(月)が1年3組、12月6日(火)が1年2組、12月7日(水)が1年1組と、1クラスずつ体験日を割り振って、喜多方食生活改善推進員会の方々に郷土食の調理実習をご指導いただきました。慣れない手つきの生徒が多かったですが、講師の方々の丁寧なご指導と温かな励ましを受けながら「菱巻き」と「こづゆ」を作りました。会食の時には講師の方々と感想を語り合って調理実習を振り返りました。「こづゆ」は作る機会があると思いますが、「菱巻き」は材料を準備するのも一苦労なので、今では作る家庭も少なくなってきていると思います。会津の食文化を伝えるためにも、この行事はこれからも続けていきたいと思います。ご家庭で年越しや新年の際に「こづゆ」を作る機会がありましたら、ぜひ子どもたちにも手伝わせていただいて、家庭の味を伝えていていただきたいと思います。

宿遷-喜多方青少年「バーチャル相互訪問」交流大会

 宿遷-喜多方青少年「バーチャル相互訪問」交流大会を実施しました。

 友好都市協定を締結した中国江蘇省宿遷市との交流事業として,国際的視野を育成するための目的で,生徒会役員8名がオンライン交流を開催しました。

 バーチャル相互訪問では,お互いの学校紹介は2年生が英語で行いました。また,自己紹介では,自己紹介の英文を自分で考えて,緊張しながらも一人ひとりがしっかりと発表しました。

 自由交流では,それぞれの文化や習慣についての質問をして,異国文化について理解を深めました。

 宿遷実験学校生徒からは,琵琶の演奏,書道を披露していただきました。

 生徒会長の小林柚希さんは,琵琶の演奏や書道を見て,

「中国の伝統的な音楽に触れることができて、とても感銘を受けました。書道で書かれていた友誼長存は、今回交流した私たちの友情がずっと続くことを意味しているものらしく、中国と日本の関係がこれからも続く気がしてとてもうれしく思いました。」

 生徒会役員8名にとって貴重な経験になりました。

 

地域合同避難訓練

 11月30日(水)第5・6校時
 新型コロナウイルス感染拡大のために延期されていた「地域合同避難訓練」が本日ようやく実施することができました。この行事は今年で3年目を迎え、これまで毎年少しずつ内容を充実させてきました。今年は事前に3年生が豪雨災害を想定した「防災小説」を書いてくれました。開会行事では、代表生徒3名がそれぞれの「防災小説」を発表し、これまでの学習のまとめを披露してくれました。その後は、市危機管理課の職員の方より喜多方市ハザードマップについての講話と水害への対処を教えていただきました。避難所設営の実地訓練では、防災グッズの作成やプライベートスペースの組み立て、応急手当の講習など、様々な体験学習をグループに分かれて行いました。閉会行事では、本日来校いただいた地域の方々を代表し、7名の方々に講評をいただきました。講評では多くの方々から一中生の挨拶の素晴らしさや思いやりのある行動についてお褒めの言葉をいただきました。聴いている生徒たちも改めて自分たちの良さに気づかされた場面でした。今年も実りある地域合同避難訓練となりました。本日ご来校いただいた地域の関係各位の皆様に心より御礼を申し上げます。

一中学区小中連携授業参観

 11月17日(木)6校時 本来であれば、一中学区内小中学校の先生方で、子どもたちの様子や教育活動について話し合う場を設けるはずでしたが、近日中の新型コロナウイルス感染状況を鑑み、感染リスクを軽減するために本校での授業参観のみを行うことにしました。小学校の先生方は、すっかり大きくなった子どもたちの成長ぶりに驚きの表情で学習の様子を参観されていました。一方、生徒たちも自分たちの成長ぶりを見ていただこうと背筋を伸ばして授業に取り組んでいました。生徒たちは、小学校の先生方が入室してくると、うれしそうに先生方に視線を向けていました。普段とは違った緊張感で、とても微笑ましい光景がたくさん見られました。