出来事
先生方の研修会
山都中の清掃が変わった
「貧困と共に生きる子ども達」」について学ぶ
山都町の偉人である蓮沼門三先生や修養団については、みなさん既にご存知のことと思います。100年以上も前に創立されたこの修養団は、現在も幅広い教育活動を展開し、人材の育成を通して社会に貢献していらっしゃいます。様々な支援活動の一つとして、フィリピン等での支援活動があります。
道路で生活しているストリートチルドレン、マザーテレサが作った「死を待つ人の家」、ゴミの中で生活しているスカベンジャーなど、その様子は私たちの生活とは、はるかにかけ離れたものでした。幼い子ども達が生きるために必死になっている姿は私たちの生活の中からは考えられないものです。命を落としてしまう幼い子どもも多数おります。「お父さん、お母さんの力になりたい」と辛さに耐えている姿に胸が熱くなったのは私だけではないと思います。ここで生活する子ども達の夢は「食事が心配なく食べられること」「学校に行って勉強したい」「薬がほしい」でした。私たちには毎日あたりまえのようにあることなのに…。生徒のみなさんは、この話を聞いて多くの事を感じたと思います。この話を聞いただけで終わるのではなく、感じたことを、ぜひ、これからの生活に役立ててほしいと思います。「
食品と放射線
全校道徳「命をいとおしむ」~授業参観より~
また、「保護者の方にも、子ども達と一緒に考えていただきたい。」という思いから、この時間は授業参観において実施しました。ご家庭でも「命」、「生き方」、「家族愛」等について話題にしていただければ幸いです。
「感謝状」と「学校賞」
今年度、山都中学校の生徒達は、運動面、文化面など様々な功績が認められ、たくさんの賞をいただきました。今回はなんと、学校にも3つの賞をいただいたので紹介します。
1 福島県共同募金 感謝状(共同募金を理解し、多大な貢献をした団体に送られる賞)
2 喜多方ロータリークラブ読書感想文コンクール 優秀学校賞【中学校では初受賞】
(学校として本コンクールに積極的に取り組んだ団体に送られる賞)
3 租税教育についての感謝状
(「税に関する作文」や「租税教室」に、数年間にわたり積極的に取り組んだ学校に
送られる賞)
多くの方々に、生徒達や先生方のがんばりを認めていただいたことは本当にうれしいことです。これからも何事にも積極的に取り組み、生徒達のよりよい成長のために、教職員一丸となって努力していきたいと思います。
秋の味覚「新そば」を堪能しました
本校では、地域の特産物である「そば」の学習を行っています。夏休みに全校生で畑にそばの実をまき、3年生が刈り取り、2年生が脱穀、1年生が粉ひきを行いました。そして11月27日(水)~29日(金)は、そばの学習の総まとめであるそば打ちと会食を行いました。(今年度は舘原活性化センターで行いました。)
そば打ちの講師の先生は、3年生が保護者の田中威さん、2年生が「そば伝承館」の齋藤忠義さん、1年生が茶房「千」の秋庭千可子さんで、大変分かりやすくご指導いただきました。1年生はそば打ちが初めての生徒がほとんどで、先生に細部にわたってご指導いただきました。2,3年生はこれまでの経験を生かし、先生の助言をもとに思い出しながら行いました。班によって多少できばえが違っていましたが、それでもやっぱりそばは打ち立て、ゆでたてが最高!特に自分たちで作ったそばですから、様々な思いもあります。とても美味しく、そして楽しくいただきました。地域の良さを再認識した時間でした。
芸術の秋「箏の調べ」~遠藤千晶さんコンサート~
11月1日(金)、本校において、遠藤千晶さんのコンサートを行いました。遠藤さんは福島市出身で、国内外で活躍する日本屈指の音楽家です。3歳から箏を始め、第8回長谷検校記念全国邦楽コンクールにおいて最優秀賞(全部門第1位)および文部科学大臣奨励賞ほか、多数の賞を受賞されています。また、数回にわたるリサイタルをはじめ、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団など多くのオーケストラとも協演しており、CDやDVDも発売中の箏の第一人者です。10月27日に東京でリサイタルを終えたばかりという大変お忙しい中、本校のためにおいでくださいました。
このコンサートは、文化庁の「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」を活用して実現できたものです。生徒達だけではなく、保護者の方々にもおいでいただき、すばらしい箏の調べを間近で鑑賞することができました。日本の伝統音楽から近現代の曲まで様々な楽曲を、解説を加えながら演奏してくださいました。また、遠藤さんの貴重な箏を演奏させていただいた生徒もおります。まさに芸術の秋!遠藤さん、素敵な演奏、ありがとうございました。