こんなことがありました!

出来事

先生方の研修会

生徒のみなさんに分かりやすい授業はどうあるべきか、先生方の授業をよりよいものにし、みなさんの学力を向上させるためにはどうしたらよいのか、私たち教職員は日々研修を重ねています。お互いに授業を見せ合って協議したり、研修会で学んだことについて情報交換をします。今年度は、さらにパワーアップするために、教科ごとに教育委員会の方や素晴らしい力のある先生方に授業を見ていただき、直接ご指導いただいております。生徒諸君!先生方も頑張っている。一緒に頑張ろう!!
   

山都中の清掃が変わった

2学期の後半から、「縦割り班での清掃」が始まりました。山都中学校が取り組んでいる「無言清掃」「プラスαの清掃」もしっかりできるようになってきました。清掃に真剣に取り組むことは、清潔で安全な生活を送ることができる、集中力をつけることができる、自分自身を振り返ることができる、思いやりの心を持つことができるなど、素晴らしいことばかりです。良いことは継続して行い、山都中学校の新たな伝統にしてほしいと思います。
 

「貧困と共に生きる子ども達」」について学ぶ

  山都町の偉人である蓮沼門三先生や修養団については、みなさん既にご存知のことと思います。100年以上も前に創立されたこの修養団は、現在も幅広い教育活動を展開し、人材の育成を通して社会に貢献していらっしゃいます。様々な支援活動の一つとして、フィリピン等での支援活動があります。

 道路で生活しているストリートチルドレン、マザーテレサが作った「死を待つ人の家」、ゴミの中で生活しているスカベンジャーなど、その様子は私たちの生活とは、はるかにかけ離れたものでした。幼い子ども達が生きるために必死になっている姿は私たちの生活の中からは考えられないものです。命を落としてしまう幼い子どもも多数おります。「お父さん、お母さんの力になりたい」と辛さに耐えている姿に胸が熱くなったのは私だけではないと思います。ここで生活する子ども達の夢は「食事が心配なく食べられること」「学校に行って勉強したい」「薬がほしい」でした。私たちには毎日あたりまえのようにあることなのに…。生徒のみなさんは、この話を聞いて多くの事を感じたと思います。この話を聞いただけで終わるのではなく、感じたことを、ぜひ、これからの生活に役立ててほしいと思います。
 

食品と放射線

 昨年度から本格的に放射線教育が始まりました。小・中学校において毎年、放射線について学び正しい基礎知識を身につけるために行います。今年度は外部講師として日本大学准教授、福島大学客員教授の野口邦和先生、消費者庁消費者安全課政策調査員の山中裕子さん、超学際的研究機構の方々、東栄科学産業の方においでいただき、放射線についての基礎知識や食品と放射線の関係について学びました。放射線とはどのようなものなのか、また、私たちが生活していく中で、何に気をつければよいのかよくわかったのではないかと思います。今回学んだことは、お家の方々も大変興味のある内容だと思いますので、生徒のみなさんは資料を見ていただきながら、ぜひ説明してあげてください。
  

全校道徳「命をいとおしむ」~授業参観より~

生まれつき難病に冒され、短い命だと知りながらも懸命に生きようとした石川さんとその家族を描いた実話「たとえ僕に明日はなくとも」を題材に授業を行いました。生きるとはどういうことなのか、今、どう生きるべきなのか、生徒一人一人が真剣に考え、考えを発表することができました。

また、「保護者の方にも、子ども達と一緒に考えていただきたい。」という思いから、この時間は授業参観において実施しました。ご家庭でも「命」、「生き方」、「家族愛」等について話題にしていただければ幸いです。

  

「感謝状」と「学校賞」

 今年度、山都中学校の生徒達は、運動面、文化面など様々な功績が認められ、たくさんの賞をいただきました。今回はなんと、学校にも3つの賞をいただいたので紹介します。

  福島県共同募金 感謝状
   (共同募金を理解し、多大な貢献をした団体に送られる賞)   
 2 喜多方ロータリークラブ読書感想文コンクール 優秀学校賞【中学校では初受賞】
   (学校として本コンクールに積極的に取り組んだ団体に送られる賞) 
 3 租税教育についての感謝状
   (「税に関する作文」や「租税教室」に、数年間にわたり積極的に取り組んだ学校に
   送られる賞)

 

 多くの方々に、生徒達や先生方のがんばりを認めていただいたことは本当にうれしいことです。これからも何事にも積極的に取り組み、生徒達のよりよい成長のために、教職員一丸となって努力していきたいと思います。


秋の味覚「新そば」を堪能しました

 本校では、地域の特産物である「そば」の学習を行っています。夏休みに全校生で畑にそばの実をまき、3年生が刈り取り、2年生が脱穀、1年生が粉ひきを行いました。そして11月27日(水)~29日(金)は、そばの学習の総まとめであるそば打ちと会食を行いました。(今年度は舘原活性化センターで行いました。)

そば打ちの講師の先生は、3年生が保護者の田中威さん、2年生が「そば伝承館」の齋藤忠義さん、1年生が茶房「千」の秋庭千可子さんで、大変分かりやすくご指導いただきました。1年生はそば打ちが初めての生徒がほとんどで、先生に細部にわたってご指導いただきました。2,3年生はこれまでの経験を生かし、先生の助言をもとに思い出しながら行いました。班によって多少できばえが違っていましたが、それでもやっぱりそばは打ち立て、ゆでたてが最高!特に自分たちで作ったそばですから、様々な思いもあります。とても美味しく、そして楽しくいただきました。地域の良さを再認識した時間でした。

 

芸術の秋「箏の調べ」~遠藤千晶さんコンサート~

11月1日(金)、本校において、遠藤千晶さんのコンサートを行いました。遠藤さんは福島市出身で、国内外で活躍する日本屈指の音楽家です。3歳から箏を始め、第8回長谷(ながたに)検校(けんぎょう)記念全国邦楽コンクールにおいて最優秀賞(全部門第1位)および文部科学大臣奨励賞ほか、多数の賞を受賞されています。また、数回にわたるリサイタルをはじめ、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団など多くのオーケストラとも協演しており、CDやDVDも発売中の箏の第一人者です。10月27日に東京でリサイタルを終えたばかりという大変お忙しい中、本校のためにおいでくださいました。

このコンサートは、文化庁の「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」を活用して実現できたものです。生徒達だけではなく、保護者の方々にもおいでいただき、すばらしい箏の調べを間近で鑑賞することができました。日本の伝統音楽から近現代の曲まで様々な楽曲を、解説を加えながら演奏してくださいました。また、遠藤さんの貴重な箏を演奏させていただいた生徒もおります。まさに芸術の秋!遠藤さん、素敵な演奏、ありがとうございました。
 


幻の校内駅伝競走大会

10月30日(水)校内駅伝大会を実施しました。午後から実施予定でしたが、雨が予想されたため午前中に開催しました。今年も交通安全協会、交通安全母の会、喜多方市警察署、そして保護者の方の合計9名の協力を得て、安全に留意しながら行いました。学年・男女混合の10班での競争で、それぞれ班ごとに走る距離を決め、協力しながらたすきをつなぎます。互いに声援を送り合い順調に進んでいました。ところが残すところあと2区となったところで突然の黒雲と雷、さらには雨が降って来たのでやむなく中止しました。今年は「幻の大会」となってしまいましたが、自分の限界に挑戦したことや、お互いに助け合ったこと、さらには協力してくださった保護者・地域の方々への感謝の気持ちは忘れないでください。(昼食時には保護者の五十嵐さんが駆けつけてくださり、全校生に味噌汁をごちそうしてくださいました。体が温まり、ほっとした瞬間でした。本当にありがとうございました。)

地域に感謝を込めて<ボランティア清掃>

10月17日(木)に地域のボランティア清掃を行いました。私達は日頃、地域の方々に、授業や部活動そして登下校など、様々な場面で支援や応援をいただいています。私達も少しでも地域の役に立つように、そして自分たちの住んでいるこの山都町が一層きれいになるように、一生懸命にゴミ拾いをしました。全校生徒が10班に分かれ、分担して行いました。普段、何気なく歩いている道でも、よく見ると空き缶やたばこの吸い殻など、たくさんのゴミがあります。それらを持ち帰り、分別して処分しました。また、学校の枯れ葉が敷地内外に散乱していましたので、それらも併せて片付けました。生徒のみなさんは、これからも地域への感謝の気持ちを忘れないでください。そして、学生の本分である勉強や運動に全力を尽くして頑張りましょう。