出来事
秋の味覚「新そば」を堪能しました
本校では、地域の特産物である「そば」の学習を行っています。夏休みに全校生で畑にそばの実をまき、3年生が刈り取り、2年生が脱穀、1年生が粉ひきを行いました。そして11月27日(水)~29日(金)は、そばの学習の総まとめであるそば打ちと会食を行いました。(今年度は舘原活性化センターで行いました。)
そば打ちの講師の先生は、3年生が保護者の田中威さん、2年生が「そば伝承館」の齋藤忠義さん、1年生が茶房「千」の秋庭千可子さんで、大変分かりやすくご指導いただきました。1年生はそば打ちが初めての生徒がほとんどで、先生に細部にわたってご指導いただきました。2,3年生はこれまでの経験を生かし、先生の助言をもとに思い出しながら行いました。班によって多少できばえが違っていましたが、それでもやっぱりそばは打ち立て、ゆでたてが最高!特に自分たちで作ったそばですから、様々な思いもあります。とても美味しく、そして楽しくいただきました。地域の良さを再認識した時間でした。
芸術の秋「箏の調べ」~遠藤千晶さんコンサート~
11月1日(金)、本校において、遠藤千晶さんのコンサートを行いました。遠藤さんは福島市出身で、国内外で活躍する日本屈指の音楽家です。3歳から箏を始め、第8回長谷検校記念全国邦楽コンクールにおいて最優秀賞(全部門第1位)および文部科学大臣奨励賞ほか、多数の賞を受賞されています。また、数回にわたるリサイタルをはじめ、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団など多くのオーケストラとも協演しており、CDやDVDも発売中の箏の第一人者です。10月27日に東京でリサイタルを終えたばかりという大変お忙しい中、本校のためにおいでくださいました。
このコンサートは、文化庁の「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」を活用して実現できたものです。生徒達だけではなく、保護者の方々にもおいでいただき、すばらしい箏の調べを間近で鑑賞することができました。日本の伝統音楽から近現代の曲まで様々な楽曲を、解説を加えながら演奏してくださいました。また、遠藤さんの貴重な箏を演奏させていただいた生徒もおります。まさに芸術の秋!遠藤さん、素敵な演奏、ありがとうございました。