こんなことがありました!

2024年9月の記事一覧

友だちを思いやる言葉づかいをしよう

 言葉というものは本当に難しいもので、たった一言がその人に、たいへん

な影響を及ぼすことがあります。良いことなら構いませんが、悪口や文句、

いじめになるような言葉であれば最悪です。

 子どもたちには、「体のひっかき傷はすぐに治るが、心のひっかき傷は治

りにくい」と話してきました。

 私も小学校時代に、次のような経験を持っています。

  小さい時から、全く落ち着きがなかった私は、あるニックネームをもらうは

めになりました。(それは、内緒です。絶対に!)

  しかし、それは私自身、とても気になる言葉でした。その上、担任の先生

まで言うようになってしまったときは、学級どころか、学校中に言われ、すご

く不快な思いをしました。 

 ここで問題なのは、言っている方には何の罪の意識がないことです。言わ

れている方は、顔で笑っていても心には矢が次々に突き刺さっていきま

す。本当に辛いもので、そのような立場になってみなければ、分かりませ

ん。「冗談だったのに。。。。。。。」では、済まされないことです。  

 それでは、どうすればよいのでしょうか。

  きちっと教えることです。

  「だめなものはだめ」

 と教えることだと思います。

  理由などありません。だめだから、だめなのです。  

  「相手を思いやること」

  十分考えてほしいです。

敬老の日の決意

   9月16日は、「敬老の日」です。そこで、子どもたちに「敬老の日って何?」

と聞いてみたら、「老人を大切にする日」「おじいちゃん、おばあちゃんに感

謝する日」とのことでした。

 “では、この日だけそうすれば、よいのか?”と疑問がわきますが、子ども

たちは「いつだって、大切にしてあげなくてはいけないんだけど、9月16日

は、また特別な日」と認識していたようでした。

 そこで、「敬老の日」ということで、子どもたちに話を聞いたところ、おばあ

ちゃんやおじいちゃんと一緒に住んでいる子どもは、「肩をたたいてあげる」

「お手伝いをいっぱいする」と言っていましたが、周りにおじいちゃん、おば

あちゃんがいない子どもは“さて、どうしようか”と戸惑った様子でした。核家

族の中で育てば、おじいちゃん、おばあちゃんに対して、どうすればよい

か、分からないかもしれません。 

 しかし、子どもたちからは、おばあちゃん、おじいちゃんを大切にしなくて

はならないなど感謝の言葉がたくさんありました。

  関柴小学校の学校目標のひとつに「心のやさしい子ども」とあります。子ど

もたちの言葉から、人に対する優しさが育まれていると思います。

敬老の日に一言(1年生の手紙から)

 おばあちゃんへ いつも、あそんでくれてありがとう。これからも遊んでね。 

 おばあちゃんへ いつも、送り迎えとお世話をしてくれてありがとう。いつも

感謝しているよ。これからも、送り迎えとお世話してね。 

  おじいちゃんへ いつもおいしい、お米をつくってくれてありがとう。いつ

も、おいしいよ。また、つくってね。 

 おじいちゃんへ いつも、好きなお菓子とかパンを買ってくれてありがとうございます。これからも買ってね。 

 じいちゃんとばあちゃんへ いつも、遊んでくれてありがとう。これからも、いっしょに遊ぼうね。 

 おばあちゃんへ いつも、おいしいご飯をつくってくれてありがとう。これからも、つくってください。  

 おじいちゃんへ チャーハンをつくってくれてありがとう。これからも、続けてね。 

 おじいちゃん、おばあちゃんへ いつも、おいしいご飯やいっしょに遊んでくれて、ありがとう。これからも、遊んだり、ご飯をつくったりしてね。