出来事
令和元年度 卒業証書授与式
3月13日(金)午前9時30分から令和元年度卒業証書授与式が行われました。今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、卒業生と保護者、教職員に参加者を絞って式を行いました。例年よりも少ない人数ではありましたが、保護者と教職員が心を込めて卒業生の旅立ちを祝福しました。卒業生にとっては高校入試の制度が新しくなったり、臨時休業で登校日が減ったりと異例ずくしの年度末であったと思いますが、そんな中でも自分たちにできる精一杯の頑張りを見せて最後の中学校生活を締めくくってくれました。特に今日の卒業式歌の時には自分たちが選んだ「栄光の架け橋」を涙をこらえ、これまで一緒に過ごしてきた仲間との思い出を一つ一つかみしめるように歌い上げ、感動の卒業式を締めくくりました。義務教育という一つの節目を乗り越えて、春からは新しい生活が始まります。それぞれの目標に向かってまた頑張ってくれることと思います。卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございました。今後のご活躍を心よりお祈りしております。
第2回生徒会総会・3年生を送る会
2月26日(水)5・6校時 今年度も締めくくりの時期を迎えました。今日は5校時に今年度の反省と次年度の計画を審議する「生徒会総会」を行いました。例年ですと今年度の反省だけで終えるのですが、今回から次年度の計画も審議することになりました。毎年繰り返させられる年度始めの忙しさを少しでも緩和しようとする試みです。会の中では各学級で審議にあがった内容を学年代表が質問をして真剣に質疑を行いました。来年度も充実した生徒会活動になりそうです。期待感が持てる生徒会総会でした。
続いて6校時に行われたのは「3年生を送る会」です。今年は、シンプルでも心温まる会にしようと生徒会役員が中心になって企画と運営を行ってくれました。まず始めに1・2年生から3年生へのお礼のメッセージを、そして、3年生からも1・2年生それぞれに思いを込めたメッセージを互いに贈りました。その後は今年1年を振り返るスライドショーを全校生徒で鑑賞しました。今回は約140枚の写真で制作されました。次々と映し出される学校生活の場面が、その時々の思いとともによみがえりました。毎年このスライドショーを見ると、この1年の子どもたちの成長が輝いて見えてきます。中学校3年間はとても短い時間ですが、子どもたちは大きな成長を見せてくれます。「3年生を送る会」はそんな子どもたちの成長を実感できる会なのです。最後はこの会を締めくくる活動として、全校生徒が円陣を作って肩を組み、大きな声で校歌を歌いました。昔の学園ドラマのエンディングを見ているような素晴らしい光景でした。
卒業式歌練習
2月18日(火)6校時 卒業式まで1ヶ月を切りました。本校でも卒業式に向けて準備が進んでいます。今日は、全校生徒が体育館に椅子を持参して第1回目の卒業式式歌練習を行いました。この時期は暖房機を使ってもなかなか体育館内は温まりません。しかし、子どもたちは、これまで音楽の時間や放課後に練習してきた式歌を、全校生徒の声で体育館に響かせようと一生懸命歌いました。回を重ねるごとに声が大きくなってきています。本番は緊張に負けずに、練習の成果を発揮して感動を届ける式歌にできると思います。
五十嵐まゆみ先生とのお別れの会
2月13日(木)放課後
五十嵐まゆみ先生には、今年度4月から半澤先生が初任者研修で出張や研修会で授業ができないときに英語の授業を教えていただきました。今日は五十嵐先生が担当する最後の授業日でした。6校時が終わってから全校生徒が多目的ホールに集まり、五十嵐まゆみ先生へ感謝の言葉と花束を贈り、最後は校歌を全校生徒で歌ってお別れをしました。半澤先生と打合せを綿密に行って英語をわかりやすく教えていただきました。五十嵐まゆみ先生からいただいた励ましの言葉やお褒めの言葉はこれからも忘れません。本当にありがとうございました。
第1学年 森林環境学習
1月に入り、3回にわたって森林環境学習が行われました。第1回目には森林と自然環境の関わりや木材の利用についての学習を行いました。体験学習として机の天板をドライバーや電動ドリルを用いて付け替える作業を行いました。電動ドリルは初めて使う生徒がほとんどで、ねじ山を丸めてしまってうまくネジを締められずにいる姿も見られました。しかし、最後には予定していた6枚の天板を全て取り付けて終了しました。
第2回目と3回目は、現在技術の教材で製作している木製マルチラックの「のこぎり引き」と「かんな削り」のやり方を岩城さんに指導していただきました。岩城雅仁さんは、自営で建具店を経営されており、プロの技術をわかりやすく子どもたちに教えてくださいました。特にかんな削りの時には、子どもたちに削りかすの木材の匂いをかがせて、木材の良さを実感させていただきました。その後、子どもたちは慣れない手つきながら、額に汗してかんな削りをやっていました。うまくできなくても一生懸命取り組む姿に子どもたちのひたむきさを感じました。
令和元年度 第3回英語検定
1月24日(金)放課後
昨年度から1月に行われる英語検定試験については市内の中学1年生の受検料を喜多方市の教育委員会が支払ってくださっています。今日は1年生全員と2・3年生の受験希望者23名が英語検定試験に挑戦しました。英語検定試験では受験級によって授業で習っていない単語や言い回しも出題されます。読解力と文法、リスニングが中心となりますが、それぞれの受験級の問題に真剣に取り組んでいました。結果を楽しみに待ちたいと思います。
第3学期始業式
1月8日(水)第1校時 保護者の皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、今年度の締めくくりとなる第3学期が始まりました。第1校時に行われた始業式では校長式辞と代表生徒の意見発表がありました。校長先生では、「これからの社会において大切なことは何か。」「自分に向き合って、どう生きるのかを考えること」について校長先生ご自身の就職時の体験を交えて話がありました。自分に向き合って将来の自分を考え、目指す目標に向かって3学期を頑張ってほしいとの励ましがありました。
代表生徒の意見発表では、各学年から3名の代表生徒が、今学期の抱負を発表してくれました。2学期を振り返っての反省点はそれぞれに違っていましたが、どの生徒からも新しい生活に向けて更にステップアップするための目標を、勉強面や運動面、家庭での生活のけじめについて話してくれました。今日の気持ちを忘れずに、充実した3学期にしてほしいと思います。
第2学期終業式
12月23日(月)第4校時
授業日が81日となった第2学期が本日で締めくくりとなりました。校長式辞では、今学期の生徒の頑張りと成長を各学年ごとに振り返りました。1年生は、日頃から授業や行事に真剣に取り組んでおり、その「日常力」のすばらしさが評価されました。これまでの成長は学校生活の土台がしっかりしているためであり、3学期の更なる成長を期待したいとの話がありました。2年生は、「躍動力」のすばらしさ。持ち前の明るさと学び合う雰囲気を大切にして授業作業時に臨んでいる。この雰囲気を大切に山都中の校風を更に盛り上げてほしいとの話でした。第3学年は「不動力」という言葉で成長を評価されました。周囲に流されずに自分たちが向き合うべきことに取り組むすばらしさ。文化祭で発表した学年劇では、友情について自分たちの考えを見事に演じ切った。3学期も進路目標に向けて粘り強く取り組んでくれることが話されました。最後に3学期への期待を込めて更なる活躍と成長を願って式辞が締めくくられました。その後は、各学年の代表生徒が一人ずつ今学期の振り返りと3学期の抱負を述べました。どの生徒も2学期の反省を生かし、3学期の抱負を立派に発表しました。詳しくは学年便りをご覧ください。
2学期は学年行事や文化祭、そば打ち学習など保護者の皆様のご支援に支えられた行事がたくさんありました。お陰様で大変有意義な学校生活となりました。心より御礼を申し上げます。3学期もこれまで同様にご協力とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
放射線教育出前講座
12月11日(水)2~4校時 原発事故から8年。最近は汚染水処理の問題がニュースで報道されています。本県の子どもたちにとって放射線の問題は避けて通れない問題です。今日は、講師に日本科学技術振興財団・科学技術館から宮澤典夫様をお招きし、放射線教育出前講座を行いました。宮澤先生には昨年度も本校へ来ていただきました。今回は1年生が放射線に関する基礎知識を、2年生は昨年度の講座を基にして基礎知識を深める学習を、3年生はこれまでの学習のまとめとして、基礎知識の理解を確かめて学習を深める活動を行っていただきました。講師の先生のお話は普段の生活体験と結びつけて、放射線の性質や危険性、実生活での活用例などをわかりやすく解説していただきました。各学年の授業では1年生が放射線測定器を用いて身の回りにある放射性物質の測定、2年生は霧箱を使った実験で放射線の通った跡の観察、3年生は昨年度までの学習内容を確認して理解を深める活動を行いました。どの学年の子どもたちも準備していただいた学習に興味深く真剣に取り組んでいました。今回の出前講座で学んだことを元にして、これからも放射線への関心を持ち続け、正しい知識を身につけてこれからの生活を送ってほしいと思います。
2年そば打ち体験学習
12月6日(木) 本校のそば打ち体験も今日の2年生が最終日です。講師にはそば打ち名人に認定された佐藤拓也さんと渡部洋一さんをお招きしてご指導いただきました。また、相原ひろみさん、高橋実花さん、松島しのぶさんには補助作業を手伝っていただきました。2年生は普段の授業でも元気よく取り組んでいますが、今日は更にパワーアップしてそば打ち体験に取り組みました。2年生は今年で2度目ということもあり、講師の方々の実演を見た後は自分たちでどんどん進めていきました。予定では各班1回ずつそばを打って終了するはずでしたが、子どもたちの強い要望によりもう1回打つことになりました。果たして全て食べきれるかという心配はありましたが、会食が終了したときには全て子どもたちのお腹に収まりました。
これで今年度の「そば学習」は終了です。8月のそば蒔きから本日のそば打ちまで地域の方々には大変お世話になりました。お陰様で今年も「そば学習」は大成功で終えることができました。お世話になりました皆様に心より御礼を申し上げます。