こんなことがありました!

2024年7月の記事一覧

やってみんとわかんないっしょ

 ある講演会に参加しました。それは 

ビリギャル来る!
7月7日(土)本校に於いて、開校記念講演会が計画されています。講師は、映画化されたことで有名な「ビリギャル」こと、小林さやかさんです。
 「ビリギャル」は、素行不良のギャルであり、高校2年生で小学4年生程度の学力しかなかった少女・さやかが、周りと助け合い学力偏差値を上昇させ慶應義塾大学に現役合格するまでを描いた実話が映画化されたものです。
 高校2年生で偏差値30のさやかさんが、偏差値70は必要といわれる慶應義塾大学に、1年半の勉強でどのようにして合格できたのか…。これから受験勉強に入る3年生にも、そして目標とする進路をめざす1、2年生にもきっと貴重な講演になるに違いありません。

「やってみんとわかんないっしょ」から講演会が始まりました。

 実話であり、本でも読み映画でも観ましたが、本人の講演会があることを

知り、ぜひ聴いてみたいと思いました。

 あっという間の90分で、塾の先生の思い、あふれる家族愛、学校の先生

対応(教員にとっては耳の痛い話もありました。)と、どの話も納得でき心

残る講演内容でした。

 特に、なぜそんなに勉強ができたかについて聴きたいと思いました。

 学習内容が定着するのは、2つあるそうです。

1 繰り返し何度も学習すること

2 心を揺さぶられる経験をすること、わくわくすること

 小林さやかさんは、慶應大学を目指した理由は、当時、嵐の櫻井翔さん

が同大学に通学していて、そこならイケメンで、頭のいい人がたくさんいる

から行ってみようと思ったとのこと。

 わくわくできることを見つけたら、勉強が楽しくて、楽しくて仕方がなかった

そうです。(1日15時間、勉強したそうです。)

 最後に、「わくわくすることを見つけてください」とおっしゃった小林さやか

さんの言葉が印象に残りました。

 「やってみんとわかんないっしょ」というチャレンジ精神「わくわくすること

を見つけること」という目標を関柴小の子どもたちにも、持ってほしいと心か

ら思った90分でした。 

日本はチャンスの国

 私(佐藤)は、3年間タイ・バンコク日本人学校(=以後 日本人学校)に3

年間、勤務させていただきました。その時のことを全校集会で、子どもた

ちに話をしました。話のダイジェストは、 

 ひとつ目は、バスです。当時、児童生徒数は、小中学校で約2,000名で 

す。(小1は9組までありました)登下校は、ほとんどがバス通で、その数97

台でした。子どもたちをバスまで送り届けるのですが、バスを探すのに一

苦労しました。さらに、排気ガスの量が半端ではありません。スモッグ状態

です。しかし、人の体は不思議なもので、何と、その排気ガスを吸い込ま

ないように鼻毛が伸びました。本当の話です。

 ふたつ目に、時々、子どもたちに注意を促す緊急放送があります。それ

は樹木の上方に潜んでいて、突然姿を現します。正体は、グリーンスネー

クです。目の前で、見ましたが、とてもきれいなエメラルドグリーンで、うっ

とりするような美しさです。その動く姿はまさに宝石のようでした。(咬まれ

ると、45分後に呼吸困難に陥って、命に関わることがあるそうです。)  

 タイの南部(ナコンシータマラート)に教員の研修で現地の小学校の視

察に行くことになりました。そこは、タイ現地の学校の現実が待っていまし

た。

 それは、「机、椅子、黒板はぼろぼろ」「筆記用具もままならない」「楽器

など教材が揃わない」「運動着もない」「プールもない」、日本の学校とは

比べものにならないくらいの学習環境でした。学校に行ける子どもはま

だ、幸せな方で、親の都合で働かされてる子どももおり、「日本の子どもた

ちは、本当に幸せだな。」と思いました。

 日本人学校には、タイ人の教員もおり、その方は大学時代、日本に留

学した経験から「タイは貧富の差が激しい。だから、生まれた時から貧しい

人は貧しい。お金持ちの人はずっとお金持ちなんです」とのこと。

日本はチャンスの国。がんばったら、がんばった分だけ自分に返ってく

る国。日本はチャンスの国です。

 子どもたちには、この恵まれている教育環境で伸び伸びと成長すること

を願うばかりです。

今日の給食

~七夕こんだて~

ゆかりごはん

手巻きの具(ツナマヨコーン・たまご・ハム・きゅうり1本)

手巻きのり

天の川スープ

七夕ゼリー

牛乳