こんなことがありました!

出来事

関柴小 安心メール登録のお願い(11月30日まで)

 11月30日までに登録をお願いいたします。

 急を要する情報をお知らせできない場合がありますのでご理解、ご協力

お願いいたします。

 登録については、スクールインフォメ ーションから 所属、学年、児童名、

PTA等も、あわせてお願いいたします。

  なお、令和7年1月より、お便りなど関柴小 安心メールで配信予定で

す。

 

スポーツマンである前に

 バンコク日本人学校(以後 日本人学校)でのこと。私(佐藤)は、サッカ

ー部の担当でした。日本人学校5年生とタイのナショナルチーム(以後 

タイチーム)5年生が試合を行うことになりました。そのタイチームは、かな

り強いということを聞いていました。しかも、そのタイチームは次の週、ヨー

ロッパ遠征が予定されているそうで、日本人学校の子どもたちにとって

は、相手が強ければ強いほど、サッカーの技術面で勉強になると思って

いました。でも、試合以上に勉強になることがありました。 

「サワッディーカップ(こんにちは)」

「サワッディーカップ(こんにちは)」 

 試合会場に入った瞬間でした。タイチームの子どもたちが次々に大きな

声であいさつをしてきます。このとき、

(今日の相手は本当に強い。)

 と肌で感じました。しかも、動きは機敏、集散が速い、まるで、すでに試

合が始まっているかのようでした。

 試合結果:0-8 

 日本人学校の完敗でした。おそらく、試合会場に入った時から勝負は

決まっていたのかもしれません。私は、試合内容よりタイチームから学ん

だことがたくさんありました。相手が『ナショナルチーム』だから、ではありま

せん。やはり、強いチームはサッカーの技術以外にもあいさつ、かけ足で

集合、話を目で聴く、整列の速さなど、ひとつひとつのことがしっかりでき

ているのです。 

「サワッディーカップ(さようなら)」

「サワッディーカップ(さようなら)」 

 帰り際に、タイチーム全員がビシッと整列し、大きな声であいさつしてき

ました。

 今、やるべきことをきちんとできるタイチームの子どもたちに「スポーツマ

ンである前に」を教えられた一日でした。