こんなことがありました!

カテゴリ:ミーティング

しかるVSほめる

 「しかる」ことも「ほめる」ことも実は、心も体も伸び盛りの子どもにとって

は、とても大切なことだと思います。

 子どもがいけないことをすればしかります。よいことをすれば、当然ほめま

す。これは、保護者にしても、先生にしても同じことです。

 しかし、日常のことなので、「しかり方」「ほめ方」をじっくり 考えることは難し

いのではないでしょうか。

「しかる」といっても、たいへん難しいテクニックだと思います。

 まず、タイミングです。それを逃すと効果どころか、逆効果になってしまうこ

とがあります。

 私は、その場でビシッとしかり、子どもが「自分が悪いことをしたから、しか

られた」と分かった時を逃さずにしかることがよいと思っています。

1 いつまでもクドクドと尾を引かないこと

2 ヒステリックにならないこと

3 前にしかったことまで、持ち出さないこと

4 反論したときは、打ち消さないで子どもの言い分を聴くこと

 子どもの気持ちになって考えて、子どもの目の高さまで下りることができる

ようなしかり方なら、それは素晴らしい、しかり方であると思います。よく「ほ

めて育てる」ということを聞きますが、ほめることを忘れてはいないでしょう

か。子どもは、ほめられれば一生懸命やります。親子で何を今さらと思わ

ず、ほめてみてください。ちょっとのことでも構いません。 こうして考えてみる

と「ほめること」「しかること」どちらも難しく、しかもタイミングが大切ではない

かと思います。

目で聴く

  「聞く:自然と耳に入ること」「聴く:聞こうとして聞く。注意して聞くこと」と

し、子どもたちが真剣に話を聴く態度を育てたいと考えています。

 入学式、始業式に「話は目で聴く」ことを伝えました。 

 子どもたちに期待することは、たくさんあります。その中で、小学生が聴い

て徹底できることは何だろうと考え、今年度は「話は目で聴く」としました。

 「目で聴く」は、小学校時代だけでなく、幼児期、中学校、高校、大人にな

ってからも、とても大切なことです。理由は目で聴くと相手の表情、何を伝え

ようとしているのかがより分かること、また真剣に聞く態度は、相手の信頼を

得ることにもつながります。

 私は、この「目で聴く」ことで、自分自身の向上はもちろん、互いに相手を

認め,勇気づけ、温かい人間関係を築くことができると考えています。 

 関柴小学校がスタートして2週間が過ぎました。子どもたちは「目で聴く」の

約束を守っています。そんな子どもたちに期待しかありません。

 そこで、保護者の皆様にお願いがあります。学校で「目で聴く」をがんばっ

てきた子どもは、家庭でお話しします。その時、保護者のみなさんに、子ど

もたちの話を聴いていただきたいと思います。お忙しいかと思いますが、子

どもたちが、いっぱい勉強してきた証です。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

チーム関柴 プレイボール

 16名の新入生をお迎えし、全児童95名で、令和6年度関柴小学校プレ

イボールです。

 全教職員が子どもたち一人一人のキャッチャーとなって、ボールを受け止

めていきたいと思います。中には、カーブ、シュート、またロサンジェルス・ド

ジャースの大谷翔平選手のように、ものすごいストレート、キレのあるスイー

パーを投げてくる子どもやビッグフライ(ホームラン)をかっ飛ばす子どもも

いると思いますが、しっかりと腰を据え、決して後ろに逃すことがないようが

っちりつかみ、ボールを磨いて子どもに渡し、時にはマウンドに行って励ま

していきたいです。

 これから、いろいろなことがあると思いますが、教職員一同、力を合わせ

て“しまっていこう”と子どもたちに声をかけ、さらに伸びるようサポートして参

りますので、保護者の皆様、地域の皆様のご理解、ご協力、よろしくお願い

いたします。