お知らせ

2017年9月の記事一覧

学校 2学期も学校訪問が始まりました

 2学期始業から約1か月、さわやかな日々が多くなりました。各小・中学校では、教育目標実現に向け、授業を始めとする教育活動に取り組んでいます。
 9月20日、2学期最初の学校訪問として、第三中学校の授業を参観しました。本市教育委員会指導主事4名のほか、県教育庁義務教育課の芦沢指導主事、会津教育事務所からも5名の指導主事の先生方にも参観していただきました。
 廊下や教室では、生徒たちの明るいあいさつに迎えられました。また、生徒の学ぶ意欲の高さには感心しました。各授業は、県教育委員会発行の「ふくしまの『授業スタンダード』」のチェックシートを基に、重点化を図った指導が見られ、生徒・先生方でよりよい学校をつくっていこうとする気概を感じました。
 来週以降、駒形小学校、第二こども園、すぎっここども園、第四こども園、豊川小学校、塩川中学校、関柴小学校、第一中学校の学校訪問を予定しています。そのほか、第二小学校、塩川小学校、第一小学校の公開研究会や学校からの要請訪問でも授業を見せていただきます。授業をよりよくしていこうとする先生方の意識の高さ、実践意欲に敬意を表します。
 
 

学校 いのちの尊さを学びました

 9月8日(金)、上三宮小学校において、第2回「著名人に学ぼう!喜多方っ子のための出前授業」を実施しました。講師に東京大学名誉教授・理学博士の水野丈夫先生をお招きし、5・6年生に「いのちのたんじょう」についての授業をしていただきました。
 水野先生は、「覚えよう、知識を得ようとするのではなく、『何だろうな』『どうしてかな』と考えることが大切」といつもお話しになります。子供たちは、画像や映像を見て、グループで考えを出し合い、生命誕生の神秘や命の尊さ、また、元をたどれば人類はきょうだいのようにつながっていることなどを学びました。授業の終わりに、ある児童からは「自分がどうやって生まれてきたか疑問だったけど、今日の授業でよく分かりました。」という感想がありました。水野先生、感動的な授業をありがとうございました。 
 次回の出前授業も、水野先生を講師に迎え、10月14日(土)授業参観日に、慶徳小学校の5・6年生に授業をしていただきます。
 
 
 

学校 こども園・保育所と小学校の連携の大切さを改めて実感!!

 8月21日(月)夏休みも残り少なくなったこの日、喜多方市の12のこども園と2つの保育所、そして全17小学校の低学年担任の先生方が一堂に会して「幼児教育と小学校教育の連携研修会」を開催しました。こども園に移行してからの開催は今回が初めてでしたので、多くの保育教諭等が参加しました。

 午前は、会津教育事務所の二瓶睦指導主事より、「特別支援にかかる園児・児童の実態と支援について」をテーマに講義をいただきました。参加した先生方からは、「エピソードに具体性があり、納得できました。」「分かり易いお話でスーっと入りました。」「インクルーシブ教育について、今までよりも深く考えることができる時間でした。」など、大好評でした。

 午後は、学区別の幼小合同グループに分かれて、事例検討会を行いました。事例提供者も参加者も、困り感や悩みを共有するとともに有効な支援方法を導き出す手法を実感することができました。

教育事務所の先生方からは、「このような連携研修会は、他市町村ではあまり例がなく、とても素晴らしい取組である。」と高い評価をいただきました。また、今回は、各園と小学校の先生方が交流を深めることができ、とても有意義な研修会でもありました。