お知らせ

2022年5月の記事一覧

令和4年度 小学校農業科 高郷小学校 田植え

 5月24日(火)高郷小学校で田植えが行われました。当日は天気が良く暑い中でしたが、子どもたちは元気いっぱいに取り組みました。

 初めに農業科支援員の武藤さんから、植える苗の特徴や植え方を丁寧に教えていただきました。5年生は初めて田植えを体験する児童もおり、真剣に苗を植えていました。6年生は昨年度に引き続き2回目の田植えということもあり、慣れた手つきで綺麗に行っていました。

 5年生からは、「難しかった。」や「楽しかった。」といった感想が多くあがりました。6年生からは、「お家で手伝っています。」や「昨年も植えたから簡単でした。」と田植えに慣れた様子でした。

これから苗が育っていく過程が楽しみですね。

 

支援員の武藤さんから田植えの仕方を教わる様子 楽しそうに活動する6年生互いに教え合いながら田植えをする5年生丁寧に田植えをする6年生

令和4年度第2回Q-U研修会

 第1回目に引き続き、会津大学文化研究センター教授 苅間澤 勇人 様を講師に招いて、令和4年度第2回Q-U研修会を開催しました。市内小・中学校から24名の教員が参加し、Q-Uの結果を活用した「K-13法」という学級経営に関する事例検討会の手法を学びました。

 「K-13法」は、ブレーンストーミングやランキング法、インシデントプロセス法、KJ法などで構成された13のステップに従って事例検討会を進めていくところから名付けられています。講師の苅間澤教授によれば、「学級担任(事例提供者)が苦痛を感じることなく、元気になる事例検討会を行うことができる」とのこと。参加した教員からは、「結果の分析方法を知ることができ、とても勉強になった。」「Q-Uのプロット表とインシデントを組み合わせて分析する手法を体験させていただいたことは、とても有意義だった。」などの感想が寄せられました。

東京大学名誉教授の佐藤学先生による教育講演会

 令和4年5月11日(水)に上三宮小学校を会場として、東京大学名誉教授の佐藤学先生による教育講演会を開催しました。4月から小規模特認校スタートした上三宮小学校。この日は、すべての学級の授業を参観していただきました。授業後には、佐藤学先生から直接御指導をいただくとともに、佐藤学先生と3名の授業者(佐藤順子先生、佐藤亜紀先生、阿部廉子先生)が意見を交換しながら、複式指導における新たな視点や可能性を共有することができました。

 教育講演会は、新型コロナウイルス感染予防対策のため参加者を限定して開催し、市内の小・中学校及び教育委員会から、50名の教員が参加しました。新型コロナウイルスの感染拡大により、第4次産業革命が加速度的に進行する中、世界経済フォーラム2020年報告によると、4年後の2025年には世界の労働の52%が機械化され、新たな労働の大半は、現在より知的に高度な仕事になると予測されているとのこと。佐藤学先生の言葉「予測困難な社会を生き抜く子どもたちには、より探究的で協同的な学びが求められている。」「子どもたちに何より必要なことは、協同的探究によって質の高い学びを創出するイノベーション(革新)である。」は、膨大なデータに裏付けられた説得力と力強さが溢れていました。

第1回学力向上研修会

 令和4年度第1回学力向上研修会を開催しました。市内小・中学校から22名の教員が参加しました。

 先日の第1回学校教育指導委員会と同様に、令和4年2月1日(火)に上三宮小学校で開催したオンラインによる講演会のDVDを視聴し、グループ協議を行いました。

 東京大学名誉教授の佐藤学先生は、講演を通して、授業や授業研究会が変われば子どもが変わることを強く訴えています。日本の教員に必要なことは、これまでの子ども観や指導観、教師観を含めた自分自身の実践を「変える勇気」なのかもしれません。

 本市の小・中学校に通う児童生徒の学力向上のために、本市の教員が「変化(change)」と「挑戦(challenge)」を合言葉に、学びの専門家として成長する姿を期待しています。

 参加した教員からは、「現職教育の授業研究…まさに伝統的な研修の形で行っているので、それを変えられるのか?と少し疑問。しかし、変える勇気が必要。」などの感想が寄せられました。

令和4年度第1回学校教育指導委員会

 令和4年度第1回学校教育指導委員会を開催しました。今年度は、市内小・中学校から14名の教員を学校教育指導委員に委嘱しました。

 第1回目は、令和4年2月1日(火)に上三宮小学校で開催したオンラインによる講演会のDVDを視聴し、意見を交換し合いました。現代の子どもたちが生き抜く21世紀型の社会構造(求められる職業等)においては、21世紀型の授業への転換が必要となります。東京大学名誉教授の佐藤学先生は、「学びの共同体」という理念の中で、授業や子どもの学びの質を高めるためには、「探究」と「協同」という視点での授業づくりが必要であり、一斉指導からの脱却や授業研究会の在り方についての再考を強く提唱しています。参加した教員からは、「毎日の授業の当たり前を見直す指標の一つとしたい。」「教師の意識をまずは変えることが必要だと感じた。」「共通の課題、ジャンプの課題での算数の授業を見ていたい。」などの感想が寄せられました。