お知らせ
子どもたちの健やかな成長を願って「体力向上・肥満防止事業」
喜多方市の子どもたちの課題の一つとして、肥満傾向の子どもが全国平均(県平均)よりも多いことがあげられます。そこで市では、昨年度から、会津大学短期大学部講師の渡部琢也先生にご指導をいただき、体力向上推進事業に取り組んでいます。従来の身長・体重のみの計測で肥満度を算出するだけでなく、体脂肪率・筋肉量・体水分量・基礎代謝量等、普段知ることのないデータを測定することで、自分自身の体格・特徴に関心を持ち、自ら体力向上の実践を図ることを目指します。
H29年度の推進校は、慶徳小(6/6実施)、第二小(6/13実施)、加納小(6/27予定)、第三中(6/30予定)の4校。2学期後半の2回目の計測で、子どもたちの身体組成がどのように変化するのか楽しみです。
「学校訪問」始まる
子供たちは、学習課題をとらえ、その答えを見付けるために、教科書にサイドラインを引いたり、ノートに書き出したりし、さらに互いに考えを述べ合って、学びを深めました。
その後の研究協議会では、先生方が4グループに分かれて、今日の授業について活発に意見交流をして、成果や課題を出し合いました。
本市の学校訪問は、1日訪問で全教員が研究授業を行う「指導訪問」と、午後に代表の教員が授業を行う「授業改善訪問」があります。今週は「指導訪問」で第一小、「授業改善訪問」で第二小、来週は「指導訪問」として熱塩小、第三小、山都小の授業を参観します。
訪問校の皆様には、お世話になります。よろしくお願いいたします。
今週は「メディアセレクト週間」実施中
さらに、6月、10月、2月の第1水曜日のある週には、テレビやパソコン、スマホ、ゲーム機等の使用時間を自分でコントロールする力を育てることをねらいとして「メディアセレクト週間」に取り組んでいます。今週の子供たちの家庭生活はいかがでしょうか。
メディア漬けの生活から、読書や学習、家族との会話やお手伝い等の時間を確保することで、豊かな心の育成や学力の向上にもつながっていきます。
「オフ・スクリーン」チラシ.pdf
豊かな実りを願って…
喜多方市内の小学校農業科の活動も、ほとんどの小学校で田植えや苗植えを終えました。
山都小学校では、近隣の耶麻農業高校の生徒の皆さんの指導をいただきながら田植えをしました。熊倉小学校では、ネギやスイカなど、学年ごとに決めた野菜の苗を植えました。第二小学校では、校長先生が田植えの手本を見せてくださいました。塩川小学校では、校長先生から「一粒万倍日」のお話があり、子供たちは豊かな実りを願って田植えをしました。熱塩小学校では、豊作を願う「どろんこ祭り」を行いみこしを担いだ後、全校児童で田植えをしました。関柴小学校では、3年生が小豆と大豆の種をまきました。
収穫は、夏から秋と様々ですが、みんなで協力し栽培活動を続け、農業科の目的である豊かな心・社会性・主体性を育んでいってほしいと願っています。
新規採用教員研修会
初めに、芳賀教育長より「信頼される教職員」についての講話がありました。信頼される教職員になるためには「感謝」「自尊感情」「目標」「理解」のキーワードを挙げて、具体的な行動の在り方についての話があり、新規採用の先生方は、そのために、「信念」「挨拶」「誠実」「礼儀」「笑顔」「約束」「連携」などを大切にしていきたいと意見交流しました。
その後、山口学校教育課長より「本市の学校教育の重点、指導の方針」について、金成主幹・指導主事より「学年・学級経営の在り方」についての講義、中村指導主事より「小学校農業科」の取組と「ソーシャルスキルトレーニングの手法を活かした集団づくり」についての講義・演習を行いました。
先生方からは、「明日から実践したい」「信頼される教職員を目指したい」「失敗からも学んでいきたい」「成長し続けたい」など、前向きな感想が寄せられました。新規採用の先生方には、本市の「新鮮」な新戦力として、それぞれのよさを発揮し、さらに力を高めていってほしいと思います。
第2回 喜多方市学校教育指導委員会
去る4月27日(木)、教育長より委嘱状を交付された新メンバー7名を含め、本年度の委員会の活動がスタートしました。本委員会の大きな活動に、指導訪問に参加し授業参観や研究協議をもとに研修を深めることがあります。
5月23日(火)に、第2回委員会を開催し、遠藤委員長(姥堂小学校長)より学校訪問の心得について講話をいただきました。そして、「同じ教育現場の仲間(共同研究者)として、授業者の課題を積極的に自分の課題として受け止め、お互いの指導力向上を図っていこう!」という共通の意識を高めました。いよいよ6月から今年度の指導訪問および授業改善訪問が始まります。1年間、本委員会をよろしくお願いいたします。
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田植え始まる
手植えのため、機械植えと違って、列が少々曲がっている箇所もありましたが、おいしいお米になるようにという子供たちの願いが込められた苗の列は、美しく、初夏のそよ風に揺られていました。
今週は、熊倉小、第二小、関柴小で田植えの予定です。
国語の授業改善に向けて
初めに、芳賀教育長より毎年本市の国語科指導力向上のために多くの示唆を与えてくださ
る佐藤先生への感謝と受講者への温かい励ましの言葉がありました。
小学校は平成32年度から、中学校は平成33年度から新しい学習指導要領が施行されますが、学習指導要領改訂に向けての国語科の授業づくりの在り方について、「主体的・対話的で深い学び」にするための学習活動の例や、小学校教科書の物語文の読み取りを例に、講義をいただきました。また、グループでの協議も行い、参加された44名の先生方も活発な言語活動をして学びを深めることができ、終了後の満足そうな笑顔が印象的でした。参加者の感想を一部紹介します。
「物語文では、コンフリクト(動機付け)の問いを提示することで読みを深めることにつながる」「違った視点から作品を読む楽しさを感じた」「多くの読みのポイントが参考になった」「正解でなく納得解や最適解を求めることが大切」「実生活に活きる学力を身に付けさせるための方法が見えてきた」「ほかの先生方にも伝達する」「国語の授業がやりたくなった」「エネルギーをもらった」「明日からの授業が楽しみ」…
第2回講座は、6月19日(月)、再び佐藤佐敏先生による講義等をしていただく予定です。
喜多方の子供たちの学力向上に向けて
初めに、芳賀教育長から「教師は授業の質的改善を、児童生徒は学ぶ構えを、家庭は家庭学習の環境づくりを、行政は条件整備をし、組織として物事に立ち向かう『本気のスイッチ』を入れていきたい。」という話がありました。
続いて、担当より昨年度の学力向上事業の成果と今年度の取組「学びの力パワーアップ事業」についての説明をした後、グループに分かれて、昨年度の実践の振り返りや今年度の取組の重点等について協議をしました。各校の実態に応じた取組について意見交流することで、参考になることも多かったようです。
また、今年度は、学力向上学校支援事業として、各小・中学校に補助金を配当し、教職員の研修など学力向上への取組に活用していただきます。子供たちの学力向上のために、教職員、保護者、地域、行政が一丸となってがんばっていきます。
教育委員会だより第6号を発行しました。
教育委員会だより第6号を発行しました。
今回は、市内幼稚園3園、小学校17校、中学校17校の卒園式・閉園式、卒業式の様子を掲載しました。
今年度は、これが最終号となります。次年度も喜多方市の教育をわかりやすくお伝えしたいと思います。
・教委だより№6.pdf