お知らせ

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令和4年度コミュニティ・スクール研修会

1 目的  学校が地域と一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校づくり」の方策について、「熟議」 の演習を通して、市内小中学校における円滑かつ効果的な取組の充実に資するとともに「熟議」を学校経営に生かす研修の機会とする。

2 期日  令和4年10月4日(火) 14:00~16:00

3 会場  喜多方プラザ小ホール

4 対象  小・中学校長または教頭

5    講師   安 齋 宏 之  氏(ふくしま学校と地域の未来研究所 代表)

6 演題  「地域とともに進める学校づくり~熟議を生かす~」

7 「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」における熟議を通して、各校で取り組む内容を洗い出し、精選した上で、学校評価につながる「より具体的な内容」を話し合うことができました。今後、各学校ので実施される学校運営協議会において、方向性を示す研修会となりました。

 

 

 

 

令和4年度第3回学校教育指導委員会

 令和4年度第3回学校教育指導委員会を開催しました。研修会では、「授業を創る」をテーマとして、学校教育指導委員が意見を交換しました。市内の小学校で実践された授業(授業改善訪問)について、教材観や実践の意図を共有した上で、「問い」を引き出す場面と「ジャンプの課題」を提示した場面をDVDで視聴しました。

 DVD視聴後には、授業を実際に参観した担当指導主事が、教師はどのような手法で「問い」を引き出していたのか、また、教師はどのように授業を展開し、どのような「ジャンプの課題」を設定していたのかについて、具体的に解説しました。

 後半の部では、1月に予定している学校教育指導委員会での提案授業に向け、学校教育指導委員が4人のグループになり、ブレーンストーミングによる意見交換を通して、アイデアを出し合いました。学校教育指導委員会では、委員自らが「協同的な学び」を通して、「変化」と「挑戦」を合言葉にしながら、授業改善に取り組んでいます

令和4年度 小学校農業科 熱塩小学校 種まき

 9月1日(木)熱塩小学校でカブと大根の種まきが行われました。熱塩小学校では、熱塩の野菜である「宇津野(うつの)カブ」という品種を毎年育てています。今年の種も昨年のカブから採れたものを使用しました。3・4年生の子どもたちは、担任の先生に種まきの仕方を教えてもらいながら楽しく取り組んでいました。

 畑では、他にもサツマイモや小豆、熱塩野菜の「カンドウカボチャ」を育てています。毎年収穫した野菜は、子どもたちが調理をして農業科支援員さんや近所の方にも食べていただくそうです。教頭先生からは、熱塩野菜の特徴や収穫祭について教えていただき、熱塩小学校の農業科について詳しく知ることができました。

 この日まいた種は、約90日後に収穫の時期を迎えます。収穫祭ではおいしくいただけるように育つといいですね。

 

 

令和4年度第1回幼児教育・小学校教育担当者連携研修会

 令和4年度第1回幼児教育・小学校教育担当者連携研修会を開催しました。市内の公立こども園から8名、私立幼稚園等から7名、小学校から16名が参加しました。

 講義では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が到達目標ではなく方向目標であることや、個別に取り出して指導されるものではないことを確認しながら、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」についての理解を深めました。

 幼小連携の参考となる取組の一つに幼児教育担当者と小学校教育担当者による「合同研修会」があります。「合同研修会」では、写真を見ながら参加者が意見を交換し、幼児の中に芽生えた「思い」や育ちつつある「姿」に迫ります。研修会では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりにしながら、真剣に意見を交換する先生方の姿が見られました。

 参加者からは、「小学校以外の先生方と話し合う機会は多くないので、よい研修となりました。」「幼稚園の先生方の話を聞いて、子ども一人一人の思いや願いを最大限に叶えてあげられるように、日々様々な工夫や準備をしていることが分かりました。」「合同研修会では、先生方の考えや思いがたくさん出てきてよい刺激となりました。このような交流も架け橋期をつなぐ者として必要な研修だったと思いました。」などの感想が寄せられました。

令和4年度 小学校農業科 加納小学校 田植え

 6月2日(木)加納小学校で田植えが行われました。当日は農業科支援員の方、保護者の方もご参加いただき賑やかな田植えとなりました。子ども達は泥まみれになりながら一生懸命田植えをしました。田植え終了後に伊達校長先生と吉田教頭先生から感想を伺いました。

校長先生:みんなで行う田植えは楽しいですよね。子ども達の楽しんでいる姿を見て私たちも楽しい田植えになりま

     した。

教頭先生:こうして種まきから田植え、稲刈りを体験できることは子ども達にとって良い経験になります。

先生方は素敵な笑顔で話されていました。

 稲刈りでも参加した皆さんの生き生きとした姿が見られることを楽しみにしています。

 

 

 

令和4年度 小学校農業科 上三宮小学校 田植え

 5月30日(月)強い日差しが照りつける中、上三宮小学校で田植えが行われました。当日は多くの農業科支援員の方にご参加いただきました。前半は高学年の子ども達が支援員の方と一緒に条板で線を引きました。支援員の方に誘導してもらいながら一時間程度で綺麗な線を引きました。後半は、全校生15人と支援員の方、先生方で綺麗に引いた線に沿って田植えを行いました。広い田んぼの中で積極的に活動している姿が印象的でした。

 田植え終了後、子ども達はキラキラした笑顔で「疲れたけれど、楽しかったです。」と元気に話していました。一生懸命に植えた苗が美味しいお米に育つといいですね。

 

 

 

 

 

 

令和4年度 小学校農業科 高郷小学校 田植え

 5月24日(火)高郷小学校で田植えが行われました。当日は天気が良く暑い中でしたが、子どもたちは元気いっぱいに取り組みました。

 初めに農業科支援員の武藤さんから、植える苗の特徴や植え方を丁寧に教えていただきました。5年生は初めて田植えを体験する児童もおり、真剣に苗を植えていました。6年生は昨年度に引き続き2回目の田植えということもあり、慣れた手つきで綺麗に行っていました。

 5年生からは、「難しかった。」や「楽しかった。」といった感想が多くあがりました。6年生からは、「お家で手伝っています。」や「昨年も植えたから簡単でした。」と田植えに慣れた様子でした。

これから苗が育っていく過程が楽しみですね。

 

支援員の武藤さんから田植えの仕方を教わる様子 楽しそうに活動する6年生互いに教え合いながら田植えをする5年生丁寧に田植えをする6年生

令和4年度第2回Q-U研修会

 第1回目に引き続き、会津大学文化研究センター教授 苅間澤 勇人 様を講師に招いて、令和4年度第2回Q-U研修会を開催しました。市内小・中学校から24名の教員が参加し、Q-Uの結果を活用した「K-13法」という学級経営に関する事例検討会の手法を学びました。

 「K-13法」は、ブレーンストーミングやランキング法、インシデントプロセス法、KJ法などで構成された13のステップに従って事例検討会を進めていくところから名付けられています。講師の苅間澤教授によれば、「学級担任(事例提供者)が苦痛を感じることなく、元気になる事例検討会を行うことができる」とのこと。参加した教員からは、「結果の分析方法を知ることができ、とても勉強になった。」「Q-Uのプロット表とインシデントを組み合わせて分析する手法を体験させていただいたことは、とても有意義だった。」などの感想が寄せられました。

東京大学名誉教授の佐藤学先生による教育講演会

 令和4年5月11日(水)に上三宮小学校を会場として、東京大学名誉教授の佐藤学先生による教育講演会を開催しました。4月から小規模特認校スタートした上三宮小学校。この日は、すべての学級の授業を参観していただきました。授業後には、佐藤学先生から直接御指導をいただくとともに、佐藤学先生と3名の授業者(佐藤順子先生、佐藤亜紀先生、阿部廉子先生)が意見を交換しながら、複式指導における新たな視点や可能性を共有することができました。

 教育講演会は、新型コロナウイルス感染予防対策のため参加者を限定して開催し、市内の小・中学校及び教育委員会から、50名の教員が参加しました。新型コロナウイルスの感染拡大により、第4次産業革命が加速度的に進行する中、世界経済フォーラム2020年報告によると、4年後の2025年には世界の労働の52%が機械化され、新たな労働の大半は、現在より知的に高度な仕事になると予測されているとのこと。佐藤学先生の言葉「予測困難な社会を生き抜く子どもたちには、より探究的で協同的な学びが求められている。」「子どもたちに何より必要なことは、協同的探究によって質の高い学びを創出するイノベーション(革新)である。」は、膨大なデータに裏付けられた説得力と力強さが溢れていました。

第1回学力向上研修会

 令和4年度第1回学力向上研修会を開催しました。市内小・中学校から22名の教員が参加しました。

 先日の第1回学校教育指導委員会と同様に、令和4年2月1日(火)に上三宮小学校で開催したオンラインによる講演会のDVDを視聴し、グループ協議を行いました。

 東京大学名誉教授の佐藤学先生は、講演を通して、授業や授業研究会が変われば子どもが変わることを強く訴えています。日本の教員に必要なことは、これまでの子ども観や指導観、教師観を含めた自分自身の実践を「変える勇気」なのかもしれません。

 本市の小・中学校に通う児童生徒の学力向上のために、本市の教員が「変化(change)」と「挑戦(challenge)」を合言葉に、学びの専門家として成長する姿を期待しています。

 参加した教員からは、「現職教育の授業研究…まさに伝統的な研修の形で行っているので、それを変えられるのか?と少し疑問。しかし、変える勇気が必要。」などの感想が寄せられました。