お知らせ
国語の授業力向上をめざして
授業後、参加者が五つのグループに分かれ、授業を振り返りながらよかった点や課題となる点などについて、話し合いました。
福島大学人間発達文化学類教授の佐藤佐敏先生からは、授業内容をすぐに画像化されたものを基に、ご指導をいただきました。読みの解釈の多様性、教材分析の奥深さについて、いつものように分かりやすくご指導くださいました。だれもが参加者となるジグソー学習の効果についても教えていただき、実りある研修となりました。
また、佐藤佐敏先生の研究室の学生7名も研究協議会に加わり、積極的に考えを伝えていることに感心しました。教師の卵の頼もしい姿をみて、現職の先生方もよい刺激になったことと思います。
今年度3回の講座でご指導をいただいた佐藤佐敏先生からは、多くを学ぶことができましたことを御礼申し上げます。また、授業を提供していただいた園部先生、準備等でお世話になった第二中学校の先生方、明るい挨拶で迎えてくれた生徒のみなさんにも感謝申し上げます。
参加者からの感想を紹介します。
「作品を様々な視点から読み、考えを交流している姿がすばらしい」「明確な根拠をもって生徒の意欲的な姿に心動かされました」「教材研究の深さがにじみ出ている授業」「研究協議会で、考えを述べ合うことで、共通点や相違点を明らかにしていくことができた」「研究協議が完全参加型となり心と記憶に残るものになった」「3回とも本当に実践に役立つ研修だった」「佐藤先生のお話を聞くと、授業ですぐに生かしたいと思い、やる気がわく」・・・ご参会の先生方、ありがとうございました。
県教育・文化表彰おめでとうございます
11月1日、県文化センターで表彰式が行われ、小島靖校長に表彰状が授与されました。同日、小島校長から芳賀教育長へ受賞の報告がされました。
また、併せて教職員の永年勤続者の表彰も行われ、喜多方市立小・中学校に勤務される8名の教職員が表彰されました。
山都中学校ならびに永年勤続の先生方の受賞を心よりお祝い申し上げます。
算数・数学のよりよい授業を目指して
文部科学省国立教育政策研究所学力調査官の佐藤寿仁先生を講師に、次期学習指導要領の方向性や全国学力・学習状況調査の結果から見えてくること、調査結果を活かした算数・数学の授業づくりについて、講義と演習を行いました。
市内の小・中学校から31名の先生方が出席し、熱心にメモを取ったり、グループで話し合ったりして研修を深めました。参加者からは、「学力調査の結果から、授業でどんな力をつけさせるのかを明確にして、授業構想や発問をどうするのか考えさせられた」「授業の終わりがしっかりと学習の価値が高まったり納得したりできる授業づくりをしたい」「子供のつまずきがどこにあるのか、苦手としているものは何かを読み取り指導していきたい」「板書の大切さを改めて感じた」などの感想が寄せられました。
この日の午前中、佐藤先生には第二中と会北中で数学の授業を参観していただき、指導・助言をいただくことができました。
児童生徒の学力向上に向けて
初めに教育長から、「学び」についての再確認と、学力向上を目指す取組の重要性についての講話がありました。
次に、学校教育課学力向上担当指導主事より、本市の児童生徒の学力・学習状況の現状と、学力向上対策について話をしました。
続いて、中学校区ごと、校長班と学力向上担当者班に分かれて、現状の把握と、今年度後半に向けた学力向上に向けた取組について協議し、成果と課題、さらに対策を共有することがました。
力の限りを尽くした陸上競技大会
大会に向けて、選手たちは目標を立てて、練習を重ねてきました。また、ご指導いただいた先生方には、児童の力を伸ばし、向上心を育てていただきました。ありがとうございました。
2学期も学校訪問が始まりました
9月20日、2学期最初の学校訪問として、第三中学校の授業を参観しました。本市教育委員会指導主事4名のほか、県教育庁義務教育課の芦沢指導主事、会津教育事務所からも5名の指導主事の先生方にも参観していただきました。
廊下や教室では、生徒たちの明るいあいさつに迎えられました。また、生徒の学ぶ意欲の高さには感心しました。各授業は、県教育委員会発行の「ふくしまの『授業スタンダード』」のチェックシートを基に、重点化を図った指導が見られ、生徒・先生方でよりよい学校をつくっていこうとする気概を感じました。
来週以降、駒形小学校、第二こども園、すぎっここども園、第四こども園、豊川小学校、塩川中学校、関柴小学校、第一中学校の学校訪問を予定しています。そのほか、第二小学校、塩川小学校、第一小学校の公開研究会や学校からの要請訪問でも授業を見せていただきます。授業をよりよくしていこうとする先生方の意識の高さ、実践意欲に敬意を表します。
小・中学校「適正規模・適正配置」に関する説明会を開催します
(クリックしてください ↓ )
「適正規模・適正配置」説明会開催お知らせ.pdf
いのちの尊さを学びました
水野先生は、「覚えよう、知識を得ようとするのではなく、『何だろうな』『どうしてかな』と考えることが大切」といつもお話しになります。子供たちは、画像や映像を見て、グループで考えを出し合い、生命誕生の神秘や命の尊さ、また、元をたどれば人類はきょうだいのようにつながっていることなどを学びました。授業の終わりに、ある児童からは「自分がどうやって生まれてきたか疑問だったけど、今日の授業でよく分かりました。」という感想がありました。水野先生、感動的な授業をありがとうございました。
次回の出前授業も、水野先生を講師に迎え、10月14日(土)授業参観日に、慶徳小学校の5・6年生に授業をしていただきます。
こども園・保育所と小学校の連携の大切さを改めて実感!!
8月21日(月)夏休みも残り少なくなったこの日、喜多方市の12のこども園と2つの保育所、そして全17小学校の低学年担任の先生方が一堂に会して「幼児教育と小学校教育の連携研修会」を開催しました。こども園に移行してからの開催は今回が初めてでしたので、多くの保育教諭等が参加しました。
午前は、会津教育事務所の二瓶睦指導主事より、「特別支援にかかる園児・児童の実態と支援について」をテーマに講義をいただきました。参加した先生方からは、「エピソードに具体性があり、納得できました。」「分かり易いお話でスーっと入りました。」「インクルーシブ教育について、今までよりも深く考えることができる時間でした。」など、大好評でした。
午後は、学区別の幼小合同グループに分かれて、事例検討会を行いました。事例提供者も参加者も、困り感や悩みを共有するとともに有効な支援方法を導き出す手法を実感することができました。
教育事務所の先生方からは、「このような連携研修会は、他市町村ではあまり例がなく、とても素晴らしい取組である。」と高い評価をいただきました。また、今回は、各園と小学校の先生方が交流を深めることができ、とても有意義な研修会でもありました。
算数・数学の指導力向上へ
倉田先生が教師となり、参加者の先生方が児童・生徒役となって算数と数学の2つの模擬授業を行いました。児童生徒一人一人が参加できるように、先生の質問に対して声を出して答えさせること、互いの考えを見合ったり、自分の考えを説明したりするための時間の確保、「いいですか?」「いいで~す」からの脱却のために立ち止まって考えさせる、覚えることは覚えさせるために声に出したり、書かせたりする、習熟の時間の確保等、児童生徒一人一人の主体的な学習、分かる・できる楽しさを実感させるための手立て・支援策が満載の授業でした。
模擬授業後は、授業の意図について説明があり、参加者からは多くの質問が出されました。また、授業づくりのポイント」や「より授業のイメージ」等、たくさんの資料もいただき、参加の先生方にとって、2学期からの授業に大いに参考になったと思います。
参加者からの感想を一部紹介します。
「教師のよい指示の仕方を体験することができた」「子供の学力向上は、やはり教師の授業力次第」「倉田先生のきめ細かな配慮が至るところから感じた」「私も生徒の言葉により耳を傾けて授業を組み立てていきたい」「中学校社会科の教師だが、他教科にも通じる部分も多く、勉強になった」
研修で学んだことを、自校の他の先生方にも広めていただき、学校全体で実践し、生き生きと学ぶ楽しさを感じている子供たちの笑顔を増やしていきたいですね。
夏休み中でも先生方は研修に励んでいます!
8月4日(金)市内17小学校の先生方を対象に「英語指導力向上力研修会」を開催しました。
まず、平成32年度から5・6学年で全面実施となる小学校の外国語(英語)の教科化に向けて、「外国語活動」と「英語科」の違いを含めながら、現行の「外国語活動」のねらいを再確認しました。特に、小学校では、コミュニケーション能力の素地を養うことと異文化理解が中心の内容であり、楽しい活動の時間となる材料が、身近にもたくさんあることが共有できました。
次に、「T-Tの効果的な指導法」として、ALTと学級担任との連携の大切さを学びました。細かい打合せの時間が取れなくても、ちょっとした工夫で意志の疎通を図ることができます。ALTに任せっきりにすることなく、担任の先生自ら表現を楽しみ、他の教科の時間とはひと味違う表情を子どもたちに見せていきましょう。
新任1年目の先生も社会奉仕体験研修
8月3日と4日、「初任者研修社会奉仕体験活動研修」として、今年度新規採用教員として、市内の小・中学校に配属となった3名が研修に参加しました。
3日は、中央デイサービスセンターで1名、塩川デイサービスセンターで2名が、高齢者の介護体験をし、福祉への理解を深めました。参加の先生からは「入浴や食事のお世話を通してコミュニケーションの大切さを改めて感じた。」「この体験を教育現場に活かしたい。」等の感想がありました。
4日は、喜多方の夏の恒例行事「喜多方発21世紀シアター」にボランティアスタッフとして参加しました。「ボランティア一人一人の力が大きな行事を支えている」「笑顔、和気あいあい、協力の大切さを感じた」「いろいろな年齢層の方や全国からの訪問者とふれあえてよかった」等の感想がありました。
都合により、ほかに1名が、7日に21世紀シアター、8日に中央デイサービスセンターで同様の研修を実施しました。
このたびの研修を受け入れてくださった社会福祉法人喜多方市社会福祉協議会様ならびに喜多方発21世紀シアター実行委員会様には感謝申し上げます。
教職2年目等の先生たちが学校以外でも研修しています
本研修の目的は、本市の地場産業であるラーメンの製造・販売を体験することで、さらに本市を理解するとともに教職員としての資質や能力を高めることを目的とし、7名の先生方が参加しました。
研修生は、ラーメンの製造と販売を体験しました。衛生への徹底管理や笑顔でお客様に対応することの大切さ、効率的な仕事の進め方など、学校での仕事にも大いに参考になったようです。研修後、先生方からは「製造から販売まで体験し、製品になるまでの過程がよく理解できた。」「細やかな気遣い、配慮がなされて製造・販売されていることに感動」「丁寧にやさしく教えていただきうれしかった。」「喜多方には全国に誇れる産業があることを子供たちにも教えていきたい。」などの感想が述べられました。
ご多用の中、快く研修を受け入れていただいた株式会社河京様には感謝申し上げます。
「喜多方市の学校教育」の具体的方策実践の共有を目指して
7月27日(木)夏休みに入って1週間。第4回学校教育指導委員会を開きました。
前半は、まず1学期の学校訪問について報告し合い、その意義と成果を共有しました。続いて「『学校指導要領解説 総則編』から学ぶ」と題し、学校指導要領改訂の基本方針について全員で再確認しました。特に、移行期間中における学習指導については、今後の学校訪問でも大切な内容ですので、有意義な研修となりました。
後半は、今年度の中心事業、「喜多方市の学校教育」にある具体的に取り組む事項について、自分の実践を紹介する活動に取りかかりました。どのような内容をどんな方法で教育ポータルサイトにアップしたら有効か、まだまだ試行錯誤の段階ではありますが、少しでも先生方の参考になり、子供たちの「生きる力」を育む一助になるような情報が提供できるようにがんばります。
安全・安心確保のために
また、収穫した作物の放射性物質測定検査も行っております。これからも、子供たちが、安全な環境で活動し、安心して収穫できるように努めてまいります。
夏休み中も、特設部活動やプールに来た児童や担当の先生の手により、きれいに除草された畑も見られ、暑さを忘れて清々しい気持ちになりました。
喜多方、福島県の代表としてがんばって!
訪問したのは、第一中陸上競技部6名、第二中新体操部4名、第三中卓球部1名、会北中相撲部5名と、各校の校長と顧問の先生です。
まず、選手一人一人が、県大会の結果と東北大会への意気込みを力強く述べました。
次に、教育長から「みんなを応援する人の声を刻み、心と技を鍛えていたことに自信をもって大会に臨んでください。また、めったにないこの機会を楽しむことも含めて、もてる力を発揮してがんばってください。」と激励の言葉がありました。
このほか第一中水泳部から1名が東北大会へ出場し、喜多方市からは総勢17名が福島県代表となります。
東北中学校体育大会は、水泳が8月7日から9日にいわき市で、陸上競技が8月8日から10日に青森市で、新体操が7月31日から8月2日に岩手県北上市で、卓球が8月3日から5日宮城県利府町、相撲が8月9日から11日に岩手県八幡平市で開催されます。
17名の選手の皆さん、喜多方の代表として、さらに福島県の代表として、精一杯の力を発揮してきてください。
算数が大好きになった!
子供たちからは、「算数が好きになった」「もっと数字のことを知りたくなった」「数字には不思議なことがたくさん隠れている」など、驚きと称賛の声が多く寄せられました。
この出前授業は、今年度5回を予定し、9月から1月にかけて上三宮小学校、慶徳小学校、関柴小学校で、東京大学名誉教授の水野丈夫先生による命の授業、高郷小学校で筑波大学名誉教授の谷川彰英先生による地名の面白さを学ぶ授業をしていただきます。
フッ化物洗口に関する説明会
福島県や本市のむし歯の現状と県の補助事業について、フッ化物洗口の安全性、実施している他県や本県他市町村におけるむし歯本数の変容、フッ化物洗口の方法等について、客観的なデータを基に、画像や実物を使って分かりやすく説明をいただきました。
市では、今秋ごろには意志決定する予定で検討を重ねてまいります。
魅力ある学校図書館に
小・中学校の学校司書は、この度、新たに3名が加わり、合計9名となり、先月末までに市内全ての小・中学校に学校司書が配置されました。
これまでも魅力ある学校図書館つくりをしていただき、学校図書館を利用する子供たちが増えております。これからも、学校・学校司書・市教委が連携を密にし、子供たちが、ますます本に親しみ、学習に活用しやすくなる学校図書館をつくっていきたいと考えております。
物語文教材での主体的・対話的で深い学びの授業づくりへ
佐藤先生は、小・中学校の教科書にある「だいじょうぶ だいじょうぶ」「風切るつばさ」「ごんぎつね」「故郷」を例に、「書き出し」を味わう読み、「沈黙(無言)」の意味を考える、「サブ・テクスト」(言外)の意味を考える、視点人物を考えるなどの読み取りの仕方を紹介されました。また、参加者どうしで話し合うことで、様々な見方・とらえ方に気付くことができました。
参加の先生方からは、「目からうろこ」「学び合いを充実させ、『正解』ではなく『最適解』『納得解』を見付けたい」「子供たちにもこの感動を味わわせたい」「実生活に活かせる授業にしたい」などの感想が寄せられました。
次回は、11月に授業研究会を実施し、佐藤先生に指導・助言をしていただく予定です。